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中学校理科新任教員研修2(1)令和4年11月24日(木曜日)15時30分から17時 (2)令和4年11月25日(金曜日)15時30分から17時 2 場所 大阪市教育センター 7階 理科研修室 3 ねらい ・理科の授業研究に係る事項について、講義と実践研究を通して理解し、理科の指導に係る工夫改善の方法を習得する。 4 内容 ≪講義1≫「ICT機器を活用した授業実践報告」 <講師>築港中学校 檜谷 優 ・講師が、主体的・対話的で深い学びを実現するため、ICT機器の効果的な使い方について実践事例を報告するとともに、授業づくりのポイントについて講義しました。 ≪研究協議≫「ICT機器の効果的な活用法について」 ・受講生は、講義1の授業実践報告をもとにICT機器の効果的な使い方について協議しました。その後、受講生それぞれが考えてきたICTの授業での効果的な活用方法について共有し、今後の実践に生かしたいことについて協議しました。 ≪講義≫「探究の過程を踏まえた授業づくり-ICT機器の活用-」 <講師>総括指導主事 山崎 向太 ・理科授業におけるICT機器を効果的に活用するための実践事例や、「探究の過程の振り返り」を実現するための授業づくりのアイデアについて講義をしました。 5 受講生からの声 ・事前課題で「ICT機器の効果的な使い方」を考えていたことで、集合研修を受講して授業でのICT活用についてより理解が深まりました。また、主体的・対話的で深い学びを実現できるポイントがわかり、とても有意義な研修でした。 ・他校の現状や実践を知ることができて、授業に生かしたいと思いました。また、「探究を振り返る」という授業づくりのイメージができました。 首席研修・令和4年11月7日(月曜日)15時30分から17時 ・令和4年11月11日(金曜日)15時30分から17時 2 場所 ・大阪市教育センター 講堂 3 ねらい ・学校組織の中での首席としての役割を認識し、学校運営について積極的に取り組むことができる資質・能力を習得する。 4 内容 《講義》「学校運営方針の具現化について」 〈講師〉大阪教育大学 大学院連合教職実践研究科 岡田 和子 特任教授 学校組織内での首席の役割について触れ、「事前課題アンケート」の集計結果を基に具体的な事例を挙げてご教示されました。学校運営組織において、教頭と教職員の間に校務の要となる職として、配置され、学校運営体制・機能の充実を図り、(1)思決定支援(2)校務等の調整(3)相談支援・人材育成(4)渉外・広報が主な職務となるのだが、小学校及び中学校ともに現状として、充分な役割を担えてないという意見がアンケートに多く見られました。それらを解消するために、首席だからこそできる学校づくりについてビジョンを持ち、またそれらを具現化するために何から手掛け、誰の意識改革を狙うのか等、組織改革について言及されました。また、講義の後半には近くの先生方との交流があり、本研修での学びについて全体共有し、今後の首席としての資質・能力の向上に向けて見通しを持つことができる学びの場となりました。 5 受講生からの声 ・首席という立場が学校ごとによって違うことや、自分の中で足りないことなど、知ることができました。首席の立場で、その学校内で自分ができることを見つけて取り組んでいきたいと思います。 ・首席の職務がもっと周りの教職員に周知されれば、職務に遂行できると改めて思いました。また、首席の業務に集中できるような環境が整備されることを期待します。 ・首席に課せられた職責は大きいものがありますが、逆に学校での仕事において、すべてのことに首席は関われると理解しました。首席という立場を利用して積極的に教職員や児童、保護者と関わって、楽しく働く背中を今後首席になるであろう後輩に見せたいと思いました。 ・首席として、何ができているのかという悩みがありました。時間的余裕はないに等しいですが、働き方改革を担う一員として、「当たり前を見直す」ことを教職員一人一人から意見をうかがって改革に乗り出そうと思いました。 令和4年度 3・4・5年次栄養教員研修
