第32回卒業証書授与式学校長式辞 (全文)簡素化した卒業式ではありましたが、卒業生の頑張り、保護者の皆さまのご理解・ご協力、そして教職員の一致団結のもと、素晴らしく感動的な卒業式になりました。 「こんな時だからこそ、今できる最大限の卒業式で、最高の卒業式にしましょう!」と語られた黒田校長先生の言葉通りになりました。 さて、黒田校長先生が語ることのできなかった、最後の式辞の全文を掲載させていただきます。 令和元年度 第32回 卒業証書授与式 式辞 厳しかった冬の寒さも和らぎ、春の訪れを感じる季節となりました。この良き日に、大阪市立東中学校、第32回卒業証書授与式を、挙行いたしましたところ、公私何かとお忙しい中を、多数のご来賓の皆様方の、ご臨席を賜り、卒業生の門出を、お祝いいただきますことに、心より感謝申しあげます。高いところからではございますが、厚く御礼申しあげます。ありがとうございます。 また、ご参列をいただきました、保護者の皆さま、お子さまのご卒業、おめでとうございます。皆さまのあらゆる努力が、すべての愛情が、ここに実を結び、無事、義務教育を終了されましたことに、心よりお祝い申しあげます。 さて、改めまして第32期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 今日、皆さんは、中学校生活、そして義務教育9年間の最後の日を迎えました。今、手にした卒業証書は、皆さんが成長した証です。卒業証書は、一見、同じように見えますが、3か所、それぞれに違うところがあります。後ほどじっくり見てください。まず、右上の番号です。これは自分自身にしかない番号です。東中の第1回卒業生から脈々とつながっている番号で、皆さん一人ひとりが東中の歴史と伝統の中にしっかり刻まれたということです。誇りに思ってください。次に名前です。保護者の皆さんが、命の誕生に心から感動し、深い愛情のもと、大きな期待と強い願いを込めて付けてくださった尊い名前です。大切にしてください。3か所目は、その下に書かれている生年月日です。皆さんが生まれた日です。皆さんのかけがえのない命、この世に唯一無二の存在として誕生した日です。この世の中でたった一人の自分であることに自信をもってください。そして、今日を迎えられたことに、多くの皆さまから支えてきていただいたことに、深い感謝の気持ちと大きな喜びを感じてください。 そして、いま改めて卒業証書を手にして、様々な思い出が、蘇っているでしょう。今から3年前、この講堂での入学式で、皆さんと初めて対面しました。皆さんは、大きな期待と少し不安を抱きながらも、夢と希望を胸に入学しました。皆さんは入学当初から、とても明るく、元気で、何事にも積極的に行動する姿はとても輝いて見えました。部活動への入部率も高く、また、6月に行われた一泊移住でも仲間と協力しながら、一生懸命に活動する姿に新しい東中の歴史を築いてくれるのではないかという、大きな期待を持ちました。 皆さんは、入学以来「わを以て 貴しとなす」〜話・輪・和〜のスローガンを掲げ、班活動を基盤とした仲間づくり、学級・学年集団づくりに取り組んできました。1年時より2年時と積み上げ、そして、中学校生活最後のこの1年間は、まさにその集大成でした。その実りは、修学旅行や体育大会、文化発表会・合唱コンクール、球技大会等、あらゆる行事の場において、仲間との支え合いや協力し合い、頑張る仲間に対して、全力で支援し、困っている仲間や苦しんでいる仲間には寄り添い、思いやりの心と優しい心で救ってきました。しかし、問題にぶつかることもありました。先生方から厳しく注意されて、高いハードルを示されて、悔しくて、悲しくて、情けなくて涙を流したこともありました。しかし、皆さんは、先生方が伝えたい中身を十分に受け止め、理解していたからこそ、諦めずに、失敗から逃げずに、何とか自分たちの力で克服し、良いものにしたいという一心で、第32期生が一つにまとまりながら解決してきました。その姿に感動したことは今でもはっきりと蘇ってきます。 