10月12日の給食さんまは、北太平洋と日本海に分布する海水魚です。秋に産卵のため本州の太平洋岸を南下します。この時期のさんまは脂が乗り、最もおいしいといわれています。かつては大量に水揚げされてましたが、近年は漁獲量が減少しています。 骨つきの魚は、骨を取るのが苦手と児童に敬遠されがちです。骨の位置と身の取り方を覚えることで上手に食べることができます。 「やった!運動場であそべるね」
お昼休み前に、生活指導担当の先生が放送してくれました。
「お昼休みから、運動場を使ってもよいです。ただし、まだ水たまりがあるところがあるのでそこは避けて遊びましょう」 教室からは、歓声の声が聞こえてきました。 2年生も今頃は大仙公園で、遊べているかな・・・。 空を見ながら、そんなことを思った昼休みでした。 給食タイム
さあ、子どもたちは「さんま」を上手に食べているかな・・・と
教室を見に行ってきました。 すると、なかなか上手に魚の骨をとることができているではありませんか。1年生の教室では、自作のデジタル教材をつかって、骨のとり方についてのアドバイスを参考に「はじめて」の骨とりにチャレンジしている様子も。 魚の骨をぜんぶきれいに取ってから食べる子。 魚の身をホジホジしながら、その都度口に運んでいる子。 小さな骨は気にせずムシャムシャ食べている子。 きれいに取れた骨を手にして、「太い骨から上と下に細い骨が生えてるんやな」と、よ〜く観察している子、などなど。 それぞれに、おいしくいただくことができました。 さらに玄関には・・・既にご存じの方も多いかと思いますが、玄関ピロティには、毎朝移動式のホワイトボードが出され、「今日のきゅうしょく献立」情報が更新されています。それを毎朝しているのが栄養教諭の先生です。 掲示物のクオリティの高さもさることながら、どの日も、食材に関する豆知識や食べ方、ときには実際に扱われる野菜(現物)、アンケート等も置かれてあるなど、子ども目線での工夫がなされ、子どもたちにとっても大人気スポットとなっています。 ちなみに、今日は「秋刀魚(さんま)」が登場。 給食では、焼いたさんまに、だいこんおろしとゆず果汁の入った「たれ」がかかっているとのことですが(「食育通信10月号〜しょくせいかつ〜」より)、聞いただけでもうおいしそうな香りが漂ってきそうです。 さあ、子どもたちは魚の骨を上手にとって食べることができるでしょうか。がんばってね。 季節を感じて・・・その天井には、ときに季節に合わせて掲示物が飾られています。 作成は栄養教諭の先生で、いつも掲示してくれるのは管理作業員さん。 「子どもたちが、学校に来るのがたのしいと思ってくれますように」 「そして今日も元気に過ごせますように。また明日も元気に来れますように」・・・。 また、エレベーター横の掲示物も、掲示委員会の子どもたちが毎月作成してくれています。 薄紅のコスモスに、赤とんぼ。 季節は「秋」。 秋を感じながら過ごしていきましょうね。 |
|