アンケート実施の様子

　この季節になると、なぜか紅葉した木々を見に行きたくなる。この国に住む者の本能なのか、ＤＮＡなのか不明であるが、確実なのは年を取ったということである。もみじ狩りに行きたい。先日、どうして動物や食物を狩って食べるわけでないのに、“狩り”という言葉を使うか、チコちゃんに教わった。当時の貴族は自らの足を地につけて歩くのは下品とされた。ただし、狩りは例外。狩りと名づけて、山野をめぐって楽しんだそうな。（諸説あるかもしれません）この年になって、そんなことを知るなんて、ぼーっと生きてきたかもしれません。
　狩りと言えば、今日の給食も狩猟本能が爆発です。まず、ごはんが反則。ワカメの菜めしご飯が、食欲をかきたてる。もえさかる食の炎を優しくなだめるのが、いわしのつみれ汁。いいんだなぁ〜これが。目をつぶると、故郷の実家の縁側に腰を掛け、初冬の訪れを葉が落ちた枯れ木を見ながら感じるような、そんな気にさせます。（私の実家は大阪なので、単にイメージです）
　季節を感じる逸品、今日も堪能です。ごちそうさまでした。

　今日の逸品　「いわしのつみれ汁」

本日の授業風景その2です。

本日の授業風景です。

　「特別な時間を過ごさせてもらっている。」日本記者クラブでの大谷選手の言葉である。活躍を見て勇気をもらっている人たちも同じ時間を過ごしているに違いない。普段の中にも特別な時間はある。本日から始まった3年生の進路懇談。不安と期待をもって生徒たちは望んでいると思う。11月24日からはじまる2学期の期末テストへの取り組みも、特別な時間ではないだろうか？　大谷選手は、日々の特別な取り組みをがんばったから、メジャーでの「特別な時間」を過ごしていると思う。
　私にとって特別な時間は給食。日々、給食関係者からの挑戦を楽しみにしている。今日は、わかさぎフライとパンの挑戦を受ける。おそるおそる、パンの横っ腹に切れ込み入れワカサギをイン。後に引けない背水の陣の気持ちで、ワカサギ半分ほどガブリ。ん〜っ　苦い。独特のワタの苦味から失敗か・・・と思われたものの、後からくる上品な身の味と噛むほどに甘くなるパンに包まれるワカサギ。これは、あり　である。パン屋の店頭に並ぶのも近いかもしれない。というか、並んでいるかもしれません。ふぅ〜　食後に思わず口から出る満足感。さらに、今日はデザートもついていて、とんだ贅沢食いだった。給食は、私にとって「特別な時間」でありつづけるであろう。
　今日もごちそうさまでした。

今日の逸品　「わかさぎフライ」　と　パン