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令和4年度 大阪市教師養成講座(1)開講式1 日時 ・令和4年9月4日(日曜日) 9時20から12時 2 場所 ・大阪市教育センター 講堂・各研修室(集合) 3 目的 ・大阪市の教育の現状や教育の指針について理解し、自己のめざす教育について考える。 4 内容 ≪副座長講話≫ 大阪市教師養成講座 水口 裕輝 副座長(大阪市教育センター所長)より、大阪市教師養成講座での学びを始める159名の受講生に、「『必ず大阪市の教師になる』という決意のもと、この教師養成講座でしっかり学び、学校現場で必要な力を少しでも多く身につけてください。」「これから出会う子どもたちのためにも、教師として必要な資質・能力をしっかりと身につけてください。」と、力強い励ましの言葉がありました。 ≪班別協議会≫ 小学校6班・中学校・養護教諭5班の計11班に分かれ、この日初めて出会う受講生が互いの自己紹介をした後、班担当指導員より「大阪市の教師をめざす人たちに期待すること」について講話がありました。 また、協議では「めざす教師像」や「教師養成講座で取り組みたいこと」について、受講生1人ひとりが自身の決意を述べたり、これから取り組みたいことについて交流したりして、熱心に協議を行いました。 令和4年度メンター研修1令和4年8月22日(月)10時30分〜12時、8月23日(火)10時30分〜12時、8月30日(火)15時30分〜17時、9月5日(月)15時30分〜17時 2 場所 大阪市教育センター 研修室1、研修室2、研修室3、研修室4、研修室5、研修室6、研修室7、研修室8、理科研修室、音楽研修室、講義室 3 ねらい 校内の若手教員を育成するために、メンターとしての役割を理解し、若手教員への支援の方法を習得する。 4 内容 (1)《研究協議1》「メンターとしての役割と若手教員への支援について」 事前課題の動画「2022大阪市教育センターメンター研修1事前課題」で学んだことをもとに、それぞれの校園種での取組を交流し、若手教員への支援で大切なことを協議しました。 (2)《研究協議2》「各校の実践、悩みの交流」(ワールドカフェ方式) 「各校の実践」「悩み」について、付箋に書き各班模造紙に貼り、仲間分けを行いました。その後、ワールドカフェ方式による意見交流を行いました。 最後に、各グループで考えた「2学期に実践したいこと」「参考にしたいこと」の発表を行い、学びを共有しました。 5 受講生からの声 コロナ禍でこのようなメンター研修がなかなかなかったことが悔やまれるほど、よい研修でした。模索しながらの2年間でしたが、この研修に参加したことでよりメンターとして頑張れそうです。すごく良い研修だったので、もう少しチームで話す時間があればよかったと思いました。 事前課題動画では、メンターの課題についてまとめられていたので、それをもとにメンティーへのアプローチを考えることができました。先生たちとの交流では、様々な実践を聞くことができ参考になりました。 各校の先生方と沢山交流ができ、様々な取り組みがあることを知れて勉強になりました。ある学校の取り組みで、メンティだけではなく学校全体として取り組んでいる話を聞いて、素晴らしい実践だなと感心しました。 今年度初めての転勤もあり、初めてメンターになりました。新しい学校で、昨年度まで行っていた若手研修を参考に今年度行っていましたが、どんなことを行えばいいのか不安でした。今回メンター研修で周りの先生方がどんな研修を行っているのかを聞くことができました。また、メンターとしてどのようにメンティの先生と関わればよいのか学ぶことができとてもよかったです。 メンターとしての役割を果たせているのか、他の学校の方はどのように進めているのかなど疑問に思っていることを交流できてよかったです。また話し合う中で、何が足りていて、何が足りていないのかを把握することができました。今後に活かしていきたいと思います。また、受け身ではなく若手同士がどんどん自分の学んだことを発信しているお話も聞くことができ、とても参考になりました。真似できるところから取り入れていきたいと思います。ありがとうございました。 「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム3(第6回講義・第7回講義)
1 日時
令和4年8月19日(金曜日) 13時15分〜17時 2 場所 大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F) 3 ねらい 学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取り組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。 4 内容 第6回《講義》「学校改革を促進する教職員間のコミュニケーション」 〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 庭山 和貴 准教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 森田 英嗣 教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 木原 俊行 教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 長谷川 和弘 特任教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 岡田 和子 特任教授 最初にワークシートを用いながら1学期を振り返り、目標の実現に向けて実行できたことや課題(困ったことや悩みなど)を個人で考え、今回は学校ごとの班になって協議しました。