国語のじかん
階段をあがっていると、子どもが音読している声が聞こえてきました。前の扉が開いていたので、自然と子どもたちの様子を前から見る形で見えてきたのですが、ぱっと目に飛び込んできたのは、ずらりと並んだ国語の教科書(二年生)の表紙。一人一人がちゃんと教科書を手にもっているので、ほんとにきれいに教科書が立って並んでいるような景色でした。一人ずつ順番に音読していたのですが、シーンとした良い雰囲気のなかで、どの子も教科書をちゃんと持って順に音読していく様子に感心しました。
また、別のクラスでは、「いろはかるた」を書こうとしている場面でした。黒板を見ると、「冬といえば・・・」の文字。きっと子どもたちが「冬」から連想したことばを発表し、先生が書き留めたのでしょう。 「かまくら」「おんせん」「お正月」…なかには、「マフラー」や「ネックウォーマー」などのことばもありました。 読み札と絵札。両方完成がたのしみですね。 アイデアと工夫で
4年生が、クルクルまわるおもちゃをつくっていました。
線に沿って切るときは、慎重にチョキチョキと。 端と端を重ねるようにして、クリップで止めて、つくり方は至ってシンプル。 わかりにくそうな友だちがいたら、「こうやったらできるよ」と近くの友だちがやさしくアドバイス。 高く上げて、そうっと手を離すと 「わーっ!めちゃきれい!」 何度もやって見せてくれました。 シンプルだからこそ、奥が深い。 身近なものを使って、アイデアと工夫で楽しく過ごせたひとときでした。 作文チャレンジ
1年生は作文にチャレンジ。
どちらのクラスも、「こくごノート」のマスをつかって、丁寧に授業が進められていました。 「どんなことをしたのかな」 「友だちと話したことも、書くといいよ」 「どんなふうに思ったのかな」 時々鉛筆を止めては、じーっと思い出して、また鉛筆を動かして。 できたらた先生のところまで持っていきます。先生に共感してもらっているときの様子が、なんともうれしそうでした。 かぞえてみよう「色ごとにかぞえていきます」 「私は、おりがみの並び方に注目して・・・」 どんな風に数えていくか、見通しが持てたようです。 「さあ、みんな数えていけそうかな。えんぴつ持って〜・・・、用意スタート!」 10まいずつのまとまりができたら〇でかこっていくとべんりべんり!と、一斉に数えていく、1年生の子どもたちでした。 1月19日の給食かす汁は、酒かすを入れた具だくさんの汁ものです。 塩ざけや塩ぶりなどの塩蔵した魚と、だいこん、にんじん、こんにゃく、うすあげなどが材料としてよく用いられます。味つけは塩蔵の魚の塩味に、塩やみそなどを加えて味を補ういます。酒かすの効果で体が温まる料理です。 1月20日の二十日(はつか)正月(骨正月)に、祝い魚の塩鮭や塩ぶりの残った頭や骨をだしにして、野菜と一緒に酒かすをいれて食べる風習があります。酒かすは清酒をしぼったあとの固形物です。 給食では、だし汁にさけやつきこんにゃく、うすあげ、だいこん、にんじん、青ねぎを加え、酒かすのほかにうす口しょうゆ、白みそ、赤みそで味つけします。 |