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令和4年度 大阪市教師養成講座 座長特別講座

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1 日時
・令和4年10月20日(木曜日) 18時30分から20時

2 場所
・大阪市教育センター 2階講堂

3 目的
・大阪市教師養成講座座長講話を通して、児童生徒の知的好奇心を喚起し、自律的に学ぶための指導について理解を深める。

4 内容
≪座長特別講座≫「教員に求められる資質」
<講師>関西大学 教授 田尻 悟郎(大阪市教師養成講座 座長)
・受講生に対して、教員として広い知識をもち、子どもに寄り添い、アップグレードし続けることの大切さ等について講演いただきました。
・受講生は、授業を通して学ぶことの楽しさを教えたり、もっと知りたいと思うきっかけづくりを工夫したり、評価のことについて考える際のポイント、また、教師の仕事は子どもが幸せな人生を送るための手助けをするということ等について学びました。

小学校国語科新任教員研修2、小学校算数科新任教員研修2

1 日時
・令和4年9月14日(水曜日)15時30分から17時
・令和4年9月16日(金曜日)15時30分から17時
・令和4年9月20日(火曜日)15時30分から17時
・令和4年9月22日(木曜日)15時30分から17時

2 場所
・大阪市教育センター 研修室5・講堂(集合)

3 ねらい
・国語科の授業研究に係る事項について、講義と実践研究を通して理解し、国語科の指導に係る工夫改善の方法を習得する。
・算数科の授業研究に係る事項について、講義と実践研究を通して理解し、算数科の指導に係る工夫改善の方法を習得する。

4 内容
≪講義≫「小学校国語科新任教員研修2」、「小学校算数科新任教員研修2」

<講師>
【国語科】総括指導主事 畠中 紹宏
・オンデマンド研修で提示した課題および研究協議題についての確認、つけたい力を意識した発問づくり、言語活動等について話がありました。
【算数科】指導主事 宮浦 恵美
・オンデマンド研修で提示した課題および研究協議題についての確認、算数科における「個別最適な学び」と「協働的な学び」等について話がありました。

≪研究協議≫
【国語科】
・事前課題として考えてきた、「学力向上のための国語科指導資料集」の具体的な活用方法について情報を共有しました。
・事前課題としてまとめてきた、文学的文章の教材の山場の場面の教材分析や発問の工夫について、小グループでの協議を行いました。

【算数科】
・事前課題として考えてきた、「学力向上のための指導の実践事例集」の「ひし形」の事例をもとに、「指導の個別化」と「協働的な学び」の具体案について、小グループでの協議を行いました。

5 受講生からの声
【国語科】
・文学的文章教材の性格の読み取り方など、学習者の視点に立った学習方法を知ることができた。
・主発問を考えるための発問を考えること。主発問の視点を変えることで児童へのアプローチの仕方が変わることに気づくことができました。
・発問を考える難しさを感じるとともに、文学的文章教材の教材研究の楽しさもわかりました。今後、しっかりと教材研究を行い、つけさせたい力をもとに、授業を考えていきたいです。

【算数科】
・実践的な内容で、非常にわかりやすかった。授業で生かしたいと思う。また、令和の日本型教育、個別最適な学びと、協働的な学びについて知らなかったので、今回の研修で知ることができて、本当によかった。今後、アンテナを高く情報を集めないといけないなと感じた。
・個別最適な学びへの具体的なアプローチを知れて勉強になった。「子どもの」言葉でどんな発言が出てくるのか教材研究をすすめていくことが大切だと改めて感じた。
・初めて聞く単語があり、自分の勉強不足を感じた。同時に自分の日頃の指導では、個別の支援が充実してはおらず、改善する必要があると感じた。
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「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム4(第8回講義・第9回講義・第10回講義)

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1 日時
・令和4年9月24日(土曜日) 13時15分から17時

2 場所
・大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F)

3 ねらい
・学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取り組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。

4 内容
・第8回
 《講義》「学校改革のための学力・学習状況調査の活用」
 〈講師〉大阪教育大学 連合教職実践研究科 木原 俊行 教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 長谷川 和弘 特任教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 岡田 和子 特任教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 森田 英嗣 教授

始めに木原教授より学力調査の意義の確認があり、国際的な学習到達度調査(OECD)や全国学力・学習状況調査(中学校3年生国語)の問題を実際に読み解いてからから、自校の子どもたちに求められている資質・能力を身につけさせる指導ができるのかについてグループで協議しました。また、実施学年の適正時期や教科、質問紙調査などについても協議し、これらの学力調査を通した結果を生かし、更なる改善に向けて取組む必要性について再確認しました。後半では、岡田特任教授より「全国学力・学習状況調査」の結果の活用(データの活用)についてのお話がありました。このように、今あるデータを活用しながら、自己の指導や自校の実践を振り返ることが大切であり、その後の実践へと繋げていくことの重要性をご教示されました。森田教授からは、これらのような「見える化」されたデータだけでなく、データ化されていないものにもみんなで「見える化」していくことにも意識しながら、目の前にいる子どもたちの育成の基準を決めておくことが極めて重要であると助言がありました。

・第9回
 《講義》「学校改革のための学校評価の活用」
 〈講師〉大阪教育大学 連合教職実践研究科 木原 俊行 教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 長谷川 和弘 特任教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 岡田 和子 特任教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 森田 英嗣 教授
 