「誇りを胸に受け継げ東」は東中生の合言葉ですが、これまで先輩方から受け継いできたものに加え、第32期生の皆さんはまた一つ大切な財産、誇りを後輩たちに残してくれました。 そして、先ほど、卒業生・在校生全員で校歌を斉唱してくれました。第32期生で斉唱する最後の校歌でした。 私は、東中校歌が大好きです!そして、東中校歌を斉唱する東中生はもっともっと大好きです!!明るく、元気で、美しく、たくましく、凛々しく、誇りを胸に斉唱する東中生の姿を見るたびに、胸が熱くなり思わず涙が溢れてきます。それは、いつの時代も一人ひとりが、東中での3年間を振り返り、楽しかった学校生活はもちろんのこと、辛かったことや困難なことから逃げず、決してあきらめず、努力と頑張りで乗り越えてきたことに思いを寄せながら、一歩一歩たくましく成長を遂げてきたことを実感し、心を込めて斉唱してくれているからと確信しています。 わが、東中の校歌は・・・ 大空ゆたか そびえ立つ 錦城日ごと 仰ぎつつ 広き世界に 思いはせ 心やさしき 人ならむ 誓いも新た 意気高く わが東中を はぐくまん その名も高き 適塾の 進取の気風 たたえつつ 普遍の真理 求めゆき 自ら学ぶ 人ならむ 若き力が 打ち立つる わが東中に 誇りあれ 葦の葉そよぐ 淀川の 流れつきせぬ 真清水や 岸辺を走る 若人の 強き体の 人ならむ 友がき皆の ふるさとぞ わが東中に 光あれ 改めて、東中校歌を詩ってみると、先達の皆さまのこの地域を愛する心と東中への熱き思い、そして改めて長きにわたる、この地域の歴史と伝統を感じます。 昭和63年4月1日、旧東中学校と船場中学校の四十余年の歴史と伝統を受け継ぎつつ、時代の変化に伴う要請に応え、この地域の唯一の中学校として“新生”東中学校が誕生しました。それは、地域の皆さま、保護者の皆さま、そして何よりも両中学校の卒業生、在校生の皆さんの、“新生”東中学校への大きな期待と熱き思いが託されたものでした。そして、これまでに類のない日本全国に誇りうる教育環境を有するこの大手前の地で、さらに平成の時代のスタートとともに誕生した東中学校の校歌は、まさに先達の皆さまの深い愛情と「わが、東中」という魂の結晶であったと思います。 校歌に込められた、「心優しく生きよう」「自ら学ぼう」「体を鍛えよう」を校訓とした東中教育方針はまさに、東中生の心・技・体を磨いてきました。 平成の時代から令和の新しい時代を過ごした第32期生の皆さん一人ひとりが、これから東中学校の卒業生としての誇りをもち、自分の力で未来に向かって進んでいくことになります。そんな皆さんが、東中学校の校歌に込められた意味を決して忘れることなく、心に刻み、東中生であったことを心の支えに、個性と能力を存分に発揮し、新しい時代の社会に貢献し、活躍してくれることを心から願っていいます。プライド&ジョイ、東中生としての誇りと喜びを抱き、これからも失敗を恐れず、勇気をもって、燃える心で何事にも果敢に挑戦してください。 そして自分が育ったこの地域、ともに学んだ仲間、東中生であったことを、いつまでも誇りに思い、世界のどこにいても、「私の育った地域、共に生きた人々、そして東中は日本一、世界一」と胸を張って言える人になってください。 今後は皆さんが築いた、たくさんの財産と、この良き伝統を、ここにいる第33期生を中心とした、後輩たちが、しっかりと引き継いで、さらに発展させてくれると信じています。 ご来賓の皆さま、地域の皆さま、保護者の皆さま、第32期生はこんなにも、たくましく成長して、本校を卒業いたしますが、新たな人生を歩んでいくには、まだまだ成長過程にあります。どうか今後も、温かく見守っていただき、ご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。 加えまして、現在の東中は常に高い目標を掲げ、大阪の中学校をリードし、大阪の教育の発展に大きく貢献して参りました。東中生の最善の利益を願い、東中教育を築いてきたのは、ここにいる教職員です。東中学校教職員集団は、私の自慢であり、誇りです。ご来賓の皆さま、地域の皆さま、保護者の皆さま、どうか今後も東中学校に、より一層の、温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。 