12月8日 いのちのふれあい授業
12月8日の5、6時間目を使って体育館にて。
いのちスタッフ「Smile Pocket」さんを、講師にお招きして、2年生が『いのちのふれあい授業』をおこないました。 各クラス班に分かれ、それぞれが、赤ちゃん人形をつかっての「抱っこ体験」と妊婦ジャケットを装着しての「妊婦体験」をしました。 《妊婦体験》 お腹の大きな状態で買い物袋をもって階段を上り下りすることや、寝転んだ状態から起き上がること、自分の足もとの靴ひもを結ぶこと、など実際にやってみることで、普段のちょっとした動作が、妊娠している方にとって、いかに大変なことであるのかを体験しました。 《抱っこ体験》 赤ちゃん人形を使って、おむつを交換したり、赤ちゃんを抱っこしてみたりします。また、抱っこひもをつけて抱っこした場合との違いなど、まだ首のすわっていない赤ちゃんを抱っこすることの難しさを体験しました。 お腹の中で、ひとつの命が大きくなって、ひとりの人間として生まれてきます。 生まれてくる前も、生まれてきてからも、いのちが成長していく過程のなかでは、日常のさまざまな状況において、誰からの手助けもなく大きくなることはありません。 2年生のみんなが、今回の授業で体験できたことは、ほんの少しです。 実際は、もっともっと長い時間をかけてお腹の中で育てられ、生まれてからも毎日お世話をしてもらって、ここまで大きくなりました。 たくさんの人に支えられて生きています。 自分の成長を今日まで支えてくれた、まわりの人への感謝する気持ち。 今回の授業をとおして、改めて感じることができたと思います。 きょうの給食 12月8日今日は雨こそ降ってはいませんけれど、すこしどんよりした曇り空です。 本日の給食のメニューをご紹介します。 さばのみぞれかけ すまし汁 こまつなの煮びたし ごはん 牛乳 今日のメニューには『さばのみぞれかけ』があります。 この「みぞれかけ」とは、なんでしょう? 「みぞれ」とは、空中で溶けかかった雪が、雨と混じって降るものです。 すりおろした「だいこん」が、この「みぞれ」を連想させることから、だいこんおろしをかけた料理を「みぞれかけ」といいます。 また、水分をきっただいこんおろしを加えた『みぞれ煮』や『みぞれ鍋』と呼ばれる料理もあります。 お料理の名前には、さまざまな情景から名づけられているものがあります。 昔の人は風情がありますね。 昨日のメニュー紹介でも取り上げた『だいこん』おろしが、本日のメニューにも登場しています。 消化を助ける酵素『アミラーゼ』がたくさん、だいこんおろしには含まれていますよ。 なんだか、今日は「みぞれ」が降ってきそうな空模様ですけれど、 しっかりと給食を食べて、『さばのみぞれかけ』でお腹を満たして元気に午後からも過ごしましょう。 12月7日 多文化共生教育
12月7日の6時間目。
体育館にて『多文化共生教育』をおこないました。 民族講師の方に来校していただき、外国人の方々の歴史や現在について、お話をうかがいました。 また、本校に在籍している外国にルーツがある生徒たちにもお話をしてもらいました。 いまの日本には、多くの外国の方々が生活をしています。 家族が外国から日本に移り住んだことにより、日本で生まれ育った人も多くおられます。今の社会を生きる私たちにとって、外国にルーツがある人の存在は、とても身近なことです。 生まれた国や、生活習慣、文化が違っても、同じ地球上で同じ国に住み、これからの未来の社会をともに形成していく仲間です。 今回のように相手のお話をきくことで、自分たちの身近なこととして考えることができました。 お互いに理解し合うことの大切さを知る、とても貴重な時間になったとおもいます。 きょうの給食 12月7日本日も給食のメニューをご紹介します。 鶏肉(けいにく)の甘辛(あまから)焼き みそ汁 だいこんの煮もの ごはん 牛乳 年中通して食べられている『だいこん』ですが、冬になると『おでん』など、煮込みのお料理に大活躍します。味がよくしみ込んで、とてもおいしい食材です。 今日は、この『だいこん』についてお話します。 だいこんには、病気などから体を守る働きのあるビタミンCが含まれています。 そして、葉の部分。 スーパーなどで売られている時は、ほとんどが切り落とされてしまっているので、なかなか食べる機会に恵まれませんけれど、粘膜を保護するカロテンや、骨や歯を丈夫にするカルシウムも豊富に含まれています。 『だいこん』の栄養成分のなかで、最も代表的なものに、でんぷん分解酵素の『アミラーゼ』があります。 これは食物の消化を助け、胸やけや胃もたれを防ぎます。 だいこんには、アミラーゼ以外にも消化を助ける酵素(こうそ)がいくつも含まれています。 『だいこん』は、お腹の調子を元気にする手助けをしてくれるお野菜なのです。上手に食事に取り入れてお腹を元気にしてくださいね。 雨などが降って天気の悪い日には、体調がすぐれなかったり、気持ちも沈みがちになります。 そんな日こそ、温かい食事をしっかりとって、心と体を元気に保っていきましょう。 きょうの給食 12月6日今週も元気に頑張って過ごしましょう。 それでは、本日の給食メニューをご紹介します。 さけのマリネ 肉だんごと麦のスープ プチトマト ブルーベリージャム コッペパン 牛乳 メニューにある『さけのマリネ』の「マリネ」とは、なんでしょうか? 「マリネ」という言葉の由来は、フランス語で「marine」です。 これはもともと「marin」(海の)という言葉から派生していて、食材を海水につける調理法が、このマリネの原点になったと考えられています。 ※派生(はせい)=ひとつの物から、別の物や事が、枝分かれして生まれること。 「マリネ」は、肉や魚に、たまねぎなどの野菜や油、酢などで作ったマリネソースをからませた料理のことです。 油で揚げた(あげた)ものに、マリネソースをかけるとさっぱりした味になりますね。 日本で「マリネ」と呼ばれるこの調理法をもちいたお料理は、フランスでは「マリナード」と呼ばれています。 今日の給食の『さけのマリネ』は、たまねぎをオリーブ油でいため、砂糖、塩、米酢、リンゴ酢、オリーブ油、ワインで味つけしたマリネソースを、鮭(さけ)にからませたものです。 どうぞ、おいしく召し上がってください。 |