今日、4月8日は地球と月の距離が近づき満月が大きく見える「スーパームーン」となります。
月は地球の周りを楕円軌道で回っています。
8日には約357,000キロメートルまで近づくため、今年最も近い満月となり、今年最も遠い満月(10月31日)に比べ、見かけの直径は約1.14倍となり、約30%明るく見えるそうです。
地球に近づく、そんな月ですが、今の地球をどのように見ているでしょうか。
人類は今、現代を生きる人々が経験をしたことのない、大変な状況に置かれています。
新型コロナウィルスとの戦いです。
ウィルスにとってみれば、人類と戦っているなんてこれっぽっちも考えてはいませんが、人類にとっては困った相手です。
卒業式や入学式は行うことができたけれど、3月2日からの学校休業がいつまで続くのか、先が全く見えないのが今の現状です。
けれど、いつの日か、この騒ぎが終息する時がやってきます。
日常的な学校生活が、早く始まることを祈るばかりです。
その日に備えて、自分でできることを考え準備しておきましょう！
今だからできること！夕中生！

一年生の提出書類を明後日まで、受け取っています。よろしくお願いいたします。

臨時休業期間が、５月６日（水）まで延長になりました。
教科書の配布など詳細につきましては、後日連絡致します。

体育館のワックスがけを行いました。
ピカピカになった体育館でまた夕中生の笑顔が溢れる日が来ることを心待ちにしています。

　始業式が延期になりましたので、生徒の皆さんにメッセージを贈ります。
　緊急事態宣言が出され、大阪府がその対象地域に指定されました。一人一人の行動がウイルスの蔓延を防ぐために、とても大切になっています。皆さんは、新型コロナウイルスの話を聞いても、「周りに陽性の人がいないから」「発症している人がいないから」と、テレビの中の話や遠い所の話だと思っていませんか？
　決して遠い所の話ではありません。自分の身近に迫ってきていると考え、自分が感染しないように手洗いなどの予防をするだけでなく、「自分が人に感染させてしまうかもしれない」と考え、自分自身の行動に十分注意を払ってください。
　皆さんの中には、この期間を活用して、これまで学んだ学習内容を復習している人もいるでしょう。反対に時間を持て余し、ヒマでヒマで仕方がない人もいるでしょう。「何もすることがない」と思うなら、そのヒマな時間を、どうか「有効に使おう！」と考えてください。
　学校が再開して、授業が始まった時に、習ったことをすっかり忘れていたのでは学習が遅れてしまいます。これまで苦手だった内容がある人は、苦手内容の克服のためにこの時間を使ってみてはどうでしょうか。
　部活動や習い事はできませんが、一人でできるトレーニングや基礎練習はできるでしょう。平常であれば「基礎」に十分な時間を充てることができませんが、今はそれができる期間です。「基礎」をいつも以上に積み重ねることができると、部活動が再開した時に、今までできなかったことができるようになっていることでしょう。
　「ピンチはチャンス」という言葉があります。学習面についても運動面についても、今の「ピンチ」を、皆さん一人一人の前向きな行動で「チャンス」に変えましょう。
　次に皆さんに合った時、この期間を前向きに有効に活用した皆さんが、自信にあふれた表情を見せてくれることを願っています。
　このピンチを夕陽丘中学校の全員で乗り越えよう！

　　　　　　　　　　　　　　　大阪市立夕陽丘中学校長　中務高俊