結びに、第32期生の皆さん、三年間たくさんの感動を与えていただき、幸せな時間を共に過ごせたことは、喜びに堪えません。感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいです。私にとって、38年間の教員生活最後の卒業式を皆さんと共に迎えることができたことは最高の思い出でとなり、一生涯の宝物になりました。 ありがとうございました。 わが東中をはぐくまん! わが東中に誇りあれ! わが東中に光あれ! 皆さんが夢や志を実現するために努力され、その努力が花を咲かせ、実を結ぶことを、心より念願しまして職員を代表しての式辞といたします。 令和2年年 3月 13日 大阪市立東中学校長 黒田 光 1年生 健康観察・諸連絡今日も9時〜、10時半〜の2部にわけて健康観察をしています。短時間で、教室内を換気しながらおこなっています。 プロフィールの確認などもおこなっています。今日もたくさんの配布物がありますので、ご家庭でもお子さまと確認をお願いします! 3年生 公立一般選抜合格発表事前指導今週19日に合格発表があります。 そのための事前指導を体育館にて行なっています。 進路指導主事の金田先生より諸注意がありました。 試験が終わった今からジタバタしても仕方ありません。「果報は寝て待て」です。落ち着いて、その時を迎えてください。 新型コロナウイルス感染症への対応(3月23日以降)について(お知らせ)
保 護 者 様
新型コロナウイルス感染症への対応(3月23日以降)について(お知らせ) 早春の候、保護者の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申しあげます。 平素は、本校教育活動に何かとご理解とご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。 さて、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、大阪市教育委員会より「新型コロナウイルス感染症への対応(3月23日以降)について」(別紙参照)の指示がありました。 つきましては、3月24日まで臨時休業が再延長されることとなります。ただし、4月8日の新学期から通常の学校生活に戻すことを目指し、段階的な措置として、3月23日・24日を登校日とし、3月25日から4月7日までは春季休業とします。 しかしながら、3月23日・24日に生徒が学年または個別に登校する時間帯や持ち物等につきましては、決定次第、改めて別途ご連絡をさせていただきます。連絡方法につきましては、「東中保護者メール」・「東中ホームページ」を活用させていただきます。まだ、「東中保護者メール」をご登録いただいていないご家庭につきましては、この機会に別紙「東中保護者メールの登録について」(2月28日配付)を参照のうえ、ご登録いただきますようよろしくお願いいたします。 なお、ご家庭におかれましては、別紙、大阪市教育委員会からのお知らせを参考にしていただき、適切な対応とお子さまの健康管理にご留意の程よろしくお願いいたします。 【注意事項】 ○「東中保護者メール」の活用、「東中ホームページ」の閲覧等で確認するネット環境が整っていないご家庭につきましては、学校に直接ご確認ください。 ○学校休業の趣旨から、引き続き3月24日まで部活動は中止とします。3月25日からの部活動につきましては、教育委員会からの指示のもと、後日改めてお知らせします。 ○3月23日の給食は実施されません。また、学校休業に伴う給食費の取り扱いについては、教育委員会の指示のもと、3月11日に別途「東中保護者メール」及び「東中ホームページ」にてお知らせしておりますので、ご確認ください。 新型コロナウイルス感染症への対応(3月23日以降)について(大阪市教育委員会からのお知らせ)
保 護 者 様
