午前中、阿倍野消防署に社会科見学に行きました。23日に1,2,5組、24日は3,4,6組です。
はしご車を見学させていただきました。はしご車は、長さ約11m、高さ約3mの大きな車で、タイヤも16個ついています。タイヤを増やすことで、消防車の重さに耐えられるようにしてあるのだそうです。
また、はしごは40mも伸び、ビルの12〜13階まで届くそうです。はしご車の回りをぐるっと見てみると…、窓を割るための長さの違う棒が3本取り付けてあったり、上に登るための踏み台が付いてあったり、工夫がいっぱい詰まった車なんですね。
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はしごの下ろし方にも工夫があって、一度上にグーンと伸ばしてから、かけたい場所にはしごをかけるそうです。かけたい場所に向けて直接はしごを伸ばすと、下の階で救助を待って逃げたい人たちが、はしごに飛び移りたくなってしまう心理に陥るためだそう。人を救助するために、1つ1つの活動に深い理由があるんだなぁと感心させられました。
消防車1台の値段は、なんと2億円! ビルが建つ値段ですね!
サイレンの「ウーーーン」と「ウーンカンカンカン」のサイレンの違いにも理由があって、「ウーーーン」は救護・救助・救急事案の時、「ウーンカンカンカン」は火災出動の時なんだそうです。なるほど…。
他にも煙体験や消火器を使って消火練習もし、いい体験をすることができました。途中で、実際に救急車が出動する貴重な場面を見ることもできたクラスもありました。帰校後、さっそく新聞にまとめましたが、みんな学んだ内容を本当によく覚えていて、たくさん書き出すことができていました。