新任教員研修2【コミュニケーションとマナー・メンタルヘルス】

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1 日時
(1)令和4年6月14日(火) 16時〜17時
(2)令和4年6月16日(木) 16時〜17時
(3)令和4年6月21日(火) 16時〜17時

2 場所
大阪市教育センター 各研修室

3 ねらい
・社会人として必要なマナー等を理解し、保護者との良好な関係づくりをめざし、基本的なコミュニケーションのスキルを習得する。
・心身ともに健康を維持し学校教育に携わることをめざし、メンタルヘルスに関する知識を習得する。

4 内容
《ロールプレイング》「保護者との関係づくりについて」
事前課題の動画「コミュニケーションはマナーから」で学んだことを活かしながら、電話応対、個人懇談の場面を設定して、教師役・保護者役になってロールプレイングを行いました。その後、ロールプレイングをして気づいたことを協議し、保護者との関係づくりにおいて大切なことを学びました。

《研究協議》「メンタルヘルス対策について」
教職員給与・厚生担当作成の事前課題資料「教職員のメンタルヘルス対策について」で学んだことを協議しました。

5 受講生からの声
・もうすぐ個人懇談があり、不安を感じていたので、この研修を受講することでイメージをもつことができました。
・改めてメンタルヘルスの大切さを学ぶことができました。
・ロールプレイングを行いながら対応の仕方を学んだり、他の先生方と意見交換ができたりしたことがよかった。とても実りのある研修になりました。

学力向上支援チーム事業 小学校SAグループ会

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5月9日9時15分より大阪市教育センターにて
学力向上支援チーム事業 小学校SAグループ会が行われました。

グループ会では、令和4年度全国学力・学習状況調査における国語科の問題分析を山内指導主事を講師として研修を行いました。
「問われている力」「求められている授業」について考え、整理し、学校支援でお役に立つことができるよう勉強しました。

小学校国語科新任教員研修1、小学校算数科新任教員研修1

1 日時
・令和4年5月19日(木曜日)15時30分から17時
・令和4年5月19日(木曜日)15時30分から17時
・令和4年6月7日(火曜日)15時30分から17時
・令和4年6月7日(火曜日)15時30分から17時
・令和4年6月9日(木曜日)15時30分から17時
・令和4年6月9日(木曜日)15時30分から17時

2 場所
・大阪市教育センター 研修室5・講堂(集合)

3 ねらい
・国語科の基本的な事項について、講義と実践事例を通して理解し、国語科における指導方法を習得する。
・算数科の基本的な事項について、講義と実践事例を通して理解し、算数科における指導方法を習得する。

4 内容
≪講義≫「小学校国語科新任教員研修1」、「小学校算数科新任教員研修1」

<講師>
【国語科】総括指導主事 畠中 紹宏
・オンデマンド研修で提示した課題および研究協議題についての確認、発問づくり、つけたい力を意識した言語活動等について話がありました。
【算数科】指導主事 宮浦 恵美
・オンデマンド研修で提示した課題および研究協議題についての確認、数学的な見方・考え方、数学的活動等について話がありました。

≪研究協議≫
【国語科】
・事前課題としてまとめてきた、説明的文章の教材文分析や発問の工夫について、小グループでの話し合いを行いました。
【算数科】
・事前課題として考えてきた、「学力向上のための指導の実践事例集」より実践事例を1つ選び、学習の導入について、小グループでの話し合いを行いました。

5 受講生からの声
【国語科】
・形式的な授業を行ってしまっているという自覚がありつつ、思慮を深める授業を行うにはどうすればいいのか悩んでいたので、とてもニーズにあった研修だった。
・今まで不安に感じていた発問の仕方を具体的に学ぶことができた。
・実践例を提示してくださったので具体的なイメージが持てた。
・いろいろな考え方で意見を深めていくことが大切ということが分かった。
【算数科】
・導入方法について実際の生活と関連付けるということが学べた。
・同じ単元の導入でも、様々な視点やアプローチの仕方があることに改めて気づくことができた。
・実際の授業をもとにした交流がとてもためになった。他の学校の先生方の実践を聞いて自分の授業に活かしていきたいと思った。
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「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム2(第3〜5回講義)

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1 日時 令和4年5月21日(土) 13時15分〜17時

2 場所
大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F)

3 ねらい
大阪市の学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取り組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。

4 内容
第3回《講義》「エビデンスに基づく教育実践(学習面)の紹介」
   〈講師〉大阪教育大学 総合教育系 野田 航 准教授
    
「学びの問題」を具体的な行動と環境との相互作用の問題と捉え、学び手にやる気や能力がないと捉えるのではなく、環境(教える行為)こそが変わるべきであるという考え方を学びました。具体的な行動として考えるワークを行いながら、教える際に考慮する点を学びました。最後に、教師自身がエビデンス(データ)に基づいて変わっていく仕組みづくりの大切さについて確認しました。

