学校元気アップからのお知らせ全校集会講話
今日から2月となりました。1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と言われます。3学期の月日が過ぎる早さを表した言葉です。特に3年生の皆さんにとっては、中学校生活最後の学期となります。今の仲間と過ごす、本当に大切な1日1日になります。
さて、皆さんは、ユニセフについて聞いたことがありますか。ユニセフ(国際連合児童基金)は、世界の子どもたちの命や健康を守るために活動する国際連合の組織の一つです。 このユニセフによると、2018年時点で世界で約5900万人の子どもたちが小学校に通えていません。その一番の理由は、貧しさゆえに学費を払う余裕がない、家族の生活を支えるために働かなければならないということです。学校に行きたくても家族全員が生きていくために働かざるを得ないのです。 今、皆さんは、小学校を卒業し中学校に通えています。高校にも行けます。しかし、学校に行きたくても行けない、勉強したくてもできない子どもたちが世界にはたくさん存在するのです。 ご飯が食べられること、勉強ができること、仲間がいることなど、こうしたことのどれもが当たり前のことではありません。この3学期は当たり前のことができることに感謝しながら、1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。 |