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小学校国語科新任教員研修1、小学校算数科新任教員研修1
1 日時
・令和4年5月19日(木曜日)15時30分から17時 ・令和4年5月19日(木曜日)15時30分から17時 ・令和4年6月7日(火曜日)15時30分から17時 ・令和4年6月7日(火曜日)15時30分から17時 ・令和4年6月9日(木曜日)15時30分から17時 ・令和4年6月9日(木曜日)15時30分から17時 2 場所 ・大阪市教育センター 研修室5・講堂(集合) 3 ねらい ・国語科の基本的な事項について、講義と実践事例を通して理解し、国語科における指導方法を習得する。 ・算数科の基本的な事項について、講義と実践事例を通して理解し、算数科における指導方法を習得する。 4 内容 ≪講義≫「小学校国語科新任教員研修1」、「小学校算数科新任教員研修1」 <講師> 【国語科】総括指導主事 畠中 紹宏 ・オンデマンド研修で提示した課題および研究協議題についての確認、発問づくり、つけたい力を意識した言語活動等について話がありました。 【算数科】指導主事 宮浦 恵美 ・オンデマンド研修で提示した課題および研究協議題についての確認、数学的な見方・考え方、数学的活動等について話がありました。 ≪研究協議≫ 【国語科】 ・事前課題としてまとめてきた、説明的文章の教材文分析や発問の工夫について、小グループでの話し合いを行いました。 【算数科】 ・事前課題として考えてきた、「学力向上のための指導の実践事例集」より実践事例を1つ選び、学習の導入について、小グループでの話し合いを行いました。 5 受講生からの声 【国語科】 ・形式的な授業を行ってしまっているという自覚がありつつ、思慮を深める授業を行うにはどうすればいいのか悩んでいたので、とてもニーズにあった研修だった。 ・今まで不安に感じていた発問の仕方を具体的に学ぶことができた。 ・実践例を提示してくださったので具体的なイメージが持てた。 ・いろいろな考え方で意見を深めていくことが大切ということが分かった。 【算数科】 ・導入方法について実際の生活と関連付けるということが学べた。 ・同じ単元の導入でも、様々な視点やアプローチの仕方があることに改めて気づくことができた。 ・実際の授業をもとにした交流がとてもためになった。他の学校の先生方の実践を聞いて自分の授業に活かしていきたいと思った。 「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム2(第3〜5回講義)2 場所 大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F) 3 ねらい 大阪市の学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取り組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。 4 内容 第3回《講義》「エビデンスに基づく教育実践(学習面)の紹介」 〈講師〉大阪教育大学 総合教育系 野田 航 准教授 「学びの問題」を具体的な行動と環境との相互作用の問題と捉え、学び手にやる気や能力がないと捉えるのではなく、環境(教える行為)こそが変わるべきであるという考え方を学びました。具体的な行動として考えるワークを行いながら、教える際に考慮する点を学びました。最後に、教師自身がエビデンス(データ)に基づいて変わっていく仕組みづくりの大切さについて確認しました。 《グループワーク1》「正方形を理解する」ことをめざす授業では、 どのような具体的な行動ができるようになれば よいでしょうか。 《グループワーク2》「さかな」というひらがなの単語を書く時の下位 行動を分析しよう。 第4回《講義》「学校改革のためのデータ収集・分析方法」 〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授 生活指導上のさまざまな問題に関するデータを、どのように収集・分析すればよいかについて、実際にパソコン上でアプリを操作しながら確認しました。そして、データに基づいた指導改善をどのように行えばよいのかを確認していきました。 第5回《講義》「学校改革案作成の具体的方法」 〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 木原 俊行 教授 講義内容を活用し、勤務校の課題についてまずは個人で考え、その後グループ討議で課題を共有しながら解決策を協議しました。 