学習指導要領には・・・![]() ![]() ? 令和2年2月2日(日)ホリデーコラム125 学習指導要領の総則はけっこういいことが書いています。たとえば、以下のように。 「思考力,判断力,表現力等を育むとともに,主体的に学習に取り組む態度を養い,個性を生かし多様な人々との協働を促す教育の充実に努めること。」 これと理不尽な、あるいは合理的な説明が困難な校則(きまり)や生徒指導等は、整合がとれないのではないでしょうか? 「あれしてはいけない!これしてはいけない!」「ああしなければならない!こうしなければならない!」など、ルールで縛れば縛るほど、子どもが自分で考えたり、自分で決めたり、自分から動いたりする力(主体性)は育ちません。一人一人が自分を大切にして、人を大切にすることで、お互いを認め合えることが安心できる居場所づくりにつながると思います! 「3つの風船」を子どもも大人も、自分から自分らしくふくらませましょう! 自立するために!![]() ![]() 心と体の研究所ブログ「リスクを負う覚悟や勇気を奪う学校教育。」より、 主体的に行動するときに、必ずリスクが伴ってきます。新しいことに取り組む、目標に向かう時には、あたりまえにリスクが生じます。 でも、学校、または学校の先生は、このリスクをできるだけ回避しようとします。 当然、子どもたちにもリスクを避けることを教えます。 「そんなことしてたら危いでしょ」 「そんなことしてたらいい高校に行けないよ」 「そんな夢みたいなことやってる暇があるなら勉強した方がいい」 進路選択のときは、冒険や挑戦をしようものなら、それを修正しようとします。学校の先生たちは、それが当然で、安全、安心が最優先です。 これも大切なことですが、そこまで安全、安心を優先するのは、自分たちがそうやってきたからです。 そうやってきた人たちの多くが学校の先生になるからです。(中略) サッと手を差しのべる先生、転ばないようにしてあげる先生ばかりです。 するとどうなるか? よい子になります。 親や先生の言うことを聞く、よい子です。 でも自立はしません。 親や先生がいないとダメです。 人に頼ります。 人のせいにします。 それが大人になり、親になり、学校の先生にもなるのです。 主体的とは、この真逆です。 転んだ子どもを見守ります。 自分で立ち上がるまで待ちます。 立ち上がれないのなら、声をかけます。 立ち上がれないのなら手伝うよって。 お願いしますって子どもが言います。(中略) すると、自立した主体的な子どもになっていきます。 生意気かもしれません。 反抗するかもしれません。 だらしないかもしれません。 でも、自律、自立しています。 頼りません。 親や先生がいなくてもいいです。 自己選択、自己決定、自己責任が育っていきます。 (中略) 言われる前に、やってしまう。 やってしまえば、親からの批判はでない。 でも、子どもの自立をうばう。 リスクを負う覚悟や勇気があれば、今の学校教育はこんなことにはなっていないでしょう。 本質は何か?そこへ向かうリスクを負う覚悟、勇気はあるか?新しいことに取り組むときのリスクは? だから、間違いだらけの学校教育なのです。 「主体的」は次期新学習指導要領のキーワードのひとつです。自律した主体的な子どもにするためには、敷かれたレールに乗せるのではなく、自分でレールを敷かせることです。そのためにも、「自分で考える力」や「自分から動く力」が必要です。リスクを負う覚悟や勇気とは、「失敗を恐れないこと」です。 桜小学校のめざす「3つの風船」はまさに、子どもたちの主体性を育て、「自律」を促す目標です! |
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