<学校長の話>より
先週まで「大寒」の話をしていましたが、いよいよ明日2月4日は立つ春と書いて「立春」。暦の上では、春を迎えます。
そして、立春の前の日が「節分」です。「節分」とは、漢字で季節を分けると書きます。寒い冬と、暖かい春を分けるという意味があるのです。
季節というのは、春・夏・秋・冬の4つがあるので、本当は、節分というのは、冬と春を分ける節分、春と夏を分ける節分、夏と秋を分ける節分、秋と冬を分ける節分の4つがあるんです。でも、昔から春を迎える節分を一番大切にしていたので、今では「節分」というと、立春の前の日だけをさすようになりました。
節分の日には、幸せで元気に過ごせるように、昔から伝わるいろいろな風習が残っています。みんながよく知っている豆まきもそうですね。病気や災害、いやなことが家にやってこないように、いいことがたくさんやってくるようにと願って豆まきをします。豆を年の数だけ食べるのも、健康に過ごせるようにという願いからの習わしです。
他には、魚のイワシと柊という植物を使った、魔よけを飾るという風習もあります。
今週は、この節分にちなんだ献立が給食でも出るので楽しみにしていましょう。
今日の児童朝会では、健康委員会の児童から、今週の「姿勢週間」の話もありました。