8月5日(水)の学校日記に、未知のウィルスに対する不安や感染に対する過度の恐れが、様々な場面で偏見や差別を生み出す状況の中、そのような差別について考える授業を行っていく旨を掲載いたしました。
しかしながら、この夏休みの間に、感染された方や医療従事者に対する心ない言動が数々報道されていました。
子どもたちも、私たち教職員もいくら気をつけていても、いつ感染してもおかしくないのが現状です。子どもたちを心ない差別や偏見から護ることは、今学期の最重要課題であり、そう考えると、その学習を8月末まで待ってはいられません。
そこで、教職員の総意として、2学期がスタートの日、始業式での学校長の話をふまえ、全学級で「新型コロナウィルス感染症にともなう差別等」を考える学習を実施しました。
府の教育庁から出された教材を使って学習した学級、絵本の読み聞かせをふまえて「コロナ差別」について考えていた学級など、それぞれの担任が「絶対許さない」という思いを込めて授業を行いました。
野田小学校の教職員は、新型コロナウィルス感染に伴う差別等は絶対に許しません。今日の授業を通して、そしてこれからの日々の教育活動を通して、「一番つらい人に、手を差し伸べることができる」子どもを育てていきたいと考えています。