きょうの給食 12月8日今日は雨こそ降ってはいませんけれど、すこしどんよりした曇り空です。 本日の給食のメニューをご紹介します。 さばのみぞれかけ すまし汁 こまつなの煮びたし ごはん 牛乳 今日のメニューには『さばのみぞれかけ』があります。 この「みぞれかけ」とは、なんでしょう? 「みぞれ」とは、空中で溶けかかった雪が、雨と混じって降るものです。 すりおろした「だいこん」が、この「みぞれ」を連想させることから、だいこんおろしをかけた料理を「みぞれかけ」といいます。 また、水分をきっただいこんおろしを加えた『みぞれ煮』や『みぞれ鍋』と呼ばれる料理もあります。 お料理の名前には、さまざまな情景から名づけられているものがあります。 昔の人は風情がありますね。 昨日のメニュー紹介でも取り上げた『だいこん』おろしが、本日のメニューにも登場しています。 消化を助ける酵素『アミラーゼ』がたくさん、だいこんおろしには含まれていますよ。 なんだか、今日は「みぞれ」が降ってきそうな空模様ですけれど、 しっかりと給食を食べて、『さばのみぞれかけ』でお腹を満たして元気に午後からも過ごしましょう。 12月7日 多文化共生教育
12月7日の6時間目。
体育館にて『多文化共生教育』をおこないました。 民族講師の方に来校していただき、外国人の方々の歴史や現在について、お話をうかがいました。 また、本校に在籍している外国にルーツがある生徒たちにもお話をしてもらいました。 いまの日本には、多くの外国の方々が生活をしています。 家族が外国から日本に移り住んだことにより、日本で生まれ育った人も多くおられます。今の社会を生きる私たちにとって、外国にルーツがある人の存在は、とても身近なことです。 生まれた国や、生活習慣、文化が違っても、同じ地球上で同じ国に住み、これからの未来の社会をともに形成していく仲間です。 今回のように相手のお話をきくことで、自分たちの身近なこととして考えることができました。 お互いに理解し合うことの大切さを知る、とても貴重な時間になったとおもいます。 きょうの給食 12月7日本日も給食のメニューをご紹介します。 鶏肉(けいにく)の甘辛(あまから)焼き みそ汁 だいこんの煮もの ごはん 牛乳 年中通して食べられている『だいこん』ですが、冬になると『おでん』など、煮込みのお料理に大活躍します。味がよくしみ込んで、とてもおいしい食材です。 今日は、この『だいこん』についてお話します。 だいこんには、病気などから体を守る働きのあるビタミンCが含まれています。 そして、葉の部分。 スーパーなどで売られている時は、ほとんどが切り落とされてしまっているので、なかなか食べる機会に恵まれませんけれど、粘膜を保護するカロテンや、骨や歯を丈夫にするカルシウムも豊富に含まれています。 『だいこん』の栄養成分のなかで、最も代表的なものに、でんぷん分解酵素の『アミラーゼ』があります。 これは食物の消化を助け、胸やけや胃もたれを防ぎます。 だいこんには、アミラーゼ以外にも消化を助ける酵素(こうそ)がいくつも含まれています。 『だいこん』は、お腹の調子を元気にする手助けをしてくれるお野菜なのです。上手に食事に取り入れてお腹を元気にしてくださいね。 雨などが降って天気の悪い日には、体調がすぐれなかったり、気持ちも沈みがちになります。 そんな日こそ、温かい食事をしっかりとって、心と体を元気に保っていきましょう。 きょうの給食 12月6日今週も元気に頑張って過ごしましょう。 それでは、本日の給食メニューをご紹介します。 さけのマリネ 肉だんごと麦のスープ プチトマト ブルーベリージャム コッペパン 牛乳 メニューにある『さけのマリネ』の「マリネ」とは、なんでしょうか? 「マリネ」という言葉の由来は、フランス語で「marine」です。 これはもともと「marin」(海の)という言葉から派生していて、食材を海水につける調理法が、このマリネの原点になったと考えられています。 ※派生(はせい)=ひとつの物から、別の物や事が、枝分かれして生まれること。 「マリネ」は、肉や魚に、たまねぎなどの野菜や油、酢などで作ったマリネソースをからませた料理のことです。 油で揚げた(あげた)ものに、マリネソースをかけるとさっぱりした味になりますね。 日本で「マリネ」と呼ばれるこの調理法をもちいたお料理は、フランスでは「マリナード」と呼ばれています。 今日の給食の『さけのマリネ』は、たまねぎをオリーブ油でいため、砂糖、塩、米酢、リンゴ酢、オリーブ油、ワインで味つけしたマリネソースを、鮭(さけ)にからませたものです。 どうぞ、おいしく召し上がってください。 きょうの給食 12月3日あたたかい給食が楽しみな季節になりました。 では、本日の給食メニューをご紹介します。 鶏肉と野菜の煮もの じゃこ豆 かぶのゆず風味 ごはん 牛乳 きょうは「かぶ」について。 給食カレンダーにも掲載されています。 かぶは、年間流通されています。 けれど寒い時期に出回るものの方が、甘味があっておいしいお野菜です。 かぶは、アブラナ科の植物で、はくさいや菜の花、キャベツなどの仲間です。 なんとなく意外ですよね。だけど葉っぱの部分はよくにています。 白くて丸い「小かぶ」が一般的ですけれど、赤や紫など、とてもさまざまな色や形、大きさの品種があります。また、日本でも古くから食べられてきたので、地方ごとにも多くの品種が存在します。 とても大きいものでは、京都の伝統野菜「聖護院蕪」(しょうごいんかぶら)などが有名です。 今日も給食をしっかり食べて、午後からも元気に過ごしてください。 |