2年生のみなさんへ(5月1日)

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 2年生のみなさん、おはようございます。だんだん あたたかく なってきましたね。もし学校が はじまっていたら、みんなは うんどうじょうで げん気よく はしりまわっているでしょうね。
 まだ、いえの中で すごす日が つづきますが、がんばりましょうね。先生たちも みんなと1日でも早く あえるように がんばります。
 そして、おしらせです。らいしゅうから いえで 学しゅうする あたらしいプリントや お手紙を おうちに おくります。とどいたら、中を見てくださいね。

 さて、きょうの しゃしんは なんの しゃしんでしょうか。

 これは、みんなが1年生のときに つくった あたらしい1年生への プレゼントです。(お休みをしていて つくれていなかった人も いるかも しれませんが、クラスの おともだちが きょうりょくして つくってくれました。)中みを おぼえているかな。
 あさがおの たねです。  ほんとうは、2年生から 1年生に ちょくせつ プレゼントしたかったのですが、休校がつづいて いつわたすことが できるかは わかりません。そこで1年生の先生とも そうだんして、きょう おくる お手紙の中に 入れてもらうことに しました。
 1年生のおともだちが よろこんでくれますように…
 
 では、きょうのHP学しゅうをしましょう。きょうは、さんすうの『時こくと時間』(さいしゅうかい)とこくごの 『かん字の書き方』です。うつくしい字が 書けるポイントが 出てくるよ。しっかり 学しゅうしましょう。きょうの こくごの 学しゅうは、こくごのきょうかしょと こくごの ノートをつかいます。よういを しましょう。よういが できたら、青いところを ポチッと おしてね。

http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e...

 2年生たんにん
ながうら先生 しおじ先生
いまふく先生 こばやし先生

いちねんせいのみなさんへ(5月1日)

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 きょうから、5がつです。みんなにあえないひがながくなって、せんせいたちもしんぱいしていますが、げんきにすごしていますか。

 うえのしゃしんのひらがなは、みんなよめますか。そうです。「ん」ですね。

 きのう、がっこうに、この「ん」とかいたおてがみがとどきました。おてがみには、「からっぽのへやがあるひらがなをみつけました。」とかいてありました。このおともだちは、4がつ20にちのほーむぺーじのべんきょうをして、そのしつもんのこたえをかいて、おくってくれたのでした。いっしょうけんめいかんがえて、みつけてくれたがんばりに、せんせいたちは、はなまるをあげたいおもいます。

 そして、「がっこうがはじまるのをたのしみにしています。」とかいてくれていました。せんせいたちは、とってもうれしくなって、みんなにあいたいきもちがおおきくなりました。ありがとう。

 きょう、がっこうからみんなのおうちに、あたらしいかだいをおくります。ゆうびんやさんがとどけてくれます。にねんせいがぷれぜんとしてくれた、あさがおのたねもいれているので、おうちでそだてられるひとはちゃれんじしてみてください。

 きょうのホームページがくしゅうは、かようびのさんすうのもんだいのこたえをのせています。こたえあわせをしてみてくださいね。きょうかしょとおなじえは、2くみのしらいせんせいが、かいてくれました。じょうずでしょう?

http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e...

 らいしゅうは、おやすみのひがおおいので、つぎのほーむぺーじのおしらせは、ようか(8にち)のきんようびになります。

 それまで、たいちょうをこわさないように、はやねはやおき、てあらい、うがいをわすれず、げんきにすごしてください。

いちねんせいたんにん
 うめだせんせい しらいせんせい
 たにかわせんせい しぎせんせい

校長室より 5月1日(金)

みなさん、おはようございます。校長の銭本です。
 今朝は5時前からどんな鳥かはわかりませんが、けたたましい鳴き声で目が覚めました。朝から大声でさえずることができる鳥は元気でいいですが、少し、睡眠を妨げます。
 昨日、マスクの買い占め防止の取り組みとしてこんな記事がありました。
 
 マスク売り場の値札に「1点目まで298円、2点目以降は9999円になります」と書かれている。

 マスクの買い占めがニュースになっていますね。この発想、いいでしょ。さすがに2点目のマスクを買う人はいないでしょう。こういう「人々が強制によってではなく自発的に望ましい行動を選択するように促す仕掛けや手法」をナッジと言います。行動経済学の手法です。専門家でない私がコメントをするのもおこがましいですが、行動経済学はとても面白い学問だと思います。

 大竹文雄教授著「行動経済学の使い方」のなかにある問題で、ちょっとゲームをしてみましょう。
 みなさんはどちらを選びますか。
第1問
 A 確率80%で4万円が得られる。
 B 100%確実に3万円が得られる。