平素から本校の教育活動にご理解、ご協力いただきありがとうございます。 さて、全国的な新型コロナウイルスの感染の広まる状況がみられることから、大阪市では、予防的な措置として、大阪市立の全ての幼稚園・小学校・中学校について、令和2年2月29日から3月13日までの休業措置を延長し、3月22日まで臨時休業としたところです。 このたび、3月24日まで臨時休業を再延長することとしましたのでお知らせします。 ただし、4月8日の新学期から通常の学校園生活に戻すことを目指し、段階的な措置として、安全面に最大限配慮を行ったうえで、3月23日・24日を登校日とし、3月25日からは春季休業とします。 本校におきましては、引き続き感染症対策を講じてまいりますので、以下の内容をご覧いただくとともに、引き続き、ご家庭でのお子様の健康状態の把握、感染症予防の指導に務めていただきますよう、よろしくご理解ご協力を重ねてお願い申しあげます。 なお、新型コロナウイルスについては、日々状況が変化しているため、変更が生じる場合があります。その折は、改めてお知らせいたします。 記 1 3月23日以降の取扱い ・令和2年3月23日(月曜日)、24日(火曜日)は、臨時休業中の登校日とします。 ・3月25日(水曜日)から4月7日(火曜日)までは春季休業とします。 ※ただし、令和2年3月18日(水曜日)までに教育委員会として把握する全学校園の幼児児童生徒の健康状態、並びにその後も含めた感染の拡大の状況等によっては、学校園単位で登校日を取り止める場合があります。 (1)3月23日(月曜日)について (この限りではありません。中学校より改めてご連絡いたします。) ・午前または午後の2時間程度、学級活動等を実施します。 ・感染症予防のため、基本的には、学校園を2分割しての実施となる見込みです。具体的な登校時間等は各学校園のホームページ等でご確認ください。 ・保護者の仕事などの事情で、どうしても家庭で子どもの監護ができない場合や、子どもが一人で留守番ができない等の場合は、これまでの臨時休業中と同様に、学校園で居場所の確保を行います。なお、給食は実施されませんので、お弁当が必要な場合はご持参ください。 (2)3月24日(火曜日)について (この限りではありません。中学校より改めてご連絡いたします。) ・修了式を実施します。小中学校では通知表をお渡しします。 ・3月23日(月曜日)と同様に2分割等で実施する場合がありますので、学校のホームページなどでご確認ください。 (3)3月25日(水曜日)〜4月7日(火曜日)について ・春季休業とします。 ・中学校の部活動は、感染防止を考慮した活動内容で再開する方向で検討中です。 2 登校日に、お子様に発熱等のかぜの症状がみられる場合や、保健所から濃厚接触者であるとして自宅待機を指示された場合は、学校にご連絡のうえ、家庭での休養をお願いします。 臨時休業中の登校日であるため、欠席にはなりません。 3 引き続きお子様の日々の健康状態をご確認いただき、次の場合、必ず学校へ電話等での連絡をお願いします ・お子様もしくは同居する保護者様について、 (1)「新型コロナ受診相談センター」にご相談された場合 (2)(1)の相談の結果医療機関の受診を勧められた場合 (3)「新型コロナ受診相談センター」や医療機関から検査が必要と指示された場合(検査を受けて、結果待ちの場合を含む) (4)検査の結果が判明した場合 ・お子様もしくは同居する保護者様が、保健所から濃厚接触者であるとして自宅待機を指示された場合 ・その他、お子様もしくは同居する保護者様が、感染者と濃厚接触の可能性がある場合 ※学校園にご連絡いただいた全市の状況を把握し、学校園の再開及びその後の対応の検討に際して、参考とさせていただきます。 ※ご家庭の皆様で、新型コロナウイルス感染症の予防に努めてください。 ○十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事 ○手洗いや咳エチケットの徹底 ○換気を励行し、密集した場所への不要不急の外出を控え、近距離での会話を避ける等 |
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