保健だより１２月を配布文書よりご覧いただけます。

タブレットで単語ドリル。英文の読み方も練習できます。

１１月２９日金曜日６時間目は、教員の授業力向上のための校内授業研究を行いました。２年４組の生徒のみ６時間目を実施し、他の生徒は５時間目で下校しました。ICTのを利用する研究授業で、２人にひとつのタブレットを使って、生徒たちは積極的に学習に取り組んでいました。
インターネット環境等にまだまだ課題がありますが、本校でも生徒の学習に効果的なICT機器の活用を推進してゆきます。

11月の終わりにしてはまだ気温の高い日がありますが、朝夕には冬を思わせる冷たい風が吹きます。
校長先生のお話の一部：
先日大阪市内の小学生がSNSで知り合った大人に連れ去られるという事件がありました。幸い小学生は無事に家に帰ることができて、本当に良かったです。SNSは、使い方によっては皆さんの人生を台無しにしてしまう、または命を奪われてしまう可能性もある危険なツールだということをしっかり理解してください。悪いことを企む人は巧みな言葉で子どもを安心させたり、信用させたりします。皆さんの中にもSNSを使っている人は多いと思いますが、安易な書き込みをしたり、絶対に知らない人と会う約束をしてはいけません。
身近な場所で起こった事件を教訓にしてほしいと思います。

1，2年生の5時間目総合は「目の健康教室」。学校眼科医の木内先生にお話をしていただきました。
〇コンタクトレンズの種類や特徴、使用上の注意について、詳しい説明がありました。
　ポイントは、
　１．装着時間（12時間がめやす）を守り、なるべく帰宅したら眼鏡にする。
　２．使用期間を守る。（2ウィークレンズは１４回使用可能ではなく、２週間が使用の期限であること）
　３．使い捨てでないもののレンズケア（保存液にお金がかかるからと言って、水道水や唾液で間に合わせないこと）
　４．病院での定期検査を受けること。

正しく使用しないと、目のトラブルが起こります。ひどい結膜炎になったり、角膜びらん、角膜潰瘍など、なかなか治らない深刻な病気になることも珍しくありません。

〇色覚の特性
　２０人に1人の確率で、色の判断に困難があります。例えばカレンダーの休日の「赤」が平日の「黒」と見分けがつかない、という様な不便があります。
　これは病気ではありませんが、職業選択に一定の制限があるので、自分の特性を知るために、心当たりのある人は、必ず検査を受けてください。

成長期のみなさんにとって、「眼」の健康は常に意識してほしいことのひとつです。
木内先生のお話を忘れずに毎日を過ごしましょう。