一学期最後の給食は、「豚肉の生姜焼き」でした。

お味噌汁も、鶏肉、野菜、うすあげ、わかめと具だくさんです。

終業式、学年集会・学級活動後、給食の準備に入りました。

令和二年度の、第一学期終業式。

残念ながら、校内放送による式となりました。


校長講話

全校生徒の皆さん、改めて、こんにちは。
本来ならば、体育館で、みんなの顔を見てお話しするところですが、
今回は校内放送で式を行います。

暑さもピーク、連日猛暑が続いています。
コロナにより、令和二年度の一学期は、４月からスタートできず、
６月から始まり、ようやく今日で終わります。

しんどい毎日。コロナ対策で、毎朝の検温、マスクの着用、手洗いの徹底、
給食の準備や掃除後の消毒に努力してくれ、
何よりも、これまでコロナに感染せずに生活し、
本当に感謝したいと思います。ありがとうございました。

今もなお、コロナ感染者増加で振り回されている毎日ですが、
この一学期を振り返ってみて、いかがだったでしょうか。

１年生は、初めての中学校生活。最初は戸惑いも多かったことでしょう。
しかし、様々な授業や学年・学級での取り組み、
部活動を通して、大きく成長したと思います。
もう、小学生にはどこから見ても見えませんね。

そして、２年生。新しく後輩ができ、お兄ちゃん、お姉ちゃんとなり、
勉強も部活動もやっと充実してきたと思います。
これから君たちが、大領の核となって行きます。
胸張れる学年集団を作り上げて行ってください。

そして、３年生。休業が長かったとはいえ、時の経つのは早いですね。
コロナでスタートをくじかれましたが、
もう受験生と呼ばれるようになりました。
９月早々には、岐阜県ひるがの高原への修学旅行が控えています。
まずは健康維持です。
コロナ感染に巻き込まれないよう十分な注意をお願いします。
そして、勉強がしんどくなったときは、
友だちや先生、家族の笑顔を思い出し、
感謝の心を忘れずに努力してください。
さあ、中学最後の夏休みです。一日一日を大事に頑張ってください。

さて、一学期の終業式にあたり、二つお話をします。

一つ目は、「平和のありがたさ」です。
今年は戦後７５年。太平洋戦争が終結して７５年の歳月が流れました。
昨日の８月６日は、広島の原爆投下の日。９日は長崎の原爆投下の日。
そして、１５日の終戦の日。
そこから、日本は激動の時代をくぐり抜けますが、
私たちの祖先がたくさんの苦労を重ねた結果、今の生活があります。

ところで、君たちも私も、今ここにいるのは、
奇跡の上に成り立っています。
君たちにはお父さん、お母さんが一人ずついて、
おじいちゃん、おばあちゃんが二人ずついます。
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが四人ずつ。
たどって行くと、ものすごく多くの人がいて、誰か一人でも欠けていたら、
私たちはここに生まれていません。

戦争は太平洋戦争以後も、世界では何度も起こっていますし、
テロ事件や、地震や豪雨の自然災害も頻々に起こっています。
今年も河川の氾濫で、たくさんの方がお亡くなりになりました。
やはり、生きていられるのは奇跡です。
だからこそ、奇跡でいただいた命。頑張って生きて行かねばなりません。

この夏、君たちもお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんから、
この世に生まれた奇跡の話を聞いてみてください。
きっと、今の日本の平和や生きているありがたみがわかると思います。
そして、今のコロナに負けてはなりません。

二つ目のお話は、「チャレンジ精神を持ってほしい」ということです。
チャレンジするためには、「よし頑張るぞ」というやる気が必要です。
このやる気を出させるスイッチ。人間の体のどこかにあるんですね。
なかなか目には見えませんが。
このスイッチ、押すことはほとんど自分ですが、まわりの誰かが支援し、
押させてくれることもあります。

３年生はこれから進路獲得に向かって動き始めます。
すでにスイッチを押して、スタートを切った人もいます。
そして、まだの人も。
夏休み中、高校の体験入学やオープンスクールもあります。
スイッチを押すきっかけになるかもしれません。利用してみましょう。
そして、１・２年の皆さんも、やる気スイッチを探してください。

それでは、少し短い夏休みですが、コロナや熱中症に気をつけ、
命を落とすことのないように元気で過ごし、
８月２５日には、全員が少し日焼けした顔を見せることができるよう、
お願いします。


生徒指導主事より
　・夏休みのしおりについて
　・生活リズムについて
　・ＳＮＳトラブルに巻き込まれないように

一学期最後の給食は、「豚肉の生姜焼き」です。

具だくさんの味噌汁とともに、自然の恵みに感謝し、完食をお願いします。

今日が一学期最後のプール授業。

みんな気持ちよく水しぶきを上げています。