1 日時
・令和4年8月3日(水曜日)10時00分から17時
2 場所
・大阪市立自然史博物館
3 ねらい
・大阪市立自然史博物館と連携し、実技研修や展示見学を通して自然に関する見識を高め、理科に関する指導力の向上を図る。
4 内容
はじめに、授業で使える貸出資料やさまざまなWebコンテンツの活用の仕方について説明がありました。
次に、体験プログラムを実際に体験したり、展示見学をしたりしました。それぞれ3つの中から1つのコースに参加しました。展示見学では、学芸員から展示の仕方や展示の意図についても説明がありました。
体験プログラム
1 「昆虫の体の不思議。じっくり見てみよう」
2 「展示室、化石の骨を、味わおう」
3 「育ててびっくり!もやしのひみつ」
学芸員による展示説明
1 第2展示室 「大阪平野の生い立ち」
2 第5展示室 「生き物と自然の関わり」
3 第1展示室と花と緑と自然の情報センター 「外来生物」
その後、国立民族学博物館 岡田恵美准教授から「博物館の過ごし方を提案―主体性・対話性・探求力に着目したみんぱくのアクティビティ・カード」と題して講演がありました。講演では、アクティビティ・カードの開発の意図や今後の汎用性、社会見学等での博物館の利用方法について講義がありました。受講者は、実際にカードを活用した展示見学の体験をしました。
最後に、学習指導要領を意識した博物館での「問い」を考えるワークショップを行い、受講生同士で、子どもたちが主体的に取り組むための「問い」について討議し、グループごとにまとめ発表しました。
受講生の声
・展示室が、どのような意図で作成されたのかを、学芸員の方から話を聞くことができたので、今後の博物館見学に生かそうと思います。
・昆虫を深く観察することで、「実感することの大切さ」を学びました。
・研修の中で私が受けた感動を、子どもたちが同様に感じることができるように、自身の授業力を伸ばしていく努力を続けたいと思いました。