12月10日 「中学生の税についての作文」 表彰式
先週の12月10日、本校の一室において、「中学生の税についての作文」表彰式がとり行われました。
毎年、全国各地では、国税庁と納税貯蓄組合連合会の主催で「中学生の税についての作文」コンクールが行われています。 本校のある地域が管轄の大淀税務署と納税貯蓄組合大阪府総連合でも開催されています。 豊崎中学校の3年生は、社会科授業で税についても学んでいます。その一環として「中学生の税についての作文」へ作品を出品しました。 そしてなんと、みごと4名も本校の生徒が受賞をはたしました。 みなさん、おめでとうございます!! 当日は、大淀税務署から、納税貯蓄組合連合の会長様や職員の方に、本校へお越しいただきました。そして、明るく楽しい表彰式をとりおこなってくださいました。 当初、すこし緊張がみうけられた生徒達も、最後にはリラックスした、とてもいい笑顔になっていました。 最初から、最後まで、和気あいあいとした素敵な授賞式でした。 豊崎中学校の風景さて、こちらはどこに飾ってあるものでしょうか? 校内をさがしてみてください。 きょうの給食 12月16日あったかい給食が楽しみです。 さて、本日の給食メニューをご紹介します。 鶏肉(けいにく)とじゃがいものスープ煮 きのこのドリア みかん おさつパン 牛乳 今日のメニューにある『きのこのドリア』には、いくつかの「きのこ」が入っています。 しめじ、エリンギ、マッシュルーム。 そのなかで『エリンギ』について、本日の給食カレンダーでもとりあげられているので、こちらにも掲載しておきます。 『エリンギ』というキノコは、イタリア、フランス、ロシアなどでは山や野に自然に生えているきのこです。 しかし、もともとは、日本には存在しないものでした。 それを、平成5年に愛知県で、はじめて人口栽培に成功しました。 いまは、日本でもすっかりおなじみになっています。人気の『きのこ』に仲間入りです。 エリンギには、食物繊維(しょくもつせんい)、カリウム、ビタミンDなどが含まれていて栄養もあります。 ほくほくジャガイモと鶏肉のスープ、きのこのドリアをしっかり食べて、体をしっかりあたためて、午後からも元気に過ごしましょう。 3年生のクリスマスツリー3年生の教室前には、立派なツリーができあがりました。 壁面にも、たくさんの色とりどりのオーナメントが飾りつけられています。 こちらのオーナメント。 ひとつひとつに、3年生みんなの願いごとや、今の想いがつづられています。 サンタクロースへ、届きますように。 きょうの給食 12月15日いわしのしょうが煮 みそ汁 高野どうふの煮もの 焼きのり ごはん 牛乳 きょうの『いわしのしょうが煮』は、ひとり2尾ずつです。 本日のメニューには「こうや豆腐の煮もの」があります。 「高野どうふ」について、すこしお話します。 日本古来の伝統食「こうやどうふ」は、およそ800年前の鎌倉時代から食べれているようです。こうや豆腐そのもの、はじまりは諸説あります。 ひとつは、高野山の僧侶によって作られた「凍り豆腐」(こおりとうふ)が始まりとされています。 精進料理につかっていた豆腐が、冬の厳しい寒さで凍ってしまったものを、翌朝溶かして食べられるようになったと、いわれています。 高野山が起源とされる異説としては、中国から弘法大師が持ち帰ったという説もあります。 ふたつめは、長野や東北地方の冬場の食材としてつくられていた「凍み豆腐」(しみとうふ)が、はじまりの説。 豆腐を凍らせたものを、そのままつるして自然に乾燥させた保存食です。 江戸時代の初期頃は「氷豆腐」とよばれていましたが、高野山で作られたものはしだいに「高野豆腐」とよばれ、信者への贈答品やお土産とされていきました。 江戸時代におこった大きな飢饉(ききん)のころ、保存のきく貴重なたんぱく源として重宝され、次第に近畿から全国へ広がっていったようです。 また各地で同じように「凍み豆腐」の生産などもひろがっていきます。 時を経て、製法も改良され今の形に近いものになっていきます。 こうや豆腐は、保存ができて良質なたんぱく質の豊富な食品です。 そのため、近代になってからも、南極観測隊の食料になったり、宇宙食としても採用されたりしています。 日本にとても古くからある食材は、今の時代もかわることなく、最先端の場所で重宝される栄養食です。 今日も、栄養が豊富な給食のメニューです。イワシや、こうや豆腐をしっかり食べて、体を丈夫に保ちましょう。 午後からも、がんばって過ごしてください。 |