幸せな教育とは「大切な体と心」の学びです。性(生)教育です。子どもたちにとっては小学校最後の学びです。 体の第二次成長から命の始まりを確かめます。胎児の成長を模型を使ってわかりやすく伝えます。そんな中で、思わぬ妊娠や望まれない妊娠により赤ちゃんを不幸にしてしまう現実があることを知った子どもたちは真剣な眼差しで聞き入っていました。 精通があり、生理があることは、イコール命をつくることができること!だからこそ、正しい知識を身につける必要があります。 また、思春期のいろんな気持ちを伝える手段にSNSがあります。スマホ所持率はかなり高いのが現状です。スマホも使い方によっては諸刃の剣となります。 最後に水野先生から 「自分の言葉で相手の目を見て気持ちを伝えることを大切にしてほしいです。」 「レッドハートであふれる自分!自分を大切にできる自分が、人も大切にできます!」 「いつでも相談できる人や場所をこれからも大切にしてください!」 とのメッセージが送られました。 「幸せな教育とはなんでしょう?」「幸せ」とは、「心身ともに健やかに成長をして、人を大切にして、自分のしたいことを思う存分できること」なのではないでしょうか。命の大切さを感じながら、「生きること」や「幸せな教育」な意味を考える45分間でした。 一人じゃないよ!社会教育団体新年合同懇親会での住之江区長の言葉より、 「若者を育て次世代に繋ぐために」をメッセージに話された区長さん! 昨年度の学校訪問の共通課題は「不登校とSNS」SNSで知り合った人は、見知らぬ人ではないという今の子どもたち!子どもたちの(大人もかな)スマホ依存症からの脱却を!そして、 子育てにおいて、産んだ瞬間に母親は不安になるという。それは母親はこの子を育てなければいけない、でも一人では無理という不安を抱き、いろんな人に助けてもらうことが子育てに必要という本能があるそう。にもかかわらず、昨今は核家族化が8割を超え、子どもに関わる大人の数が減り、頼る大人が少なくなったことで、母親の孤独感が増大しているとのこと。 世の中で一番多忙な人はだれか?それは子育て中の母親です。間違いないと思います。だからこそ、子育てにおいて母親の影響力は大きなものでしょう。でも、母親だけでなんとかしないことが大事!なんともできないと割り切って、どんどんまわりの力を借りましょう!学校もその一助を担います!反対に学校も同じで、担任だけでなんとかしないことが大事!すべての子どもを自分1人で育てられません。だから、「できないことは人の力を活用する力」が大人には必要なんです! 区長さんの言葉から大切なことを学ばせてもらいました。ここに参加した意味を見つけました!学びは自分からですね! 非認知能力とは?「92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て」(大川繁子 著 「実務教育出版」)より、 「子どもの発達」と聞いて、まず頭に思い浮かべるのが、「目に見える発達」でしょう。首がすわったり、歩いたり、言葉を発したり、オムツが外れたり。自転車に乗れるようになったら、字が読めるようになったり。親としても実感しやすい成長です。 もちろんこれらは大切な成長ですが、見落とされがちなのが「目に見えない発達」。ひと言で言えば、心の成長です。 自分のことが大切だと思える力(自己肯定感と言われるものです)や「自分は大丈夫だ」と思える力、最後までやり抜く力、自分を律する力。また、感謝する力、周りと協力する力、人の気持ちを汲み取る力。 こうした力は、目に見えません。点数がつけられるわけでもないし、「昨日よりもやり抜く力がついたわ」と、なかなか実感もできない。 けれどもこれらは、人間が幸せに生きるうえで、欠かせない力。「成績がいい」より、はるかに大切です。私は保育をする中で、子どもにはこうした力を身につけてほしいとずっと考えてきました。 「見えない発達」は、最近では「非認知能力」と呼ばれています。 桜小学校のめざす「3つの風船」は、まさにこの「非認知能力」です。 「自分も人も大切にする風船(力)」 「自分で考え、自分から動く風船(力)」 「失敗を恐れず、チャレンジする風船(力)」 これら3つの風船(力)は子どもたちが「自分から自分らしく」生きていくために必要な力です。「目に見えない力」だからこそ、まわりの大人はこれらの力を見ようと意識なければなりませんし、これらの力を育てるための努力をしなければなりません。手段は人それぞれでいいんです。目的(3つの風船を膨らませること)さえぶらさなければ・・・ ふつうを捨て、一緒に考える!?令和2年1月12日(日)ホリデーコラム117 「すぐやるチームをつくる たった1つの考え方」(池本克之 著 「三笠書房」)より、 モラル感覚が似通っている人はいても、まったく同じ人はいません。もしいたら、気持ちが悪いくらいです。 それなのに、上司が「ふつうはこう考えるだろ」「ふつうはこう判断して行動するだろ」と文句をいうのは間違っています。逆に部下が「上はことごとく自分のやり方にダメ出しをする」と不満を抱くのも間違っています。(中略) つまり、「他人は違っていて当たり前」なのです。そんな当たり前すぎる事実を、人はときとして忘れてしまいます。 結果、何が起こるか。自身がよいとする価値観の押しつけ合いです。他人が自分の思い通りに行動しないと、たちまち「君はおかしい。ふうつ、こうするでしょ」と、言い合いになってしまうのです。(中略) 部下に上司の価値観を理解させるのは難しいので、まず上司が部下の価値観を認識することが必要です。そのうえで、上司の思い通りにやらない部下に対して、怒りやイライラをぶつける前に、「どうすればできると思う?一緒に考えよう」と提案するのです。(中略) 「一緒に考えよう」のひとことは、上下の人間関係をよくする突破口になりうるもの。さらに部下のモチベーションを上げ、成長を促すことが可能になります。 改めて「ふつう」とはなんでしょうか?よく使うこの言葉。「ふつうは〇〇」それは、あくまで基準が自分。ダイバシティの世の中がますます広がる中、「ふつうの価値観」を見直しませんか?お互いの価値観を知り合い、お互いを認め合うことから、良好な人間関係が始まる気がします。これは、大人同士だけでなく、対子どもとでも同じです。子ども一人一人の価値観を認め、大人の価値観を押しつけることなく、子どもと一緒に考え、子ども同士をつなぐこと、子どもを信じることに徹することが大切です。 92歳現役保育士とは?「92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て」(大川繁子 著 「実務教育出版」)より、 「卒園するときには、自分のやりたいことに没頭し、自分の頭で考え、自分の能力を発揮できる力(自由に生きる力)と、それに伴う責任を持てる子になっていてほしい。」 こんな思いでつくりあげた保育園が栃木県足利市にある「小俣幼児生活団」です。その園で働く「92歳の現役保育士」が著者であり、そんな著者は今なお、こんな言葉を伝えています。それは、 「保育歴およそ60年、2800人以上の卒園生を見送ってきたけれど、「保育を極めた」なんてとても思えなくて。もっともっと、と思っていたら、気がついたときには90歳を超えていました。毎日、学びが尽きないのです。」 「すごい」の一言です。 一気に読破し、真の子育ての考えや姿を目の当たりにして、興奮しています!追って紹介していきたいと思います。 |
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