9年生 道徳の授業7,8年生 テスト資料を見て考えたことを話す 〜 5年生
国語の授業の様子です。
資料をしっかり読みとり、自分の考えをまとめ、詳しく述べる。 自分の考えをしっかり伝えることは大切ですね。 4年生 授業の様子中学校 全校集会工業製品ではこんなこと良くある話です。実例を二つ紹介します。 皆さんは「とんとん相撲」を知っていますか?紙相撲とも言います。紙で作った力士を土俵に見立てた振動板の置いてその振動板をトントンと叩きます。そのトントンという動作を早くしたり遅くしたり力加減を変えるなどすると力士の動きが変わりましたね。 この力士の動きを自由にコントロール出来たらって考えた人が居ました。その速さを20000回以上にし、3方向から力加減を変え、早くしたり遅くしたりできるようになりました。20000回という速さは人の鼓膜が高い音として感じられる限界の20000Hzを越えています。 音の振動数を越えている波なので超音波と言い、このモーターをUltrasonic Motorと名付けました。ですが、開発当時は使い道がなかったのです。研究に研究を重ねて開発したモーターですが無用の長物だったのです。 しかし、あるカメラメーカーがこれに目をつけ、自動で焦点を合わせる(AF:オートフォーカス)ものに改良してカメラに内蔵して販売しました。スピード感や軽量化から劇的な成功をし、今ではスマートフォンのカメラにまで採用されています。 意味のないことをしっかり頑張れた結果です。 もう一つは換気扇のフィルター。 シリコンウエハーやLSIを製造している半導体工場では、不良品の数を減らそうと試行錯誤を行っていました。原材料からはじき出される生産量と実際に製品として出荷できる製品生産数比率を「歩留り(ぶどまり)」と言います。これを100%にするどころか70%にも届きませんでした。 様々な原因が考えられましたが、ある日本の生産工場が部屋の埃ではないかと思ったそうです。当然どの国の工場もクリーンルームで生産を行っていて空気が汚れているわけがないと思っていました。空気検査を行っても塵や埃が原因であるとは言えませんでした。 ありとあらゆる方法をしてみよう。無駄かもしれないがやってみようと換気口のフィルターを二重にしました。すると歩留りが98%に上がったのです。 どちらも現在の我々の生活に欠かせない製品でごく当たり前になっていますが、はじめは意味がないかもしれないと思われていた技術です。 先週の繰り返しになるのですが、自らを立し、これらのことをしっかりと考えてみてください。 令和4年2月21日 全校集会 副校長講話 |