4年 お茶席体験学習 その1
4年生は、鷹合更生保護女性会の方々に来ていただき、和室でお抹茶を立てていただく、体験学習をさせていただきました。
和室のお部屋がある家庭も少なくなり、ましてや正座で過ごすこともほぼない現代の私たちの生活様式です。日本の伝統文化である「お茶席」を、鷹合にある和室で経験させていただける貴重な学習です。 教室の方で、お点前のお茶のいただき方や、お茶碗の作法などを教えていただいてから、和室の方に向かいました。入り口で正座をして、お招きいただいたご挨拶をしてから、お席に進みます。映画「日日是好日」の多部未華子や黒木華が、初めてお茶席を経験するシーンとそっくりな様子でした(笑) お軸とお花についての説明をしていただきました。お軸の「和をもって貴しと為す」という意味は、「心をおだやかにして、相手を敬うこと」、そして、お花は「梅・水仙・椿・南天」の今の季節の花と教えていただきました。ふだんの和室が、凛とした空気感のある場に変わっていました。子ども達も、きりりと背筋を伸ばして、お行儀よく座っています。 お茶をたてていく様子も見せていただきました。子ども達は、美しい袱紗捌きの所作などに見入っていました。 4年 お茶席体験学習 その2
お抹茶をいただく前に、お菓子をよばれました。「たこやん」という名のたこ焼きによく似たお饅頭です。おいしくいただきました。
それから一人ひとりに、点てたお抹茶が運ばれてきました。ちゃんとご挨拶をしていただき、横の方に「お先でございます」と伝えてから、両手でお茶碗を持ちます。右手で持って左手を添えます。正面の模様に口をつけないために左手に置かれた茶碗を右手で添えながら二度ほど時計回りに回します。そして、二、三口で飲み切ります。最後は、抹茶をスッと音を立てて吸います。 廊下では、次々に子ども達にお茶を運ぶために、寒い中で点ててくださっています。 4年 お抹茶体験学習 その3
更生保護女性会の方々に助言をしてもらいながら、一人ひとりがお抹茶をいただきました。お作法が難しいので、ドキドキしながらも、お抹茶を味わっていました。
お抹茶の点て方を体験させてもらった児童もいました。茶筅の扱い方を教わりながら、集中して点てていました。 最後に代表が、貴重な体験をさせていただいたお礼をいって、体験学習が終了しました。 お座布団があるとはいえ、慣れない正座にしびれて立ち上がりにくそうな子どももいました(笑) 日本文化に触れるいい体験学習でした。鷹合更生保護女性会の方々、準備から何から本当にありがとうございました。 今日の給食 1月27日(月)
本日の献立 ・ポトフ
・カレーソテー ・パン ・桃のクラフティ ・牛乳 今日から6年生は、「校長室ランチ」が始まりました。卒業式まで今日で「ラスト36」です。1年生での「がっこうたんけん」以来の校長室に、緊張していたようです(笑)。校長先生と、いろいろなよもやま話をしながら楽しく会食し、小学校の思い出の一つにしてほしいものです(^O^) 児童朝会 1月27日(月)
一年で一番寒さが厳しい時期のはずなのですが、暖冬の今年。例年でしたら出しているストーブですが、今年はまだ出番がありません。
さて、今朝の朝会のお話は、教頭先生による「給食週間」についてでした。 「日本での学校給食は、今から130年ほど前。明治22年に山形県鶴岡市の小学校で、お弁当を持って来られない子ども達のために始まりました。その時の献立は、おにぎり・焼き魚・漬物でした。 けれども、今から75年ほど前、外国と激しく戦争をしていた日本は、食料が不足し、給食も中止されました。日本のあらゆる所が焼け野原となり、家も食べ物もほとんど無くなりました。その当時、栄養の足りない子ども達がたくさんいました。戦争が終わって、世の中が落ち着き始めた昭和21年12月24日から、中止されていた学校給食がまた始まりました。 この12月24日を給食記念日としていましたが、この日は冬休みになっている学校が多いので、1か月後の1月24日からが全国学校給食週間になりました。みなさんの給食は、育ち盛りのみなさんに必要なものばかりです。みなさんのために給食に関わっていただいている方たちに感謝し、自分の成長を考えて、毎日給食を味わって食べてほしいと思います。」というお話でした。 |