校長先生のお話
『今さら』『今から』『今なら』という
一文字の違いによって意味が
大きく変わってくるが、
3学期のわずかな期間で
どのように過ごすか考えてみましょう
というお話でした。
【校長講話「今○ら」】
「今○ら」 「○」の中にひらがな一文字を入れてください。
いろいろ意味が変わってきます。
はじめに「○」に「さ」というひらがな一文字を入れてみます。
「今さら」です。
3学期はあと40日あまりです。
3年生は今日を含めて卒業まであと32日、1,2年生は修了式まであと40日です。
「40日しかない」と考えると、「もう、今さら」という投げやりで、あきらめかけた後ろ向きの気持ちになります。
では、次の「○」には、どんな字が入るでしょうか?
「か」というひらがなを入れてみましょう。
「今から」となります。
「3学期、まだ40日あるぞ」と捉えれば、「さあ、今から」という希望、期待、来年度につながる新たな目標も見えてくることでしょう。
では、他はどうでしょうか?
「な」を入れてみましょう。
「今なら」となります。
そうすると、「決意」、「勇気」、「行動」、一歩踏み出す意思のある言葉となります。
みなさんはどのひらがなが思い浮かびましたか?
「今さら」とあきらめるか、「今から」と決断するか、「今なら」と行動するか、みなさんの心には、どの「今」があるでしょうか。
どうせ心に思うなら、プラスの言葉を思い浮かべましょう。
進級、進学も間近です。
一人ひとりが「今から」「今なら」の気持ちを抱くには、一番良い時期だと思います。