12月18日の給食は、「ご飯、牛乳、豚肉と干しずいきのみそ煮、すまし汁、焼きかぼちゃの甘みつかけ」でした。
冬至は北半球では一番昼の時間が短い日で、太陽の力が最も弱まる日です。この日を境に太陽の力がまた蘇ってくる日であり、運もまた再び上昇すると考える「一陽来復」という考え方が東洋にはあります。
そして、日本では運が回復することを願って、「ん=運」が二つ重なる食材を食べて運を上昇させようとする「運盛り」とよばれる縁起担ぎの風習があります。
「冬至の七種(とうじのななくさ)」といわれ、そのひとつが「かぼちゃ(なんきん)」です。保存がきき、風邪の予防にも役立つことを経験上知っていた昔の人は、冬至にかぼちゃを食べることで無病息災を願いました。