ゴールデンウイークも終わりますが…
今年のGWは部活動もできず、家族、友だちとも外で遊べずに、例年と違うものになったことでしょう。5月5日は「こどもの日」ですが、もともとは「端午の節句」と呼んでいました。現在は「こどもの日」として、こどもの成長をお祝いする日ですが、大昔の「端午の節句」は、病気や災い(悪いもの)をやっつける行事だったようです。今回のコロナウイルスもやっつけてくれたらいいですね。学校の再開には、まだもうし少しかかりそうですが、校庭のポールには、元気に「こいのぼり」が泳いで、学校とみなさんを見守ってくれています。
また、5月5日は、二十四節気の「立夏」(りっか)になり、夏の気配が感じられ、陽気も増してくる時期となります。気温の変化に注意して、体調にも気をつけてくださいね。11日(月)以降のことは、改めて連絡しますので、もう少しまっていてください。 動画「食べたらみがこう」の配信について
大阪市と吉本興業株式会社との包括連携協定の取り組みの一環として、教育委員会では、ミルクボーイによる歯みがきの大切さを子どもたちにも分かりやすく、楽しく伝える動画「食べたらみがこう」を作成しました。
つきましては、次のとおり動画を配信しますので、ご家庭のみなさまでご視聴をいただき、歯みがきを実践いただきますようご案内申しあげます。 https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/000050... 本を読んでいますか
先日、各界で功績のあった人をたたえる春の叙勲受章者が発表され、その中に大阪出身の小説家、宮本 輝(みやもと てる)さんの名前がありました。1977年に大阪の下町の少年を描いた「泥の河」でデビューし、翌年「蛍川(ほたるがわ)」で芥川賞を受賞した方です。
しかし、これまですべてが順調だったわけではなく、2度の大病をわずらったり、95年の阪神淡路大震災で自宅が全壊するなど、生と死について考えることが多かったようです。このことが、ひたむきに生きる人間の姿を描いた作家の土台となり、たくさんの優れた作品を生み出しました。 宮本さんは、受賞のコメントで、「現在、新型コロナウイルス感染拡大によって、人々は生命の危機に直面していますが、人間、自然、環境、人生といったものに、あらためて深い視線を向ける時が到来したのではないでしょうか。」と話をしています。この休業中に宮本作品を読んで、命について考えてみてはどうでしょうか。この期間に読書量を増やし、自分自身を成長させましょう。 学校の図書室はみんなに来てもらう準備はできていますが、もう少しの我慢です。 |
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