中学校 バドミントン部大会結果は4回戦敗退でしたが大阪ベスト29に入りました。シングルスとダブルスがあり、試合に出場した5人の頑張りだけでなく、他の部員も応援や審判など自分のできることを全うし、チーム一丸となった大会でした。 研修会中学校全校集会終業式浪速警察署の前のところのような大きな道路の信号にいるとします。通天閣のほうに渡ろうとしているとしましょうか。片側2車線、交通量の多い道路。車が沢山、右から左へビュンビュン走っています。向こう側でも左からビュンビュン走っていきます。つまり皆さんが渡ろうとしている信号は?そうですね赤です。 夏休みになって、いつも通らない道、行ったことのない場所に行くこともあるかもしれません。全国共通で、赤信号は止まれ、青信号は勿論確認してですが、進めです。 ここで皆さんに考えて欲しいのですが、今この道路を渡りたい、今すぐに渡りたい。道路の向こう側に行くという「自由」赤信号なんて知らない、僕は今すぐに行くという「自由」車が走っていようがそんなことは関係ない、赤信号なんて守らない、今向こう側に行きたいという「自由」。僕の「自由」は僕のもの。 皆さんも大きくなったら自動車の運転免許を取って車を運転する日が来るかもしれませんね。今度はビュンビュン走っている車の運転手だとしましょう。この状況ですので、大国町の交差点から四天王寺のほうに行く自動車の運転席からは青信号です。青信号は進めという約束通り「自由」に進んでいきます。こちらも「自由」です。 信号を今すぐ渡りたいという自由。青信号を約束通りに進んでいく自由。さてどちらが正しい自由でしょうか。 そうですね、信号の約束を守っている自動車が正しい自由です。赤信号を守らず渡るのは自由とは言わず「勝手」としかいいません。 この勝手は、自分が危険なだけではなく、青信号を進んでいる自動車の運転手の安全で安心して進むということも奪う行為です。他人の安全も奪ってしまう。これを勝手といいます。 皆さんも安部元首相が銃撃された事件はよく知っていると思います。嫌な思いをしたから、自分がしたいことがあるから、暴力という手段を使いうこと。相手の命を奪いかねないこと、命を奪わないとしても嫌な思いや痛いと感じる方法で相手に自分のしたいことを押し付けることはしてはいけません。 自由と勝手は全く違うものです。 そんなことをゆっくりと考える、友達と話したりおうちの人と話したりできる時間を、この夏休みに取ってください。 他の安全を守るのは自分の安全を守ること。他を安心させることは、自分も安心できることです。 これで私の話は終わります。皆さんいい夏休みをいい形で過ごしてください。 令和4年度 1学期 終業式 校長講話 8年生 授業の様子 |