昼休み朝礼のはなし
今日は雑誌のコラム(ニュース以外の記事)で、面白いことが書いてあったので、紹介します。
公園にいた子どもたちが、ボールは転がったまま、お菓子の袋も散らばったままで、遊びをやめて帰ろうとするので、そこにいた人が注意しました。 「あかんで。ボールちゃんと直しときや」「ごみもほっときや」 皆さんなら、誰かがボールを片付け、ごみをごみ箱に捨てると思いますが、ところが、この子どもたちは「えっ」いう顔をして不思議そうにしてしました。どうしてだと思いますか? 実はこの子どもたちは、東京から来た子どもたちだったのです。大阪で「なおす」は片付けることですが、東京では「修理する」という意味なんです。大阪で「ほる」は捨てることですが、東京では「穴などをほる」という意味なので、子どもたちは意味が分からなかったそうです。このように大阪で住む人しか使わない言葉を大阪弁といいます。ちなみに、ここで使っていた「あかんで」や「ちゃんと」も大阪弁です。 ここで皆さんに大阪弁テスト。今から言う大阪弁がわかりますか? 「これ行きしに買ってきてん」→「これを行く途中で買ってきたよ」 「ちゃんと勉強せーへんかったら、すぐ成績べべになるで」→「しっかり勉強しなかったらすぐに成績が一番下になるよ」 「さらのカッターシャツ出しといて」→「新しいワイシャツを用意して」 校長先生は「カッターシャツ」が大阪しか使われない言葉だとは知りませんでした。このようにいつも使っている言葉が、実は大阪しか使われない言葉だと言うこともあります。 みなさんも大阪の言葉や他の場所の言葉を調べてみてはどうですか?クイズなんかにすると面白いと思いますよ。 1年 図工 ビリビリザウルス春めいてきました6年英語 |