今日は社会科の授業の様子をお伝えします。
社会科では、この間、歴史的分野で近現代史のところを学んできました。それらの成果を踏まえ、先日、「いつ、どの場面でなら、戦争を止めることができたか」をテーマに授業を行いました。
とても難しいテーマでしたが、あえて簡単にするのでなく、しっかりと考えてもらうことにしました。年表づくりから始まり、出来事調べ、教科書写しなどを経て、迎えた本番。
グループワークでは、自分が選んだ出来事だけでなく、なぜそれを選んだのかを根拠を基に話し合っている姿が印象的でした。続く全体での意見交流でも、勇気をもって発表する人が多数おり、とても見ごたえのある取り組みになりました。
中学生の皆さんにとって、なんだか難しい社会的事象について自分自身の意見を形成することは、決して簡単なことではないと思います。しかし、いろいろな意見に触れていくことは、自分自身の考える根っこになるはずです。新聞やニュースが世論を形成する役割があるように、今回の学習でも、様々な角度から物事を考え、自分の意見を作ることに貢献できていたのなら、うれしいなと思います。
もうすぐ歴史的分野も終わりです。公民的分野では、現代社会のいろいろな仕組みについて学ぶ予定です。楽しみにしていてくださいね。