《グループワーク1》「正方形を理解する」ことをめざす授業では、
          どのような具体的な行動ができるようになれば
          よいでしょうか。
《グループワーク2》「さかな」というひらがなの単語を書く時の下位
          行動を分析しよう。

第4回《講義》「学校改革のためのデータ収集・分析方法」
   〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授
 生活指導上のさまざまな問題に関するデータを、どのように収集・分析すればよいかについて、実際にパソコン上でアプリを操作しながら確認しました。そして、データに基づいた指導改善をどのように行えばよいのかを確認していきました。


第5回《講義》「学校改革案作成の具体的方法」
   〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 木原 俊行 教授
 講義内容を活用し、勤務校の課題についてまずは個人で考え、その後グループ討議で課題を共有しながら解決策を協議しました。

「エビデンスベースの学校改革」研修プログラム1(開講式・第1回講義・第2回講義)

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1 日時
令和4年5月14日(土) 13時15分〜17時

2 場所
大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館2階(講義室E・F)

3 ねらい
大阪市の学校現場が抱える課題に対応可能な学校組織の構築を支援するため、最新の研究知見・先進事例を紹介し、それらを参考とした既存の取り組みの強化と具体的な行動計画作成、学校改革推進に役立つデータ分析等について講義・演習を行う。

4 内容
開講式《講義》「エビデンスベースの学校改革」を開講するにあたって
   〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 森田 英嗣 教授
 まず、これからの学校管理職や教員は、エビデンスに基づいたコミュニケーションを創出し、それらをチームとして学校内外を組織的に動かすために活用しなければならないということを共有しました。そのため、本講座では、教育分野におけるエビデンスとは何かについて体系的かつ実践的に学ぶ場を提供し、エビデンスに基づくさまざまな手法を現職教員が所属する学校園に適用し、データに基づくPDCAサイクルを確立できるよう導くことが目標と明示されました。特に、より効果的な教育実践や学校改革が可能になる「エビデンス」はどこにあるのか、「エビデンス」を活用して教育実践や学校改革をしていく教員の資質能力とはどのようなものなのかについて触れ、最後に本講義の開講意図を踏まえて受講生の皆さんが期待することについて短時間の協議を行いました。

第1・2回《講義》「エビデンスとは何か?」「エビデンスに基づく教育実践:行動面」
〈講師〉大阪教育大学 高度教職開発系 庭山 和貴 准教授
 講義の前半は、エビデンスとはある実践には確かに「効果」があるというデータのことであり、どのようなデータをもって効果がある根拠(証拠)とするのかについてお話されました。具体的には、エビデンスの階層やランダム化比較試験について解説されました。また、エビデンスに基づく指導法をただ取り入れるだけでは不十分であり、個々にとって本当に効果があるかデータを収集し、そのデータを基に、指導改善を行うことの重要性についても触れました。
 講義の後半は、エビデンスに基づく教育実践の具体例として「ポジティブ行動支援(PBS)」について、ペアワークを取り入れながら望ましい行動を増やすアプローチ方法や声かけの工夫をご紹介されました。また、PBSを活用し、推進チームを作る必要性についても言及されました。PBS実践中に継続してデータを取って振り返り、必要に応じて支援の改善を行うというポイントを押さえ、今回の講義で活用したワークシートや受講生との協議内容を踏まえることで、明日からの学校改革にむけて前進できる内容の講義となりました。
   
《研究協議》「行動面へのエビデンスに基づく教育実践について」ワークシートを用いて
1.勤務校の児童生徒の行動面の課題について記入する。
2.1で書いたことを踏まえて、伸ばしていきたい望ましい行動(目標行動)を考える。
3.2で書いた望ましい行動(目標行動)の引き出し方を考える。
4.2で書いた望ましい行動(目標行動)へのフィードバックの仕方を考える。
それぞれ1分程度の記入後、3〜4人のメンバーで2分程度の協議を行い、意見交流を深めることができた。全体ではスクールリーダーシップコースの院生・援助ニーズ教育実践コースの院生・大阪市の研修として参加している受講生(科目等履修生含む)より1名ずつ発表し、実感を持った学びとなりました。

5 受講について
「エビデンスベースの学校改革」研修プログラムは、平成30年度に7校のモデル校で実践を開始しました。今年度はモデル校6校、フォローアップ校(過去のモデル校)5校で実践を進めています。取り組み内容を広めるため、本HPで概要をお知らせするとともに、今年度も「エビデンスベースの学校改革プレ研修」の開講を予定しています。

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