 さあ、どっちかな。ちょっとしたゲームなので気楽に選んでください。たくさん実験した結果は、Bの「100%確実に3万円が得られる。」を選ぶ人が多かったようです。

第2問 
 C 確率20%で4万円が得られる。
 D 確率25%で3万円が得られる。

 さあ、どっち。この2つであればCの「確率20%で4万円が得られる。」を選ぶ人が多かったようです。

 今までの経済学であれば、「人間はよく考えて、得する方を選ぶ。だから、より確率の高いBとDを選ぶ。」ハズなのになぜ、確率の低いCを選ぶのか。不思議ですよね。

第3問 
 A コインを投げて表が出たら2万円をもらい、裏が出たら何ももらわない。
 B 確実に1万円もらう。

第4問
 C コインを投げて表が出たら2万円支払い、裏が出たら何も支払わない。
 D 確実に1万円支払う。

 第3問ではBを 第4問ではCを選ぶ人が多いそうです。得をする場合には1万円を選ぶのに、損をする場合は、50%の確立で2万円も支払わなければいけないのに、Cを選ぶ。「そりゃあ、確実に1万円もらえる場合はそっちを選ぶけど、支払うとなったら1万円損をするのは嫌だから、ギャンブルだけどCを選ぶかな。」という意見が聞こえてきそうです。

 では次の場合はどうかな。
第5問 あなたの給料は月30万円です。
 E コインを投げて表が出たら今月の給料は28万円、裏が出たら30万円のまま。
 F 今月の給料は確実に29万円。

 さあ、どっちを選びますか。1万円を損するのが嫌だからEを選んで勝負に出ますか。実験の結果は、圧倒的にFの「今月の給料は確実に29万円」を選ぶ人が多いそうです。

 コインの表が出るか裏が出るかというような不確実な場面で、人々はどんな考え方で意思決定をするのか。
カーネマン博士とトベルスキー博士はプロスペクト理論と呼ばれる考え方で意思決定するという研究論文を出しました。その研究論文や行動ファイナンス理論などの論文が認められ、カーネマン博士は2002年にノーベル経済学賞を受賞しました。共同研究者のトベルスキー博士は残念ながら受賞はできませんでした。なぜなら1996年に亡くなったからです。トベルスキー博士が存命であればカーネマン博士と同時受賞になってたたはずです。

 明日から連休ですね。ただ今年の連休は「人との接触を8割減らす、10のポイント」を守って過ごしてください。この10のポイントの言葉。実は行動経済学の理論を用いて作られています。どこに工夫があるかよく見てください。「人との接触を8割減らす、10のポイント」で検索できます。
最後にクイズ。「人との接触を8割減らす、10のポイント」と「人との接触を2割にする、10のポイント」。言っていることは同じですけど、どちらのメッセージの方がやさしいと思いますか。

校長室より3 4月30日(木)

「本田っ子」のみなさん、保護者のみなさん、こんにちは。校長の銭本です。
 佐野先生が「社会科」への素朴な疑問に答えます。その疑問とは、「中学校になると社会科という教科がなくなる。それなら、小学校でわざわざ社会科を学習しなくてもいいのでは?」という疑問です。小学校で社会科を学習する意味とは・・・・。何でしょう。

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校長室より2 4月30日(木)

保護者の皆様。こんにちは。校長の銭本です。
 日々、お子様に様々な働きかけをしていただき、教職員から発信されるメールやホームページに掲載される課題に取り組むことができるように、ご指導をしていただきありがとうございます。
 世間一般に言われる「いい親」とはどのような親像かわかりませんが、中年になりかけている長男に「親父にしてもらったことで一番うれしかったことは、小学校の時、夜食にラーメンを作ってもらったことや。」と言われたことがあります。もっとコマシなことをしたと思うのですが・・・。私も何をしたかを覚えていないのでそういうことだろうと思います。
 この夜食のラーメンには伏線があります。おそらく彼が4年生だったと思うのですが、何気なく手に取ったノートがえげつない状態でした。走り書きの文字と欄外には得体のしれないキャラクターがびっしりと書いてある。「これは授業に出席しても参加はしとらんな」と直感しました。そこで自分が教師であることを思い出し、指導を始めたわけです。予想された通り、全く授業内容が理解できていない。最初はやさしく説明していた声も、テンションが上がってくる。終盤には教授を超えて喧嘩。
「自分もそんなに賢くなかったけど、ここまであほやったかな」「お医者さんが自分の子どもは診察しないというのを聞いたことがあるけど、自分の子どもを教えるのは学校の授業をよりずっと手ごわい。」と感じながら、最後には「こいつは苦労するやろなあ」と憐れみを持ち、雰囲気の悪いまま寝かすのは良くないと思い、精いっぱいの努力をしたのがラーメン。あのラーメンが一番うれしいというのはどういう意味や。まあ、うれしいと言うてるんやったらええかと今では一応納得しています。
 テンションの高い喧嘩腰の教授のあと、たまたま手に取った本に救われた言葉がありました。京都大学の誇る大数学者であり変人でもある森毅先生の言葉。(森毅先生の変人さは後日ホームページに記します。)

「親であれ教師であれ、『子育て』には根底的な逆説がある。自分の思惑通りの『子育て』というのは、根本で最大の失敗につながる。なぜなら、せっかく時代が流れているのに、自分のスタイルを再生産していては、時代に取り残されるのが当然であるし、なにより新しいスタイルが生みだされなくては発展のないことは、人間文化の歴史を眺めればすぐにわかる。」

 なるほど森毅先生は偉大です。森先生は2010年に残念ながら亡くなりました。天国の森先生にきいてほしいことがあります。子育ての逆説。よくわかりました。その意味において私の子育ては成功しました。でも、その逆説の裏には、親の身勝手な悲しい感情もあることをわかってください。
「親の夢 木端微塵に 子は育つ。」

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