栄養教諭新任研修6

1 日時 
・令和4年12月6日(火) 14時〜17時

2 場所  
・大阪市教育センター 研修室7

3 ねらい  
・学校給食における栄養管理や大阪市の献立作成の体制について理解を深め、新任栄養教諭として必要な知識を習得する。

4 内容
≪講義1≫「大阪市の学校給食について1」
<講師>大阪市立北鶴橋小学校 指導栄養教諭 志水 由香
・学校給食摂取基準と大阪市の献立作成、学校給食献立作成組織についてお話ししていただきました。また、事前課題で作成した献立について受講者で意見交流し、講師からも助言をいただきました。

≪講義2≫「大阪市の学校給食について2」
<講師>大阪市立我孫子中学校 指導栄養教諭 増田 圭代
・献立調査の流れや業務を進めるうえでの留意点について、詳しく説明していただきました。後半は事例である献立調査用紙を用いて気づいたことを記入していく演習をおこないました。受講者それぞれが取り組んだ内容を発表し、講師から記入の実際について教えていただきました。

≪研究協議≫「献立調査を有効に献立作成に活かすために」
・献立作成のために必要な献立調査について、今後どのように取り組んでいくかを講義内容を踏まえ協議しました。

5 受講生の声
・献立作成に実際に取り組み、細かな決まりがあること、それを踏まえて毎日の給食が考えられていることを再認識しました。献立反省についてこれまでの内容を見直し、より献立作成にいかすことができるようにしたいと思いました。苦手でわからないことの多い分野だったので、学べて良かったです。

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「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム5(第11回講義・第12回講義・第13回講義)

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1 日時
・令和4年11月26日(土曜日) 13時15分から17時

2 場所
・大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F)

3 ねらい
・学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。

4 内容
・第11回《講義》「学校改革のモデルケースの検討1」
     〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 森田 英嗣 教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 木原 俊行 教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 岡田 和子 特任教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 長谷川 和弘 特任教授
 
 まず始めに大学講師よりSWPBSにおけるエビデンスに基づく教育実践と今回紹介するモデル校である北巽小学校の実践の関係性や、学校全体で進める時のポイントについて簡潔にご教示されました。例えば既存の校務分掌を生かしたチームの形成、マトリクスの活用(行動目標の設定表作り)などが考えられ、具体的に行動レベルにまで落とし込み、全教職員で、全員の意見を生かして作り上げることや、子どもの実態をデータからしっかり把握しておくことが極めて重要であると助言されました。その後北巽小学校の実践について、11月16日に開催されたプレ研修の動画を用いて紹介されました。まずは「自尊感情が低い」という課題から、全国学力学習状況調査やすくすくウォッチから得られたデータを活用し、行動計画を半年かけて作成したことからフィードバックアイテムの作成、教頭通信による情報発信方法、児童会や地域との連携についてなど時系列で詳しくまとめたものを共有されました。その後受講者はペアで意見交流し、質疑応答では受講者でもある北巽小学校の教頭先生や大学講師より回答がありました。

・第12回《講義》「学校改革のモデルケースの検討2」
     〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 森田 英嗣 教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 木原 俊行 教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 岡田 和子 特任教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 長谷川 和弘 特任教授

 次に北巽小学校の「校内PBS推進委員会」の様子をご紹介されました。ここでは委員会メンバーの意見の共有の仕方に着目することについて大学講師より助言がありました。先生方の意見をグラフ化し視覚的に認識させたり、付箋を活用しながら意見をカテゴライズしたりすることで、行動目標の達成状況を全体で振り返り、次の取組みへと繋げている様子を見ることができました。
 

・第13回《講義》「モデルケースを踏まえた改革案の改善方法」
     〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 森田 英嗣 教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 木原 俊行 教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 岡田 和子 特任教授
         大阪教育大学 高度教職開発系 長谷川 和弘 特任教授
 
 ここまでの講義の内容を踏まえて、ワークシートに記入した内容について全体共有が行われました。ポジティブ行動に対するフィードバック方法の是非や今回の実践から先生方の変容について、またこれからもこの取組みを組織的に継続していくための意向等について、意見交換が行われました。また、大学講師から「なぜ学校全体の動きになったのか」という視点を持ちながら「習慣をつくる」ということの意味や、データを活用しながらコミュニケーションをとり、自主的に関わる人を増やしていくことの重要性について助言されました。最後に、今回の実践報告を通して自身の活動を振り返り、今後の計画についてワークシートに記入し、全体交流することができました。

