どれにしようかな?今日の「走れ走れ大会(1年と4年)」の裏側で、2階の会議室では、大人の蔵書プレゼント大会が開催されています! 何人もの保護者や地域のみなさんが訪れ、本の世界を旅されていました。 まだまだ本はあります!来られたついでに教室ものぞいてください。子どもたちはたくさんの大人と学びたいと思っています。子どもが安心できる空間づくりにぜひお力添えを!お待ちしています。本日は12時までの開催予定です! 次回は2月14日(金)6年生の走れ走れの時を予定しています! 新しい自分発見!今日はスペシャルゲストテーチャーの方による「日本の伝統音楽体験!」です。 地域の方による「尺八」と「琴」のお師匠さんとともに本物を学びました! はじめに宮城道雄さん作曲の誰もが知る「春の海」の演奏を聴かせていただきました。宮城さんは明治生まれで全盲の方でした。しかし音楽の才能にあふれ、目は見えないけれど、海の輝きや波の音、鳥の声が浮かはれ、その光景を表現したのが「春の海」です。 次に、奈良時代に、中国から日本に来た楽器で初めは貴族の楽器でしたが、江戸時代以降は庶民の楽器となり、現代にも受け継がれている「琴」の体験です! 全部で13本の糸からなるこの楽器にチャレンジした子どもたち!姿勢、体の向き、3本の指の弾き方など、初体験を楽しむ子どもたちでした! なかなかこうした体験は学校だけではできません!子どもたちは様々な体験を通して、自分を見つめ、新しい自分を発見します。学校はそんな未来を見つめる場所でなくてはなりません!そのためにも様々な大人が関わり、様々な生き方にふれることができる学校、学びの場を広げていきたいですね。 お二人の講師のみなさま!本当にありがとうございました! みんなが安心できるために!命の始まりについて、水野先生と学びました。 みんな命の始まりは点。そこから、お母さんのお腹の中で大きくなります。生まれてきて、たくさんの大人に抱っこされて育ちつことを学びました。 また、最後には、レッドハートとブラックハートの話を聞きました。レッドハートであふれるクラスや桜小学校にしようねと、水野先生からメッセージをもらいました。 学びは楽しい!午後は子どもの学びの姿から大人の学びへつなげます。 最初にホワイトボードミーティングについて研修を受けてきた教員から方法の伝授です!「発散」から「収束」から「活用」の話し合いの流れを全員で確認した上でミーティングスタート!各グループとも活気ある話し合いになりました。 「物語作品のテーマを考えさせるためには?」 「自由な空気の中、会話のキャッチボールができていた」 「自分の言葉で伝えることの大切さ」 「わかりやすく伝えるための系統性があれば」 「身につけたい力と学び合いが一致するには」などなど、話し合いに終わりはありません。 今日ある保護者の方からこんな質問がありました。「本人がピアノを習いたいと言い出したのに、自分から練習しないんですよ。どうしたらいいですか?」私は答えました。「子どもが自分からしたい、しようと思わない限り、いくらまわりが言っても同じですよ。」「なぜピアノを習いたいと思ったのか、その動機(目的)がはっきりすれば、子どもは勝手にやり出しますよ。」 つまりは「何のために学ぶのか?」ここが大事です。私たち教員の学びも同じ。「なぜ学び合いなんですか?」「何のために学び合いをするんですか?」この目的を明確にして、共有することが大事です。今年度までの学びが来年度につながる学びになるように、一人一人の「学びは楽しい!」を追求しましょう! あっぱれ!今日は大人の学びである研究授業でした。子どもたちも少し緊張気味かと思いきや、グループ対話が始まると、他のグループの声で聞き取れないこともあるくらい、活発な意見交換でした。 物語に散りばめられた疑問について、みんなで意見をつないでいきます。自分たちの話し合ったことを伝えて、質問をみんなに投げかけ、またそれについて話し合ったことを返す。しかも、それだけに終わらず、質問者は返答されたことへのお礼や感じたことを伝える。まさに相互の意見共有ができていました。 こうした学びは、例えるなら「ピンボール授業」打ち出された一つのボール(意見)がみんなのエリアにはいるやいなや、あちらこちらで弾きあい、共鳴し合う。教師サイドのすることは、的確に子どもの考えを拾い上げ、つなげることです。子どもたちの弾きあった(つなぎあった)考えを板書でまとめるのは難しい作業ですね。 最後に先生が「他のクラスでも同内容で授業をしましたが、まったく違う意見が飛び出しました。」と言葉通り、教師が引いたレールに子どもたちを乗せるのではなく、子どもたちが学びたいことから、授業をつくることは、教師サイドの予想をいい意味で裏切ります。だからこそ、事前の教材研究がより大切になりますね。 イキイキ学ぶ、物怖じしない子どもたちの言動にあっぱれでした。 |
|