修学旅行2日目まとめ2日目、広島は今日も天気に恵まれ、気持ちの良い朝を迎えました。高台にあるホテルにある朝食会場からは、広島の街並みが一望でき、子どもたちは街の様子や、その街を囲む山の様子をながめながら食べていました。 食べ終わると、荷物の整理と、部屋の片付けをすませ、2日目最初の活動地である原爆ドームへ向かって出発です! 原爆ドームに着き、全員で集合写真を撮った後、各班ごとに活動します。原爆ドームについて書かれている看板の説明を見たり、原爆の子の像の前へもう一度行き、捧げてある千羽鶴の様子を見るなどして、昨日に引き続き学びを深めました。 次の活動は、保田学園のみなさんとのふれあいです。校長の保田隆さんや、生徒のみなさんとは、様々な活動を通じてつながりがあり、毎回修学旅行でもふれあってきました。今回は学校へ伺いふれあいます。到着すると、生徒のみなさんが待ってくださっていて、まずお互いに黄色い画用紙の自己紹介から始まります。 最初のふれあいタイムは、折り紙を使ったこま作りです。3枚の色紙を折っていき、それを組み合わせて作ります。複雑な折り方に子どもたちが困っていると、保田学園の生徒さんが「こうやって、折るよ」と優しく教えてくださり、自然と距離も縮まっていきました。 次は、じゃんけん列車です。勝ちにこだわる大空のリーダーは、年上の生徒さんたちにも立ち向かっていき、白熱した勝負も、最後に勝ち残ったのは大空のリーダーでした。 そして、最後のふれあいタイムは、お互いの学校で大切にしている「音楽」を通してのふれあいです。はじめに、大空のリーダーが「宝島」を合唱します。そのきれいな歌声に生徒のみなさんから、大きな拍手をいただき、みんな笑顔になっていました。2曲目は「Believe」を生徒のみなさんと一緒に歌い、3曲目は生徒のみなさんが「パプリカ」歌ってくださり、途中、大空のリーダーも飛び入りでダンスに参加するなど、音楽を通じてみんな楽しくふれあうことができました。その後、昼食も生徒のみなさんと一緒に食べて、保田学園を後にしました。 修学旅行最後の活動は「デイサービス・あんしん」の方々とのふれあいです。あんしんさんに到着すると、道化師の衣装を着た、おじいちゃん、おばあちゃんたちが出迎えてくださり、「道化師のギャロップ」を鈴、タンバリン、シンバル、鉄琴、小太鼓、大太鼓をリズムに合わせて演奏してくださいました。子どもたちも、リズムに合わせて体を動かし、ふれあいが始まります。 最初のふれあいタイムは、あんしんチームと大空チームで分かれて缶積みゲームです。高く積み上げた缶が倒れる度に子どもたちは大盛り上がり!!接戦の末、大空チームが勝利しました。 次に「音楽」を通したふれあいです。大空のリーダーから1曲目に「宝島」を歌い、2曲目に「ふるさと」を一人ひとりがおじいちゃん、おばあちゃんの横に行って歌います。子どもたちの歌声に感動し、涙を流しながら聴いてくださる方もいました。3曲目は、あんしんの方々が「東京五輪音頭」と「好きになった人」をまた来て欲しいという思いを込めて、歌ってくださり、ノリノリで踊ってくださったあんしんの方々の姿を見て、子どもたちも大盛り上がりでした。 最後にふれあってくださった、あんしんの方々にリーダーが作ってきたプレゼントを渡し、一人ひとりと握手をかわしてお別れしました。帰る時に外まで出てきてくださり、手をふって見送ってくださいました。 広島でのすべての活動を終え、大阪へ帰る時間です。子どもたちは「まだ、帰りたくない!」と名残惜しそうにしていました。広島駅から新幹線、地下鉄を乗り継ぎ学校にたどり着いた頃には、外はもう真っ暗です。遅い時間にも関わらず、サポーターの方々や教職員が「おかえり!」と言って出迎えてくださり、それまで疲れた表情だった子どもたちも、一気に笑顔や安心した表情になりました。 帰校式では、今回広島で学んだことを、今後の学校生活や将来に活かしていこうとみんなで確認し合い、修学旅行を終えました。広島で、出会い、ふれあってくださったみなさん、ありがとうございました! 【コミュニティ部】 修学旅行2日目パート2修学旅行2日目パート1子どもたちみんな元気です。 修学旅行1日目まとめリーダーがずっと楽しみにしていた修学旅行。今日から1泊2日の日程で広島へ向かいます。 今回の修学旅行のテーマは「広島で平和を学び 戦争のこわさを知り 広島の人たちと ふれあおう」です。 朝、7時15分に講堂に集合し、出発式を行います。出発式には朝早くにもかかわらず、多くのサポーターの方々がお見送りに来てくださいました。 出発式では、今回のテーマをみんなで確認し、6年間つねに意識してきた、“たった1つの約束”と、“4つの力”を最大限使って、修学旅行を成功させようとみんなで確認します。 「行ってきます!」と大きな声であいさつをし、たくさんのサポーター、教職員に見守られながら、いよいよ出発です! 地下鉄の長居駅から新大阪駅に向かいます。電車の中では、1年生の時から意識してきた“0の声”を実践し、通勤時間帯の混雑した中でしたが、子どもたちは新大阪駅まで“0の声”を意識し続けていました。 新大阪駅で新幹線に乗り換え、いよいよ広島に向かいます。「新幹線に初めて乗る!」という声や、「どの種類の新幹線やろう?」、「シートってどんな感じやろう?」など、乗る前からワクワクしている様子です。 新幹線の中では、トランプやウノをしたり、窓からの景色を楽しんだり、持ってきたお菓子を見せ合って食べたり、それぞれの時間を楽しんでいました。 広島に到着すると、新幹線から電車、船、を乗り継いで、宮島へ向かいます。宮島では、厳島神社を見学したり、宮島の商店街を散策しました。人の多さと、初めての土地での班活動で、道に迷ったり、時間ギリギリになってしまう子もいましたが、みんなで協力し合いながら活動しました。 昼食は広島名物の広島焼です。大阪で食べるお好み焼とは一味違う広島焼をみんな「おいしい!」と言いながら、味わって食べていました。中には、「おかわりが欲しい!」と言う子もいるくらい大人気で、思い出に残る昼食の時間になりました。 宮島での活動を終えると、次は広電に乗り継いで、原爆ドームと原爆資料館へと向かいます。電車の中では、朝からの活動の疲れでほとんどの子が寝ている状況でした。 原爆ドームに到着し実際に原爆ドームを目の前にすると、みんないっきに表情が変わります。当時の物や写真など戦争の悲惨さにふれて、子どもたちはいろいろなことを感じとっているようで、しおりにたくさん書き込んでいました。書いたことは、この後、夜のミーティングで伝え合います。 その後、外国の方との交流で、たくさんの外国の方とふれあいます。原爆ドームや資料館に来れれた、たくさんの外国の方に英語で話しかけます。みんな最初は恥ずかしがりながらも、自分から英語で話しかけることにチャレンジしていました。 平和記念公園での学習の最後に、原爆の子の像の前で、千羽鶴をかかげ、平和への願いをこめて「宝島」をみんなで歌いました。子どもたちのやさしい歌声に、周囲で聞いていた方々も拍手をくださり、とてもあたたかな雰囲気になりました。 これから宿泊する「神田山荘」に向かい、夕食、語り部さんとの平和学習、ミーティングなど、まだまだ子どもたちの学びは続きます。 1日目、全員元気に活動することができました! 【コミュニティ部】 修学旅行1日目パート6 |