団らんを『つくる』 〜5年生家庭科〜一学期にはご飯と味噌汁をつくり、自然体験学習ではカレーを作りました。 今年から取り組んだ、新しい教科家庭科。 それぞれの実習で、「楽しい」だけではなく、役割分担し、「責任」をもって段取り良く進めなければうまくいかないことを学んできました。 また、自分たちが調理をすることで、苦手だったものが食べられるようになったり、作ったものをみんなで食べることで明るい空気になったりしていました。 今回のテーマは『手軽にお茶会』 メニューは白玉団子。 普通は白玉粉に水を入れて作りますが、スペシャルレシピで取り組みました。 白玉粉に木綿豆腐を入れてつくります。 そして、みたらしあんも自分達で作りました。 「お店で売っているみたらし団子よりも美味しく作る!」と意気込んで作ったみたらし団子。 全体を見るリーダー、準備リーダー、タイムリーダーや片付けリーダーの役割を決めて責任を持って取り組みました。 みりん、砂糖、醤油でつくる、みたらしあん。 作っていると、 「いい匂いがする」 と他のクラスの子ども達が家庭科室の廊下側の窓に鈴なりです。 出来上がったみたらし団子を食べると、豆腐やおもちが苦手な子も「食べれたよ!」と、言う声や「家でも作ってみる!」「美味しかった!」と笑顔を見ることができました。 そして、片付けタイム。 手際良くつかったものを片付けていきます。 片付けの中で、こんな学びが。 団子をさした竹串。 竹串はそのまま捨ててしまうと、ゴミを集めるときに袋からとび出て、手を怪我してしまうことがあるということ。 今回は、牛乳パックの中に入れてから捨てました。 友だちと協力して作った白玉団子。 そして、実習の中で見つけた友だちの良さや優しさと団欒のよさ。 この実習を、これからも生活の場面でも生かしてもらいたいと思います。 『いのち』にふれる 〜1年生生活科〜「芽がな、プニプニしてんねん。」 「先っぽが紫だよ!」 観察しながら絵を描いています。 そして、 「すごいたくさん生まれてきてる」 と、わいわい話しています。 どうやら、球根です。 芽がたくさん出ているのを見て生まれてきてるって言ってるのかと思って聞いてみると、 「違うねん。たくさん雑草生まれてくるから、球根の栄養取られないように草抜くねん。」 細かい雑草がたくさん。 ひとつひとつ丁寧に取っていきます。 小さな雑草をひとまとめにしていた子が一言。 「球根にはあかんけど、かわいそうやなぁ。」 この球根が花をつける頃には1年生はお兄ちゃん、お姉ちゃんとして新しい1年生を迎えます。 あたたかく、やさしい2年生になってね! 磁石って不思議?!〜3年生理科〜磁石と鉄の間に物や水を挟んだり、空間を空けたりすると、どうなるんだろう? 予想をたててから、実験をしてみると… 「わぁ!」「すごい!」 自然と出た言葉とともに、磁石の不思議を知ることができました。 1月の山之内トレーニング正しい座位姿勢をつくるために骨盤の位置を整えて、背骨がまっすぐになるトレーニングをしています。 授業中、背中が丸くなったり、机に肘をついたりしないように、背中の筋力をきたえましょう。 ほんものとの出逢い 〜5年生ラスト校外活動〜読売新聞へ社会見学へ行きました。 これまで、情報の学習を社会科で進めてきました。 現代は情報に溢れています。 新聞、テレビ、スマートフォンやパソコンなどのインターネット、SNSなど。 情報を新聞で正確に早く伝えるためにしている工夫を教えてもらいました。 そして、実際に新聞を作っている所に行きました。 地下にある印刷機からすごいスピードで新聞が印刷されます。 「真っ白のロールになっている紙から、印刷され、トラックに積み込まれるまでどれくらいかかると思う?」 と、案内してくれた読売新聞の方がクイズを出してくれました。 どれぐらいだと思いますか? なんと、わずか2分半! 山小のみんなは驚いていました。 そして、新聞のカラーは4色の色を順番に重ねて付けられていることを知って、さらに驚きました。 新聞づくりの中枢。編成部も見せてもらいました。 いろんなことを教えてもらい、記念撮影、そして、その写真で新聞も作ってくれました。 たくさんの学びがありました。 自分の考えをもって、自分の行動に責任を持てるようにしよう。とこの1年間、取り組んできました。 次回、5年生が山小を飛び出すのは六年生になってから。 できるようになったことや、学んだことを大切にしてほしいと思います。 |