ICT推進リーダー養成研修

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1 日時
・令和4年11月18日(金曜日)15時30分から17時

2 場所
・大阪市教育センター 8階研修室5

3 ねらい
・ICT活用や児童生徒の情報活用能力の育成等について専門的な知識・技能を身に付け、校内外においてICT活用を推進する方法を習得する。

4 内容
《研究協議》「ICT推進リーダーとしての実践について」
〈講師〉大阪教育大学大学院連合教職実践研究科 教授 森田英嗣 様
〈講師〉大阪教育大学大学院連合教職実践研究科 准教授 寺嶋浩介 様
・学校教育ICT推進リーダーとして、それぞれの学校(あるいは地域)で⾃分が⾏うべきことついて話し合いました。

5 受講生からの声
・ICT活用を広げていくテーマが、今の学校の課題と同様であり、それに対して深く議論ができました。
・グループワークでは、各校の課題や意見交換ができてとても有意義でした。
・ICT推進リーダーであることが自身の自信や励みになる、ICT推進リーダーであるからこそ貴重な経験を得ることができるなど、「ICT推進リーダー」という取組みの価値が高まっていくよう組織の在り方が発展していくことを期待しています。

園内研修支援

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1 日時
・令和4年12月13日(火曜日) 13時から17時
2 場所
・大阪市立愛珠幼稚園
3 ねらい
・各園の保育研究を伴う園内研修体制づくりへの支援を通して、すべての教諭の保育指導力の向上および若手教諭育成を中心とした園内研修の充実・活性化を図る。
4 内容
《保育の参観》
・3歳児・4歳児クラスの合同保育を参観しました。「子どもたちは楽器をつくる遊び」、「音楽ごっこをする遊び」、「木の実や素材を転がす遊び」、「リースや飾りなどをつくる遊び」、「ごちそうやペンダント、入れ物などをつくる遊び」の5つの遊びから自分がしたい遊びを選び活動しました。どの遊びの場でも、教師は笑顔を絶やさず、子どもと一緒に遊ぶ中で子どもの遊びを認めたり、他児の様子を知らせたりして遊びが充実するように支援していました。保育室に戻った後、子どもたちは今日の遊びの振り返りを行い、楽しかったことや工夫したことを友だちに知らせたり、友だちの思いを聞いたりして共有しました。
《研究協議会》
・園の教育目標である「身近な自然と関わる中で、考えたり工夫したりしながら充実感を味わう子どもを育てる」をテーマに、子どもたちが身近な自然に親しみ教師や友だちと充実感を味わいながら楽しく遊ぶための環境構成について協議しました。また、遊びを考えたり工夫したりする子どもへの教師の関わりについて協議しました。
《指導講評》
〈講師〉:幼稚園担当教育指導員 西浦 賢恵
・園の教育目標達成に向け、子どもたちがより豊かに考えたり工夫したりして、遊び込めるようにするために、教師が教育的意図をもって働きかけることが大切であるとの講義がありました。
5 受講生からの声
・子どもたちの興味・関心を高め、日々の遊びのつながりを大切にして実践を積み重ねていきたいと思います。

中学校音楽科新任教員研修2

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1 日時
・令和4年11月14日(月曜日)15時30分から17時

2 場所
・大阪市教育センター 音楽研修室

3 ねらい
・音楽科の授業研究に係る事項について、講義と実践研究を通して理解し、音楽科の指導に係る工夫改善の方法を習得する。

4 内容
《研究協議》「音楽科の指導方法の工夫について」
 事前課題として作成した「中学校音楽科 ICTを活用した指導実践事例」を基に、これまでの取組について実践報告を行い、これまで実践してきた指導の工夫や課題について、研究協議を行いました。
《講義》「音楽科の指導方法の工夫について」
〈講師〉総括指導主事 出口 みか
 「ねらいを明確に示した指導と振り返り」として、指導のねらいに応じて〔共通事項〕を適切に位置づけることが必要であることや、「ICT活用の際の留意点」として、効果的な活用場面を精選すること、また、「小学校との連携」として、校下の小学校でどのような学習や活動を行ってきているかを把握しておくことが大切であること等について、講義を行いました。

5 受講者からの声
・ICTを活用した指導について、他の先生のいろいろな実践や活用方法を聞けて良かったです。
・合唱の指導について疑問に思っていたことを聞いたり教えてもらったりできて参考になりました。
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