その後、職員への共通理解に課題を感じているといった悩み、目標の再設定や内容の検討が望まれるといった意見、週目標や月目標を委員会で成果発表するなど日々の活動の中に盛り込むことで一定の成果が見られたといった事例などを全体で共有することができました。2学期以降、学校全体(もしくは学年・教科・校務分掌等)に広めていきたい取り組み(実践)の検討についても同様に個人で考え、班や全体に意見を共有しました。その後、「学校全体・他の教員への広め方」について庭山先生より講義があり、限られた人的資源や時間・予算の中でそれらの使い方を変えるという意識が大切で、その指針としてデータやエビデンス、ヘキサゴンツールの活用について学びました。また適切な目標設定や客観的なデータの活用方法、子どもたちの様子から達成感を得るなどの工夫についても提言されました。学校全体への広め方(学校全体の取り組み)の実践紹介として、連合教職大学院で学ばれた2校の先生方の取り組みについて全体で共有することができました。 第7回《講義》「データに基づくPDCAサイクル」 〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 庭山 和貴 准教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 森田 英嗣 教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 木原 俊行 教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 長谷川 和弘 特任教授 大阪教育大学 高度教職開発系 連合教職実践研究科 岡田 和子 特任教授 学校全体の動きにしていくためには、既存の取り組みを活かしながらデータに基づく意思決定ができるようにデータを準備しておくことや、細かくPDCAサイクルを回し、進捗を確かめ、会議や打ち合わせ等で共有し、課題を「見える化」することが大切であると提言されました。その際のデータ活用として、行動観察データや生活指導アプリなども紹介もされました。またデータが持つべき機能としてアセスメント、スクリーニング、プログレス・モニタリング事例についてもご教示されました。 《実践報告1》や《実践報告2》ではPBSの内容をわかりやすく伝えることや学年ごとのマトリクスを生徒主体で作成すること、またはGB(Good behavior)バッジやがんばりカードなどの成果を「見える化」することにより学校全体の働きとして実践できた好事例を紹介して頂きました。これらを踏まえ再度グループ討議で課題を共有しながら解決策を協議しました。 ICT活用研修 プログラミング「ビスケット」・令和4年7月28日(木曜日) 9時から12時 ・令和4年8月9日(火曜日) 14時から17時 2 場所 ・大阪市教育センター 講義室(集合) 3 ねらい ・教育情報利用パソコン(教職員用)を使用してプログラミングアプリ「ビスケット」の基本的な操作や仕組みについて学び、授業での活用方法を考えたり、自校のプログラミング教育について振り返ったりする活動を通して指導力の向上を図る。 4 内容 ≪実技研修≫ ビスケットの基本的操作と活用について <講師>小池 香苗 ・ビスケットを用いて、絵を描いたり、算数科や社会科で活用できるゲームを作成したりする実技研修を行いました。 5 受講生からの声 ・ビスケットはこれまでに少しだけ触ったことがありましたが、今回の研修では知らなかったことをたくさん教えていただき、目から鱗の連続でした。一つ一つていねいに教えていただいたおかげで、実際の教育活動についても見通しを持つことができました。ICTには不慣れで不安もありましたが、楽しく学ばせていただきました。 ・ビスケットは子どもたちも楽しく学習できると思いました。プログラミング教育の導入に最適だと思いました。研修がとてもわかりやすく、ICTが苦手な私でもすぐに理解することができました。実践に生かしていきたいと思います。 ・ビスケットについて何も知らなかったのですが、研修を受けることで使い方はもとより、ビスケットの楽しさまで学ぶことができました。 ICT活用研修 情報モラル教育研修・令和4年7月28日(木曜日)14時から17時 ・令和4年8月9日(火曜日)9時から12時 ・令和4年8月17日(水曜日)9時から12時 2 場所 ・大阪市教育センター ALルーム・研修室3(集合) 3 ねらい ・情報モラル教育を実施するにあたってのポイントについて学び、グループワークを通して情報モラル教育の授業の展開について学ぶ。 4 内容 ≪実技研修≫「情報モラル教育を実施するにあたって」 <講師>指導主事 藪岡 茂樹、指導教諭 児玉 紘、主務教諭 小池 香苗 ・大阪市の児童生徒の情報モラルに関する実態や情報モラル教育についての説明を行いました。その後、各グループで情報モラル教育の指導案を考えて協議し、全体で共有しました。 5 受講生からの声 ・情報モラル教育で何を教えればよいのかわからなかったが、この研修会で多くのことが理解できた。教職員、児童生徒に情報モラルの大切さを広めていきたい。 ・グループで指導案について協議し、たくさんのアイディアを出し合うことでとても勉強になりました。また、情報モラルを各教科で行うことをあまり考えていなかったので、その点についても話し合えてよかったです。 ・実際の授業をグループで構築するということで、即時の実践に繋げることができる内容でよかった。また、情報モラル教育事例集についても教えていただき、今後の参考になると感じています。ありがとうございました。 |