7月5日(火)おはようございます今日の登校のようすです。 今日も雨の登校となりました。 1年生の学習−家庭科今日はデザインを考えました。 2年生の学習−理科今日は、動物の目のつくりについて、学習しました。 ものの見え方、ピントの合わせ方について確認しました。 3年生の学習−社会全校集会学校長講話のあと、保健の先生から熱中症についてのお話がありました。 【校長講話「自律と自立」】 新しい年度が始まり、4ヶ月目に入りました。 今日を含めてあと12日で夏休みを迎えます。 そこで今日は、あらためて二つの「自律」と「自立」について考えてみたいと思います。 どちらも「じりつ」と読みますが、この意味は何でしょうか? 国語の辞書を引くと次のように書いてありました。 「自律」=自分で自分の行動に決まりをつけて、それにふさわしい行動をするようにすること 「自立」=他の力にたよらないで、自分の力で行動すること。 まず、「自律」です。 中学生であるみなさんは、今まさに大人になるための入口に立っています。 この4ヶ月を振り返り、自分の行動が学校や社会のルールや規律に沿っていたか考えてみてください。 みなさんは学習面や生活面、委員会や部活動なども自分で考えて自分で実行していかなければいけません。 また、中学生は、時には大人としてみなされ、正しい判断や正しい行動が求められます。 幼い考えやわがままな行動を捨てて、自分に厳しくならないといけません。 それは、将来社会にでて、立派に通用する人間になるためです。 次に「自立」です。 「他の力にたよらないで」ということは、すなわち、一人で生きていく力を持つということです。 誰でも困難なことにぶつかると、他人に助けを求めたがるものです。 自分ではとても解決できないことが起きた場合には、必要だと思います。 しかし、小学生の時期までは、友だちや家族、先生に頼っていたものも、中学生としてまずは自分一人の力で頑張ってみることが大切です。 それが「自立」していくことだと思います。 やらなければならないことがあってもいろいろな言い訳をして先延ばしにしたり、いい加減に終わってしまったり、面倒なことはさけて楽な方へ楽な方へと進んでいては、人としての成長も進歩もありません。 最後に、先日、本を読んでいたらこんな言葉がありました。 自分が「こういうふうになりたい」とか「自分でなろう」と思わないとそうならない。 人間というのは「なろう」と思うものにしかなれない。 自分が「何になろうと」思わない限りはなれない。 みなさん一人ひとり、この二つの「自律」と「自立」について考えてみて下さい。 |