木原教授より学校評価の活用について、第三評価の諸外国の事例として、イギリスでは各教育機関が教育の質・生徒のニーズを満たしているか等を公正に評価する「Ofsted(オフステッド)」という監査機関があることに触れられました。また自己評価の主な活動として、データに基づいた対話が重要であり、データを焦点化し、「児童・生徒アンケート」や「保護者アンケート」の内容の検討や学校関係者評価委員会の活用についても講義されました。次に岡田特任教授より学校評価の具体例として、ある小学校のアンケート結果を用いて、班ごとに学校関係者評価の一部体験を行い、協議の結果(学校評価)を発表・共有し、自校での活用に活かす見通しを持つことができました。このような学校評価の最終結果を教職員みんなで閲覧し、検討すべきだということについても言及されました。

・第10回
 《講義》「学校改革のための学校協議会の活用」
 〈講師〉大阪教育大学 連合教職実践研究科 木原 俊行 教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 長谷川 和弘 特任教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 岡田 和子 特任教授
     大阪教育大学 連合教職実践研究科 森田 英嗣 教授
 
木原教授よりコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みであるということに触れられ、これらの役割について述べられました。またその具体例として大阪府立A高校の事例を紹介されました。その後長谷川特任教授より大阪市立B小学校の事例の紹介があり、学校協議会に向けての目標の具体についてのお話や、アンケート内容、児童の実態把握や教職員がすべき内容の実施時期などについて講義されました。最後に本日の講義の振り返りとして、受講者の意見を共有し、森田教授より学校運営のためのデータの使用は、保護者や地域の方との信用構築のツールにもなり、また責任ある行動を紡いでいく活動になり得ると述べられました。

小学校外国語活動・外国語科新任教員研修1

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1 日時
・令和4年8月8日(月曜日)15時30分から17時
・令和4年8月9日(火曜日)15時30分から17時
・令和4年8月23日(月曜日)10時30分から12時

2 場所
・大阪市教育センター 研修室5・講堂

3 ねらい
・外国語活動・外国語科の基本的な事項について、講義と実践事例を通して理解し、外国語活動・外国語科における指導方法を習得する。

4 内容
≪研究協議≫「外国語活動・外国語科の授業づくりについて」
・児童が英語に慣れ親しみ、英語で理解したり表現したりするための授業づくりや指導方法について小グループで協議を行いました。

≪講義≫「外国語活動・外国語科における言語活動とクラスルーム・イングリッシュ活用について」
<講師>指導主事 水野 志穂
・外国語活動・外国語科における言語活動の内容について補足説明をするとともに、クラスルーム・イングリッシュの活用について講義をしました。

5 受講生からの声
・指示の出し方、デモンストレーションの活用、C-NETの活用などを工夫することで、子どもたちにとって楽しく分かりやすい授業になると改めて気づくことができました。
・研修を受講して、外国語活動・外国語科への興味・関心が高まりました。クラスルーム・イングリッシュを活用し、英語でのほめ言葉のレパートリーを増やしたいと思います。
・子どもたちが、英語と日本語の違いに気づいたり、自分のことを進んで英語で伝えたりできるような楽しい授業づくりをしたいと思いました。

小学校英語短時間学習の進め方研修1・2・3

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1 日時
(1)小学校英語短時間学習の進め方研修1(歌・チャンツ)
   令和4年7月27日(水曜日) 15時〜17時

(2)小学校英語短時間学習の進め方研修2(絵本) 
   令和4年7月29日(金曜日) 15時〜17時
        
(3)小学校英語短時間学習の進め方研修3(フォニックス)
   令和4年8月1日(月曜日) 9時30分〜11時30分

2 場所
・大阪市教育センター 7階 研修室4

3 ねらい
(1)小学校英語短時間学習の進め方研修1
・英語教育の学びの連続性について、講義と実技を通して理解し、児童の発達段階に合わせた短時間学習教材(歌・チャンツ)の効果的な活用方法を習得する。
        
(2)小学校英語短時間学習の進め方研修2
・英語教育の学びの連続性について、講義と実技を通して理解し、児童の発達段階に合わせた短時間学習教材(絵本)の効果的な活用方法を習得する。

(3)小学校英語短時間学習の進め方研修3
・英語教育の学びの連続性について、講義と実技を通して理解し、児童の発達段階に合わせた短時間学習教材(フォニックス)の効果的な活用方法を習得する。

4 内容
≪講義≫小学校低学年からの英語教育と英語教材の効果的な活用方法について
<講師>指導主事 水野 志穂
・小学校低学年からの英語教育の目的、英語短時間学習の指導方法や英語教材の効果的な活用方法について講義をしました。

≪研究協議≫
「英語教材を活用した活動について」
・前半では、講義で学んだ内容や活動事例を基に、各グループ選んだ英語教材の活動案について話し合いました。後半では、作成した活動案を基にペアグループで模擬授業をしました。

5 受講生からの声
・絵本を使った活動では、関連した言葉や表現が出てくる歌を歌ったり、クイズを出して内容を確認したりするなど、子どもたちが絵本に親しめるような工夫をしたいと思いました。
・フォニックスといえばジングルだけだと思っていましたが、今回の研修を通して、いろいろな活動があることを知りました。外国語活動のアルファベットの単元でも、今回体験したパズルやカルタを実践してみようと思いました。
・研修で学んだことを英語短時間学習で活用していきたいと思いました。
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