12月9日 ティーンズヘルスセミナー
12月9日の5、6時間目の体育館にて。
助産師の先生を講師としてお招きし1年生は『ティーンズヘルスセミナー』をおこないました。 生命誕生の現場にかかわる『助産師』という仕事についてのお話を伺いました。 生命が誕生することについての仕組みや、体のなかでは「いのち」がどのような状態で、どのような過程を経て「ひと」として形成され、成長していくのかを学びました。 中学生の期間は、心も体も大きく変化し成長してゆく大切な時間です。 自分たちにおこる体と心の成長に向き合って正しく知ることで、自分を大切に扱うことができます。 いのちが誕生することは、奇跡の連続であるということを、今回の授業で知ることが出来たとおもいます。 昨日の2年生と同様に、妊婦ジャケットを装着しての《妊婦体験》、赤ちゃん人形をつかっての《抱っこ体験》を、1年生もおこないました。 大きなお腹の妊婦さんにとって、日常の生活をすることは、どんなに大変かを体験します。赤ちゃんの小ささや重さを、人形を抱っこして実感するが出来ました。 実際の赤ちゃんは、動いたり、泣いたり、首がすわってない状態なので、ふにゃふにゃで、少し抱っこすることも、もっともっと大変です。 中学生となった生徒のみなさんは、自分で歩くことも、ご飯を食べることもできます。 だけど、みなさんのように大きく育つには、長い時間、周りの方の手助けが必要だったことを、今日の体験を通して知り、感謝の気持ちを感じることが出来きたとおもいます。 毎日を大切にすごしてください。 きょうの給食 12月9日本日の給食メニューをご紹介します。 和風焼きそば きゅうりのしょうがづけ りんご 黒糖パン(1/2) 牛乳 今日は、給食カレンダーにも記載されている 「かぜを予防する栄養素について」とりあげましょう。 かぜを予防するには、栄養バランスのよい食事で免疫力を高め、かぜのウイルスを寄せつけないようにすることが、大切です。 体が冷えると、免疫力はさがります。 体を温めて寒さに対する、抵抗力を高めるものに『たんぱく質』は必要です。 肉、魚、卵、大豆製品や、乳製品など、たんぱく質を多く含む食品です。 ウイルスが外から、体内への入ってくるのを防ぐ役割が、のどや鼻などの粘膜(ねんまく)にあります。その粘膜が弱ってしまうと、体内にウイルスが侵入(しんにゅう)してしまいます。 ビタミンA(カロテン)は、粘膜を強くする栄養素です。レバーや緑黄色野菜に多く含まれています。 ビタミンCは、免疫力を高めて、かぜを予防する栄養素です。 野菜やくだものには、多く含まれています。 これらは、とても代表的な栄養素です。 上手にとりいれることで、体は強くなります。食事の大切さが、よくわかります。 今日も給食をたくさん食べて、かぜに負けない元気な体を保ちましょう。 午後からの授業もがんばってください。 12月8日 いのちのふれあい授業
12月8日の5、6時間目を使って体育館にて。
いのちスタッフ「Smile Pocket」さんを、講師にお招きして、2年生が『いのちのふれあい授業』をおこないました。 各クラス班に分かれ、それぞれが、赤ちゃん人形をつかっての「抱っこ体験」と妊婦ジャケットを装着しての「妊婦体験」をしました。 《妊婦体験》 お腹の大きな状態で買い物袋をもって階段を上り下りすることや、寝転んだ状態から起き上がること、自分の足もとの靴ひもを結ぶこと、など実際にやってみることで、普段のちょっとした動作が、妊娠している方にとって、いかに大変なことであるのかを体験しました。 《抱っこ体験》 赤ちゃん人形を使って、おむつを交換したり、赤ちゃんを抱っこしてみたりします。また、抱っこひもをつけて抱っこした場合との違いなど、まだ首のすわっていない赤ちゃんを抱っこすることの難しさを体験しました。 お腹の中で、ひとつの命が大きくなって、ひとりの人間として生まれてきます。 生まれてくる前も、生まれてきてからも、いのちが成長していく過程のなかでは、日常のさまざまな状況において、誰からの手助けもなく大きくなることはありません。 2年生のみんなが、今回の授業で体験できたことは、ほんの少しです。 実際は、もっともっと長い時間をかけてお腹の中で育てられ、生まれてからも毎日お世話をしてもらって、ここまで大きくなりました。 たくさんの人に支えられて生きています。 自分の成長を今日まで支えてくれた、まわりの人への感謝する気持ち。 今回の授業をとおして、改めて感じることができたと思います。 きょうの給食 12月8日今日は雨こそ降ってはいませんけれど、すこしどんよりした曇り空です。 本日の給食のメニューをご紹介します。 さばのみぞれかけ すまし汁 こまつなの煮びたし ごはん 牛乳 今日のメニューには『さばのみぞれかけ』があります。 この「みぞれかけ」とは、なんでしょう? 「みぞれ」とは、空中で溶けかかった雪が、雨と混じって降るものです。 すりおろした「だいこん」が、この「みぞれ」を連想させることから、だいこんおろしをかけた料理を「みぞれかけ」といいます。 また、水分をきっただいこんおろしを加えた『みぞれ煮』や『みぞれ鍋』と呼ばれる料理もあります。 お料理の名前には、さまざまな情景から名づけられているものがあります。 昔の人は風情がありますね。 昨日のメニュー紹介でも取り上げた『だいこん』おろしが、本日のメニューにも登場しています。 消化を助ける酵素『アミラーゼ』がたくさん、だいこんおろしには含まれていますよ。 なんだか、今日は「みぞれ」が降ってきそうな空模様ですけれど、 しっかりと給食を食べて、『さばのみぞれかけ』でお腹を満たして元気に午後からも過ごしましょう。 12月7日 多文化共生教育
12月7日の6時間目。
体育館にて『多文化共生教育』をおこないました。 民族講師の方に来校していただき、外国人の方々の歴史や現在について、お話をうかがいました。 また、本校に在籍している外国にルーツがある生徒たちにもお話をしてもらいました。 いまの日本には、多くの外国の方々が生活をしています。 家族が外国から日本に移り住んだことにより、日本で生まれ育った人も多くおられます。今の社会を生きる私たちにとって、外国にルーツがある人の存在は、とても身近なことです。 生まれた国や、生活習慣、文化が違っても、同じ地球上で同じ国に住み、これからの未来の社会をともに形成していく仲間です。 今回のように相手のお話をきくことで、自分たちの身近なこととして考えることができました。 お互いに理解し合うことの大切さを知る、とても貴重な時間になったとおもいます。 |