卒業式式辞
冬の寒さもようやく和らぎ、春の訪れを感じる今日の佳き日に、多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、第65回卒業証書授与式を挙行できますことに、高台からではございますが、心より感謝を申しあげます。ありがとうございました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今、9年間の義務教育終了という大きな節目を迎えました。この長い間、皆さんを支えてくださったご家族の皆様をはじめ、先生方や友達など多くの方々の励ましや支えがあったことを心に刻み、感謝の気持ちを忘れず、これからの人生を歩んでいってほしいと思います。 三年前の四月三日、この同じ場所で皆さんの入学式が行われました。入学式では、「自分を大切にする」「友達を大切にする」「授業を大切にする」という三つのお願いを、皆さんにいたしました。覚えているでしょうか。あれから三年、心身共に本当に大きく成長されましたね。そんな皆さんに、本日別れを告げなければなりません。残念であり淋しい気持ちで一杯です。 さて、三年間の中学校生活はどうだったでしょうか。楽しかったこと、辛かったこと、感動したことなど、たくさんの思い出が、今、皆さんの脳裏に浮かんでいることと思います。 また、こうして向かい合っていますと、三年間のさまざまな行事が、昨日のことのように思い出されます。一年生時の文化発表会での学年劇や合唱コンクール、二・三年生時の文化発表会での素晴らしい作品。修学旅行では、三日間、皆さんのたくさんの笑顔を見ることができました。感染状況を鑑み、一泊での実施も正直頭をよぎりましたが、二泊で実施して本当に良かったと思っています。そして、体育大会の「ソーラン節」は、感動的で実に素晴らしいものがありました。 このような行事や部活動で懸命に頑張っている姿を通じて、皆さんは私たちにたくさんの感動を伝えてくれました。相生中学校の良き伝統、後輩たちへの範となり、皆さんと共に過ごせたことを本当にうれしく思っています。 今年度は、オリンピック・パラリンピックが開催された年でもありました。出場された選手へのインタビューを聞いておりますと、改めて、「夢や目標を持ち、あきらめずに努力を続けること」「感謝の気持ちを持つこと」の大切さを感じました。皆さんのこれからの長い人生においても、思い通りにいかなかったり、努力が結果につながらないこともあるかと思います。しかし、どのような困難にも打ち勝ち、自分の可能性を信じ、あきらめずに努力を続ける人であってほしいと思います。 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。お子様が本校に入学されてから早三年が経ちました。立派に成長されたお子様の姿をご覧になり、感慨もひとしおのことと存じます。今日まで本校教育活動に寄せられました、ご理解とご協力に対しまして、教職員を代表し心より御礼申しあげます。ありがとうございました。 最後に、皆さん一人ひとりが、この地球上で、ただ一人のかけがえのない大切な存在です。どうか、自分自身を大切に、この与えられた命を大切にして、これからの日本の将来を担っていく人材となられることを願っています。 「栄光の架橋」という歌に次の歌詞があります。 もうだめだと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も 想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いて来た 悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある さあ行こう 振り返らず走り出せばいい 希望に満ちた空へ 皆さんの輝かしい未来と卒業後の栄光を心よりお祈り申しあげまして、私の式辞といたします。 卒業証書授与式2
「卒業生答辞」では、3年間の想いが語られ、感動的で本当に素晴らしい卒業証書授与式となりました。卒業生の皆さんのさらなる飛躍を心よりお祈り申しあげます。
卒業証書授与式1
本日、第65回卒業証書授与式を挙行いたしました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆様には、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申しあげます。
卒業式予行・準備2
午後からは、1・2年生が一生懸命に卒業式の準備を行ってくれました。今、静かな体育館は、明日の卒業式の主役である3年生の出番を待っています。
卒業式予行・準備1
本日、明日の卒業式に向けて予行を行いました。
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