全校集会始めに、校長先生がいじめについてのお話をされました。 大正中央中学校では、99%の生徒がいじめはいけないと認識をしています。 しかし、いじめはなくならないので、もう一度、自分の行動を見直したり、気付いたことがあれば、大人に相談したり、1人で抱え込まないで欲しいというお話でした。 最後に、防寒具の販売について連絡がありました。 【学校長講話「いじめのない学校」】 みなさんは小学校時代から「いじめ」はいけないことだと繰り返し学習してきたと思います。 みなさんのアンケートからも、99%の人が「いじめは許せないことだと思う」回答ました。 しかし、これまでもみなさんの身近なところで実際にいじめは存在してきたことでしょうし、いじめられた人やいじめをしてしまった人、いじめを知っていながら何もできなかったりした人も多くいると思います。 そして今この瞬間もいじめで苦しんでいる人や、つらい思いをしている人、いじめや心ない言動で人を傷つけている人もいると思います。 いじめをなくすことは簡単ではありません。何故でしょうか。 いじめは人間しかしません。 というのも人間は「自分と他人を比べる生き物」だからです。 簡単な例をあげるとみなさんはテストの結果やスポーツなどで「あいつには勝てないけどこいつよりはましだ。」などと考えますよね。 その時に劣等感を持ったり優越感を持ったりします。 自分より下だと思ったり馬鹿にしたりする感情はいじめの第一歩です。 さらに人間は「人を好きか嫌いかで区別する生き物」だからです。 学校のように大勢の人が一緒に生活をしていれば、気の合う人や好きな人ばかりではないですよね。 中には嫌いな人や自分と会わない人もいるでしょう。 それは誰でもそうですが、その感情が進んで相手に対しての攻撃になるとそれはいじめです。 動物の中にもいじめに似たような行動があるかもしれませんが、意識して誰かに対していじめをするのは人間だけです。 そしてその反対にいじめをなくすことができるのも人間だけです。 何故なら人間には「こころ」があるからです。 どんな人にも心の奥底には善悪の判断をしたり、人の気持ちを思いやったりする感情があります。 でもいじめをしている人やそれを楽しんで見ている人たちは、その瞬間にはその「こころ」を見失っているのです。 だから、いじめをしている人が自分で気づいていじめをやめるのはなかなか難しい。 では、いじめをなくすことが出来るのは・・・・ 一人目はいじめに気付いたあなた、いじめを見ていやだなと思っているあなたです。 勇気を出して止められれば良いですが、それが難しかったら、どうか教えてください。 あなたの「こころ」がいじめをなくします。お願いします。 二人目はいじめられているあなたです。 苦しくてつらくて一人で悩んでいるあなた・・ 「誰も助けてくれない。」「私なんかいなくなったほうがいい」と思っているあなた・・違います。 あなたを大切に思っている人がいます。 友だちや家族、先生方がいます。 あなたは一人じゃない。勇気を持って打ち明けてください。 絶対にあなたを守ります。必ず解決させます。 どうか信じてください。 大正中央中では「いじめ 暴力 しない 許さない」のがあたりまえです。 みんなの力でいじめをなくしていきましょう。 最後に、私たちの体の部分の使い方を教える素敵な言葉を見付けましたので紹介します。 ・口 口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。 ・耳 耳は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。 (この「聴」の字には心があります。心で聴くのです。) ・目 目は、人の良いところを見るために使おう。 ・手足 手足は、人を助けるために使おう。 ・心 心は、人の痛みが分かるために使おう。 10月31日(月)おはようございます本日は全校集会があります 今週、水曜日には文化祭です 1年生の学習ー理科気体の性質によって、集める方法が異なります。 2年生 文化祭取組3年生 学年集会朝から文化祭で発表する合唱の練習をしました。 |