美化係担当の子どもが、部屋に戻って敷布団を敷く技を伝授しています。

「まずは、三つ折り状態から真っ直ぐに伸ばします」
「うんうん」
「次に、敷布団に被せるシーツなんだけど、これは１人では難しいので、はい、そっちを手伝ってください」
「はいはい」
「内側にシーツを折り込んで・・・」

力を合わせて、寝る準備です。

おみやげタイム後は、部屋に分かれて次々と係の子どもたちが集まり、担当の先生から様々に説明を受けています。室長会議に美化係、保健係などなど。なかには、同じ部屋の友だちに正確に伝えようと、メモを取りながら聞いている子もいました。

「何にしようかなぁ〜」
「おじいちゃんは、お酒が好きやから、おつまみがいいかな」
「このお菓子は家族用。で、こっちは、自分用」
「松坂牛は高いけど、松坂牛チップスなら・・・」
残りのお金を計算しながら、上手にお買い物をしている様子もありました。

お家で待っている家族のことを想う気持ちは、みんなが共通しているところ。帰ったら、ぜひどんな気持ちで選んだのか、聴いてあげてくださいね。

７時からは、入浴とおみやげ購入を並行して行いました。ユニットバスに慣れない子どもたちは、担任の先生に「先生〜、シャワーになりません」「で、どうしてるの？」
一緒に部屋に見に行くと、湯船に横になりながら「お湯がたまるの、待ってます」とくつろぎ中の別の子が。今日はそんなにゆっくり入る時間はないですよ。がんばってね。

「ごちそうさま」をした後、出口のところでお土産をいただきました。子どもたちは「お土産までもらえるの??」とうれしそう。ちゃんと「ありがとうございました」も言えていました。美味しそうな伊勢志摩ラーメン。帰ったら、この日のことを思い出しながら、食べてくださいね。