子どもの思考に寄り添って修学旅行、団体演技参観デーも行いつつ、授業の準備も一方で進めて…。 育和小学校の教職員の皆さんは、子どもたちのためにと、ほんとうによく働きます。この日の授業に向けても、学年の先生方が一緒になって、今回の教材について、連日研究してきました。 まずは導入です。「はてなボックス」からこれまで学習してきた立体が取り出されます。 そして、今日の立体は…。 「あ!階段みたい」「テトリスやん。横にして引っ付いたら気持ちいい形」 「角柱が、凹んでる形やなぁ」子どもたちは初めて出会った立体をよく観察しています。 「5年生のとき、どんな風にこんな形の体積を求めていったか覚えてますか」 「覚えてる〜。横に切って2つに分けて考えた」「縦切り、と、横切り」 「直方体から凹んだ部分を引いて求めたよ」「ほかには・・・」 これまで学習してきたことを思い出しながら、今日の授業の学習課題をつかんでいきました。 この授業を通して感じられたのは、担任の先生が「今、わからんなぁ、自信がないっていう人おるかな・・。うん、それでいいよ。一緒に考えていこう」というあたたかな声かけや、全体指示のあとすぐ子どもの傍に寄って、必要な支援を行う姿勢が様々にあったいうこと。 また、子どもたちの思考の支えになるように、底面積を意識できるように一人一人に小さなワークシートがあったり、班で相談できるように手づくりの立体模型が各グループごとに用意されていたり、それはそれは丁寧な「準備」があったということです。 単に「公式があるから、それを使えばいい」というのではなく、子どもたちならきっとこう考えるだろうな…という、子どもの思考に思いをはせた授業。45分はあっという間に過ぎていきました。 10月18日の給食はくさいは、貯蔵性が高く、冬場だと2か月ほど保存することができます。味は淡白で甘みがあり、漬けもの、いためもの、煮もの、鍋ものなどいろいろな料理に利用できます。 はくさいは水分が多く、エネルギーが低い野菜です。また、調理によってかさが減り、たくさん食べられるので、ビタミンⅭや便秘を予防する食物繊維、ナトリウムを体外に排出する働きがあるカリウム、骨や歯を作るカルシウムなどをとることができます。 えっちら、おっちら
全校朝会が終わり、子どもたちがクラスごとに並んで教室に向かいます。
はじめに出発するのは5年生なんですが、担任の先生が少し運動場で残っていました。 また、順に進む他の学年のなかからも、誰かが何かを言うともなく、残っています。 最後に1年生が出発しました。(音楽に合わせて足踏みするのも上手になってきましたね。) 実はみなさん、重たい重たい朝礼台を運ぶために、最後まで待っていてくれたのです。「せーの!」とかけ声をかけ、えっちらおっちら。 朝から共同作業の一場面。何だかとても頼もしい後ろ姿でした。 あいさつの輪が広がって…3週連続で運動場で全校朝会を行うことができました。 先週とは打って変わって朝からひんやり。 今日は子どもたちに「あいさつ」の話をしました。 「朝、家族の人にあいさつできましたか?」 とても多くの子どもたちの手があがりました。 「登校中、見守ってくださっている方々にできましたか?」 少し、手が少なくなりました。 「学校に来てから、友だちや先生にはどうでしょう?」 また少し手が多くあがりました。 そのあと、あいさつに関するエピソードをひとつ話しました。 さいごに、あいさつには合言葉があることを紹介しました。 「あ」:明るく、温かく 「い」:いつでも、誰にでも 「さ」:(相手より)先に、すすんで 「つ」;続けよう 育和小学校の子どもたちのあいさつには「ぬくもり」があります。 また、2年生では「あいさつツリー」の取り組みも続いています。 一人でも多くの子どもたちが「明日はもっとあいさつしよう」と心がけてくれたらうれしいです。その輪がどんどん広がって…。これからも気持ちのよいステキなあいさつのできる子に、どんどん育っていってほしいな、と願っています。 10月15日の給食オーロラ煮は、大阪市の給食で開発された一品です。当初は「くじらのオーロラ煮」として、給食に登場していました。 オーロラ煮という名前には、南極などの上空に現れる、あけぼの色をしたオーロラが由来しています。あけぼの色とは、朝焼けのような淡紅に黄みを帯びた色を表します。 オーロラ煮のたれを、あけぼの色に近づけるためにケチャップを使用し、さらに赤みそや砂糖を加えることで、味つけにも工夫をしています。歴史のある給食のオーロラ煮は、現在の児童にも大変人気があります。 今日の給食は、油であげた「まぐろ」に、オーロラに見立てたたれをからめた「まぐろのオーロラ煮」です。 |