見た目の好みから、縁が無かった「弱虫ペダル」を冬休みに見た。興味のない自転車とアニメ大好きキャラの取り合わせが、私を遠ざけていたが、冒頭５分で虜になった。食わず嫌いだった。運動音痴の弱虫な主人公が、仲間とのかかわりを通して自転車の能力を開花させていく姿に、体が熱くなり涙した。レースのシーンでは、何故か「汚れた英雄」を思い出す。大逆転つながりである。ちなみに、「汚れた英雄は」草刈正雄が主演。
　大逆転と言えば、給食の時間も同じ。勉強で疲れ切った生徒たちの胃袋と心を、あっという間に幸せに満たしてくれる大逆転である。今日の給食は、昨日の五目汁（鍋）につづいて、今日はかす汁（鍋）である。だしこんぶと、かつおぶしを合わせ、酒粕をしっかり生かした白い汁の中に、これでもかといわんばかりの、山の幸、海の幸、が盛られている。まるで、その土地でしか味わえない、物産展での人気の催しのようである。ふつうだったら、散財するところである。しかも給食の味は一級品！　心も気持ちも大逆転でした。
　今日もごちそうさまでした。

　今日の逸品　「かす汁」

１限目　山中先生による道徳の研究授業が行われました。２限目以降は、研究授業を参観しての研究討議や若手職員研修が行われました。

本日の授業風景その2です。

本日の授業風景です。

　我が家の週末は、豚もやし鍋である。昨年見た、「老後の資金がありません」の影響である。封切間もなかったせいか、結構入場の前から並んでいた。タイトルどおり、高齢者のことを考えさせられるストーリのせいもあり、ど真ん中世代が多数。前も、後ろも、挟まれてしまった。入場が始まったら、小走りに席に向かう人が多いことに驚いた。また、映写中も笑いやため息、先輩たちの反応は凄かった。いつまでも、青春を感じれる日々はうらやましく、そうなりたいと思った。
　映画中に出てくる、「豚もやし鍋」。少しでも、食費を削ろうと苦肉の策で、天海 祐希が扮する母親が、つくるもやしたっぷり鍋。家族全員が「え〜今日もぉ」っとがっかりする。しかし、我が家ではごちそうである。「肉食べれるのぉ~」「毎日でもいい！」と言われる。日々の質素な生活の勝利なのか・・・微妙である。
　鍋と言えば、今日の給食はおわんの中に、良く煮込まれた具材を多数取り揃えた逸品である。五目汁と銘を打たれているが、これは五目鍋である。というか、鍋からおわんに注がれてすぐ口にするような温かさ。野菜スープからとけだす、とろみがかったスープが体を内側から優しく温める感じ。寒い冬にぴったりの逸品である。
　汁物を、鍋に変えてしまう給食の魔法。驚かされっぱなしである。今日もごちそうさまでした。

　給食　今日の逸品　「五目汁」