「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム1(開講式・第1回講義・第2回講義)令和4年5月14日(土) 13時15分〜17時 2 場所 大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F) 3 ねらい 大阪市の学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取り組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。 4 内容 開講式《講義》「エビデンスベースの学校改革」を開講するにあたって 〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 森田 英嗣 教授 まず、これからの学校管理職や教員は、エビデンスに基づいたコミュニケーションを創出し、それらをチームとして学校内外を組織的に動かすために活用しなければならないということを共有しました。そのため、本講座では、教育分野におけるエビデンスとは何かについて体系的かつ実践的に学ぶ場を提供し、エビデンスに基づくさまざまな手法を現職教員が所属する学校園に適用し、データに基づくPDCAサイクルを確立できるよう導くことが目標と明示されました。特に、より効果的な教育実践や学校改革が可能になる「エビデンス」はどこにあるのか、「エビデンス」を活用して教育実践や学校改革をしていく教員の資質能力とはどのようなものなのかについて触れ、最後に本講義の開講意図を踏まえて受講生の皆さんが期待することについて短時間の協議を行いました。 第1・2回《講義》「エビデンスとは何か?」「エビデンスに基づく教育実践:行動面」 〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授 講義の前半は、エビデンスとはある実践には確かに「効果」があるというデータのことであり、どのようなデータをもって効果がある根拠(証拠)とするのかについてお話されました。具体的には、エビデンスの階層やランダム化比較試験について解説されました。また、エビデンスに基づく指導法をただ取り入れるだけでは不十分であり、個々にとって本当に効果があるかデータを収集し、そのデータを基に、指導改善を行うことの重要性についても触れました。 講義の後半は、エビデンスに基づく教育実践の具体例として「ポジティブ行動支援(PBS)」について、ペアワークを取り入れながら望ましい行動を増やすアプローチ方法や声かけの工夫をご紹介されました。また、PBSを活用し、推進チームを作る必要性についても言及されました。PBS実践中に継続してデータを取って振り返り、必要に応じて支援の改善を行うというポイントを押さえ、今回の講義で活用したワークシートや受講生との協議内容を踏まえることで、明日からの学校改革にむけて前進できる内容の講義となりました。 《研究協議》「行動面へのエビデンスに基づく教育実践について」ワークシートを用いて 1.勤務校の児童生徒の行動面の課題について記入する。 2.1で書いたことを踏まえて、伸ばしていきたい望ましい行動(目標行動)を考える。 3.2で書いた望ましい行動(目標行動)の引き出し方を考える。 4.2で書いた望ましい行動(目標行動)へのフィードバックの仕方を考える。 それぞれ1分程度の記入後、3〜4人のメンバーで2分程度の協議を行い、意見交流を深めることができた。全体ではスクールリーダーシップコースの院生・援助ニーズ教育実践コースの院生・大阪市の研修として参加している受講生(科目等履修生含む)より1名ずつ発表し、実感を持った学びとなりました。 5 受講について 「エビデンスベースの学校改革」研修プログラムは、平成30年度に7校のモデル校で実践を開始しました。今年度はモデル校6校、フォローアップ校(過去のモデル校)5校で実践を進めています。取り組み内容を広めるため、本HPで概要をお知らせするとともに、今年度も「エビデンスベースの学校改革プレ研修」の開講を予定しています。 幼稚園新任教員研修1令和4年6月7日(火) 12時45分〜17時 2 場所 大阪市立菅南幼稚園 3 ねらい 子どもの興味・関心をふまえた保育環境の工夫を図るために、先輩教員の保育を参観し、講話・実技研究等から自身の保育改善に関する指導方法を習得する。 