2年生の学習一算数いままで学習してきたかけ算を使って、もとめます。 3×4、2×6などたくさんのかけ算の式をたてることができました。 4年生の学習一理科三者三様。 たくさんの気づきがありました。 みんなの意見を聞くことで、気づかなかったことにも気づけましたね。 5年生の学習一国語学習して分かったことをリーフレットにまとめました。 まとめた内容が分かりやすく伝わるように、発表の練習もしました。 3年生の学習一体育ミニハードルを使っての体育運動です。 自分に合ったサイズを探し、練習してきました。 練習の成果を発揮し、良い記録が出たかな? 全校朝会校長先生のお話のあと、集会担当の先生から今月の生活目標についてのお話がありました。 【校長先生のお話「失ったものを数えるな」】 11月4日の木曜日に3年生と4年生は、オリンピック・パラリンピック教育の取り組みとして、北京パラリンピックの視覚障がい者柔道に出場された 初瀬 勇輔 さんにお越しいただき、お話をしていただきました。 初瀬さんは、病気で視力の中心部が見えなくなってしましました。 人がいるのは分かるが顔が見えない、親の顔も見れない。 箸もうまく使えないのでご飯はおにぎり、歯磨き粉も付けられない。 ただ、そんな人生のどん底にいた当時、友だちや周りの方にものすごく助けられたそうです。 そこで友だちに視覚障がい者柔道を勧められ、はじめられました。 そして、国内大会では9連覇、アジア大会では2連覇、北京パラリンピック出場など輝かしい成績を残されました。 その初瀬さんのお話の中で特に印象に残った言葉があります。 それは、「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」という言葉です。 この言葉は、世界で初めてパラリンピックを開いたグッドマン博士の言葉です。 グッドマン博士は、第二次世界大戦中、戦争で傷ついた人の治療のために建てられた病院の医師として脊髄損傷の治療を行っていました。 しかし、脊髄損傷の治療は簡単ではありませんでした。 そこで、グッドマン博士は、体の残っている機能を強化することに着目しました。 その手段としてスポーツを取り入れられたのです。 そして、この取り組みが後のパラリンピックへと発展していきました。 この訓練を始めた時、グッドマン博士が訓練をしている患者にかけた言葉が「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」という言葉です。 人間の心は弱いものです。 困難な場面に出くわすと、できない理由を考え始めるものです。 そうなると、いよいよ目の前に立ちふさがる困難を乗り越えることができなくなってしまいます。 そんな時、心の支えとなってくれるのがグッドマン博士の「失ったのものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」という言葉ではないでしょうか。 今の私たちが失ったもの、残されたものは「時間」です。 「失った『時間』を数えるな。残された『時間』を最大限に生かせ。」 私たちは新型コロナウイルス感染症のため、これまでたくさん学びの時間を失ってしまいました。 しかし、失った時間を数えるのではなく、これからの時間を最大限に生かしてほしいと思います。 特に6年生は残された小学校生活の時間を大切にしてください。 |