大宮中こども読書週間(その6)![]() ![]() 5月12日は、イギリスの看護師フローレンス・ナイチンゲールの生誕200年でした。 ナイチンゲールは、戦争で傷ついた兵士をやさしく看護した「クリミアの天使」とか、軍の病院の中での「ランプを持つレディー」として世界中に知られています。 クリミア戦争での活躍が有名ですが、それ以上に、生涯を通して医療体制の改革や看護師の地位向上に果たした功績は多大で、それは現在にも続いています。今では当たり前の、ナースステーションやナースコール、オーバーテーブルなどはナイチンゲールが始めました。 更には、病原体(ウイルスなど)の存在さえ明らかになっていなかった時代に、「部屋を清潔に保つ、患者どうしが密集しないようにする、新鮮な空気を取り入れる」という、現在の感染症対策とほぼ同じことを提案し、改善していきました。 (上の写真)は、図書室にあるナイチンゲール関連本です。今こそ、彼女の生涯や現在に残したものを再確認するよい機会かも。
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