4 内容 (1)《保育参観》 前半は年少児が絵本のイメージの中で、かえるになって表現遊びを楽しむ様子を、後半は年中児や年長児も加わり、年少児は年中児や年長児の動きを見ることで、全身を動かせるようになっていった律動遊びの様子を参観した。最後は手洗い、うがい、水分補給、着替えなど降園準備の様子を参観した。 (2)《講話》「子どもの興味・関心を探りながらの楽しい保育」 〈講師〉園長 梶川 景子 園長先生が新任の頃の経験を振り返りながら、自分本位の保育ではなく、子どもにとって楽しい保育をめざし、興味や関心が湧き、子どもの心が動かされ、学びが深まる保育展開についてご教示された。また、幼稚園教育要領の領域についても触れ、保育のねらいを押さえた展開の必要性について、具体的な事例を挙げて写真資料をもとにお話しされた。最後に教師の役割として、子どもの発達段階をしっかり把握し、様子をよく見つめ、子どもをやる気に、ワクワクさせるような言葉がけの重要性についてもお話しされた。 (3)《実技指導》「律動と表現」 〈講師〉主任 野田 佳世 文部科学省の幼児期運動指針より「幼児は心身全体を働かせて様々な活動を行うので、心身の様々な側面の発達にとって必要な経験が相互に関連し合い積み重ねられていく」と明記されていることから、絵本や本物のカエルの観察を通して、イメージを広げることから始まり、言葉がけを工夫し、ピアノを上手く活用し、律動を取り入れることで、体力の向上だけでなく、気力や言語能力、コミュニケーション能力の向上などが望まれることをご教示された。その後、園児と同じように裸足になって、実技指導を行い、子どもの思いを受け止め、好きな遊びを楽しめるように見守り援助し、励ますことが豊かな表現活動につながるということを体感した。 (4)《研究協議》「本日の保育や講話について」 今回の研修を通して、保育をする中で新任教諭が直面しているさまざまな問題について、解決方法のヒントが見つかった、上手くいかない時はやめる勇気も大事である、普段は他のクラスの様子を参観することができないので、保育のイメージが広がった等の意見があった。園の教員がグループ内のファシリテーターを務め、積極的にアドバイスをしてくださり、先輩教員とも交流することができた。 5 受講生からの声 ・実際に保育現場を見て学べて良かった。また、表現遊びは苦手で分からないことが多かったので、それも見ることができ良かった。最後の研究討議の時間は、各グループでの話し合いは聞きたいことが聞きやすくて良かった。 ・知らなかった律動と表現遊びの違いをとてもわかりやすく教えてくださったので、学びになった。また、先輩教諭に質問する時間を設けて頂けたのがよかった。 中堅教員研修1【中堅教員としてのキャリアステージ】・令和4年5月24日(火)16時から17時 ・令和4年5月30日(月)16時から17時 ・令和4年6月1日(水)16時から17時 2 場所 ・大阪市教育センター 3 ねらい ・中堅教員研修に関わる講義と中堅教員研修の計画に関わる研究協議を通して、中堅教員としての自己の課題を見つめなおし、中堅教員として学校園における役割を理解する。 4 内容 ≪集合研修(班別分科会)≫ ・研究協議「中堅教員としての自己の課題と1年間の研修計画」 今回の研修では、事前に受講者が個々に作成した研修の目標や研修計画について、校園種職種ごとに分かれて研究協議を行いました。研究協議では、「若手教員とベテラン教員をつなぐ」「実践内容を研究発表会で発信する」「校内のICT活用を推進する」など、それぞれの目標について話し合いました。また、個々の目標に対しての取組や計画についても共有し、互いにアドバイスをし合うことで、中堅教員の役割について再確認することができました。 5 受講者からの声 ・中核的役割を担うために必要な資質・能力について改めて考える機会になった。 ・コロナ禍で他校の先生方と交流する機会が少なかったため、同じような立場の先生方と情報交換ができてよかった。また、協議では、他の先生方から刺激をもらい、自分の目標をしっかりと設定し、中堅教員研修の見通しをもつことができた。 ・経験年数が同じぐらいの先生と協議をすることで、同じような悩みを抱えていること知ることができてよかった。この研修を受け、教員としてのキャリアアップに生かしていきたい。 |
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