校長先生のお話
「自主的」そして「主体的」
ー DVD ー
『サンタ・カンパニー 〜真夏のメリークリスマス〜』
2学期の終わりに「すとろべりーぷりんす」のCDが学校に届いたことを紹介しました。その「すとろべりーぷりんす」のCDは、ある児童から校長先生に手紙が届けられ、一緒に応募したものでした。
3学期が始まって間もなく、また1通の手紙が届きました。
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校長先生へ
私は〇年〇組の○○○○です。
校長先生にお願いしたいことがあり、手紙を書きました。
私の家では、朝日小学生新聞を取っています。そこに
「日本財団 海と日本プロジェクトでは、小学生向けアニメーションDVD『サンタ・カンパニー 〜真夏のメリークリスマス〜』を製作しました。
このDVDは、昨年劇場公開された『サンタ・カンパニー』のスピンオフ作品で、児童の皆さんが楽しみながら海洋ごみ問題について学んでいただける内容になっています。・・・(省略)」
そこで校長先生にそのDVD応募をお願いしたいです。
私は、夏休み中に自由研究で地球温暖化について調べました。その時に、みんなにも環境問題について知ってほしい、考えてほしいと思っていました。ですが、行動に移せずにいました。そんな時にこの記事を見つけて(これはチャンスだ)と思いました。
環境問題なんか興味ない、つまらないと思う人もいると思います。でも、前に、児童朝会で校長先生に手紙を書いてお願いをした子がいるという話がありました。それを聞いていて、私もやってみようとふんぎりがつきました。
長くなりましたが、ご検討をお願いします。 (一部省略)
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とても丁寧な字で書いていました。皆さんは、聴いていてどう思いましたか?
なぜ、校長先生に応募してほしい、と考えたのか、その思いがよく伝わる文章でしたね。前にもお伝えしましたが、このように、相手に自分の考えをしっかり伝える方法を「プレゼンテーション」と言います。
校長先生は、これまでも、自分からどんどん学ぶ「自主性」のある子になってほしいとお話ししてきました。また、自分の意志で判断して行動・実行する「主体性」のある子になってほしいとお話ししてきました。そして、その時に、「何事にも、まず自分が楽しむことが大切です。そして学級や学年では友達と楽しむことが大切です。そして学校では、みんなが楽しく学校生活を送ることが大切です。そのためには「自主性」と「主体性」を持った子になってほしいと期待しています。」と話をしました。
今回、それを実行している人を見て、「よし、自分も!」と思い切って行動できたことがとても素晴らしいですね。そんな児童が長居小学校に増えてきたことが、校長先生はとても嬉しいです。
今回応募して送られてきたこのDVDは、長居小学校のみんなでしっかり活用して、環境問題について考えていきましょう!