読書タイム1年生の教室を覗くと、かわいい絵がたくさん描いてある絵本を読む子、動物や昆虫などの写真が載っている本を読む子、自分のお気に入りの一冊を見つけて、それぞれに本を楽しむ姿が見られました。ところ変わって、4年生の教室を覗くと、絵は少なく文字が多い物語などを読む子が多くみられました。また、有名なキャラクターが物事を紹介する漫画に近い本を読む子も多くみられました。本に優劣はありませんが、その時々の自分に合った本に出会うことは、とても素敵なことです。 朝の15分間という短い時間ですが、静かなゆったりとした時間が流れていました。 読書をすることには、様々なメリットがあります。語彙や知識が増え、読解力が高まることはもちろんですが、国語に直接関係しないことにも効果があるといわれています。 例えば、「ストレスが解消される」こともそうです。読書のリラックス効果は科学的に認められていて、本を読んで心が安らいだ経験がある人も多いかと思います。また、文字情報をもとに想像を膨らませたり考えを構築したりすることは、「創造力の鍛錬」になりますし、著者がどう考えているのか、どう感じたのか――著者の思考の過程をたどることで、自分以外の視点でものを考えることができるようにもなります。これは、「視野を広げる効果」があるということです。 他にも、読書をすることにはいろいろなメリットがあるといわれています。新北島小学校の子どもたちには、いろいろな分野の本をたくさん読み、豊かに学んでいってほしいと思っています。 |
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