学習の終盤には質問コーナーを設けていただき、子どもたちがパソコンを通じて直接質問を行いました。１時間半の短い時間でしたが、学んだことや疑問に感じたことを多くの児童が積極的に質問していました。

５年生は、株式会社SUBARU（スバル）さんとネット回線をむすんで、オンライン社会見学を行いました。オンラインで本社の方から説明や振り返りをしてもらいながら、作業の様子などの映像を流していただきました。子どもたちもいつもとは違った環境の学習に興味津々でした。

お忙しい時間にも関わらず、駒川商店街の方々は子どもたちのインタビューに、親切に応えていただきました。子どもたちにとって貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。

３年生は駒川商店街に行きました。
いろいろなお店を回り、お店の人にインタビューをさせていただきました。

☆校長先生のお話

「大谷翔平選手、アメリカンリーグのＭＶＰ獲得」

　11月19日（金）、長居第２陸上競技場でランニング大会が行われました。天気にも恵まれたので、皆さん、気持ちよく走れたのではないでしょうか。自分の力をしっかり発揮しょうとしている姿はとても素敵でした。皆さんに拍手を送ります。がんばった自分を自分でもしっかりほめてあげてくださいね。

　ランニング大会が行われた同じ日に、アメリカ大リーグエンゼルスの大谷翔平選手は、アメリカンリーグで最も活躍した選手に贈られるＭＶＰという賞を獲得しました。日本人では、２００１年にイチロー選手が獲得して以来、２０年ぶりの快挙になります。よい成績を残したことはもちろんですが、世界中の野球選手に「二刀流の可能性を広めたこと」、「こんなこともできるんだよと教えてくれたこと」、なども評価されたからではないでしょうか。

　大谷選手の今季の最終成績は、打者としては４６本塁打、１００打点、２６盗塁。投手としては、９勝２敗、１５６奪三振、防御率３．１８でした。「打って」「投げて」の「二刀流」での大活躍はもちろんですが、「走って」「守って」においても、すばらしい成績を残しました。

　また、大谷選手は、マナーにも好感が持たれていました。「常に笑顔を絶やさないので、見ている人を楽しい気分にさせてくれる」「いろいろな人に、笑顔で話しかけている」「気づいたときにグランドのゴミを拾っている」等々。ゴミ拾いの話は、高校時代の監督に「ゴミは人の落とした運。ゴミを拾うことで運を拾うんだ」という教えを受け、それを実行し続けているのだそうです。

　今シーズン、野球の神様と言われているベーブルース以来の二桁本塁打・二桁勝利という記録の達成は持ち越しとなりました。しかし、来年もとんでもないプレーをして、我々をわくわくさせてくれることでしょう。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。好きだからこそ、飽きずに努力をするため、ついにその道が上手になるという意味です。大谷選手にピッタリの言葉ですね。