先週は風の強い日が続きました。台風のような風で、防球ネットも片付けました。
　そんな中、地域の方が
「学習園のヘチマの支柱が倒れてたから紐で固定しておいたよ。下の排水溝のあみに紐をくくったから引っかからんようになぁ」
　と連絡をくれました。
　教頭先生からこの話を聞き、すぐに学習園に行くと。
　支柱は風に揺れてもいません。
　たくさんの葉をつけ、重たくなっているであろう支柱。
　びくともしません。
　見守ってくれているという安心感で、子どもたちの学びのツールが育っていきます。

　いつもありがとうございます。

　学校再開から2週間。様々なところで少しずつ日常が戻っています。
　休み時間が終わりに差し掛かった頃、３年生の教室の横の手洗い場では、手を洗う３年生の姿が。
　手の洗い方が、以前と全く違います。手をこすり、指一本ずつにぎり、手首をゴシゴシ。
　この間、きっと、毎日こまめに手を洗ってきたのでしょう。
　上手に手際良く洗っています。
　感染予防。
　自分の身を守るための自分の行動。高めて、この状態でも、レベルアップしていくことができる山小のみんなの姿から、学びました。

梅雨の晴れ間に、池のまわりにある植木の散髪をしました。
形を整えてきれいにカットしてもらい、中庭がすっきりしました。

テレビ放送による始業式がおこなわれ、今日から通常授業のスタートです。
今までは当たり前の光景だった「クラスのみんなが全員そろった教室」が、とても懐かしく、そして教室が狭く感じました。
久しぶりに会う友達、みんなそろって受ける授業、みんなで食べる給食…たくさんの笑顔があふれた一日になりました。

今日は分数のかけ算を学習しました。５年生までに学習してきたことを活かし、計算の仕方を考えました。グループトークはできませんが、自分の考えを発表し、みんなで意見を出し合いました。

今週で分散登校は終わりです。来週からは全員がそろって学校生活がスタートします。
子どもたちも先生たちも、全員集合の新学年スタートに今からドキドキしています。