1 日時
・令和4年11月11日(金曜日) 15時〜17時 2 場所 ・大阪市教育センター 研修室4 3 ねらい ・自己の学校組織における役割について意識を高めるとともに、栄養教員としての高い専門的知識・技能を習得する。 4 内容 ≪講義≫「学校の教育活動を通じた食育推進における栄養教諭の役割」 <講師>大阪市教育委員会事務局 指導部 保健体育担当 給食グループ 指導主事 中川 ひとみ ・「食に関する指導」について、栄養教諭が果たすべき役割や学校園で取り組む上での留意事項についてお話いただきました。また、食に関する指導の全体計画について、学校の課題の分析と、その改善につながる評価指標のあり方についてご示唆いただきました。 ≪研究協議1≫ 「学校の教育活動全体を通じた食育推進における栄養教諭の役割」 ≪研究協議2≫ 「学校給食管理における現在の課題」 <指導助言>大阪市教育委員会事務局 指導部 保健体育担当 給食グループ 指導主事 中川 ひとみ ・「全体計画の作成にあたり、学校の食育の目標や評価はどのように決めているか」「学校給食を実施するにあたり、現在最も課題だと考えていることは何か」について、各校の現状やそれを踏まえた改善策などを協議しました。 5 受講生の声 ・全体計画や、年間計画を立てる際のポイント等ていねいに教えていただきました。自校の実態を踏まえて、実践していきたいと思います。 ・給食室の衛生管理や、食に関する指導の数値目標等、我々自身がしっかりと知識を身につけた上で、自校の実状や課題に対応していくことが重要であると、あらためて認識しました。 ・給食業務関係など、学校だけではなかなか悩みを共有することができないので、研修を通じて他校の様子や対応を聞くことができてよかったです。自校での取り組みも再度見直して子どもたちにとってより良い方法を実践していきたいです。 幼稚園新任教員研修2
1 日時
・令和4年11月1日(月曜日) 12時45分〜17時 2 場所 ・大阪市立玉造幼稚園 3 ねらい ・指導者の教育的意図をもった働きかけについて学ぶとともに、保育研究の重要性を理解して積極的に取り組むために、新任教員の保育を参観し、保育研究における研究協議や教材研究等を通して、保育の指導方法を習得する。 4 内容 ≪研究保育≫「造形遊びを楽しもう」 <保育者>玉造幼稚園 教諭 木村 紗耶 5歳児が様々な形の木片や、どんぐり、まつぼっくりといった自然物の素材から自分なりにイメージを広げて製作活動に取り組む様子を参観しました。園児はいろいろな素材を組み合わせたり、置き方を変えてみたりと試行錯誤をしながら表現することを楽しんでいました。保育の後半では、互いに作品を見合って、自分のイメージしたことを嬉しそうに友達に伝えていました。 ≪研究協議≫ 研究保育を参観し、気付いたこと、感じたことについて話し合いしました。話し合う中で、どの新任教員も幼児が安心して自分なりのイメージを表現するためにはどのような環境構成や働きかけが必要であるかについて課題を感じていることが分かりました。そこで、普段の保育の中で自身がどのような工夫を図っているかについて情報共有を行いました。また、事前課題として作成した保育指導案や実践記録をもとに工夫した点を交流したり、互いに助言を送ったりしました。 ≪講話≫「造形遊びの基礎・基本」 <講師>玉造幼稚園 園長 井上 京子 園長先生のこれまでの豊富な経験をもとに、造形遊びの基礎・基本についてご教示いただきました。はさみやテープなど用具の基本的な使い方を幼児に伝える方法や、紙製作をする上での工夫や留意点、絵画製作での描画材料と表現方法など、実演も交えながら詳しく教えていただきました。また、幼児の主体性を引き出すような教材の提示の仕方など、新任教員の課題解決につながるようなアイデアについてもたくさん聞かせていただきました。 5 受講生の声 ・研究保育を見学することで、教育的意図をもった働きかけや、環境構成など普段とは違う視点で学ぶことができました。幼児への言葉かけや、助言の仕方など、自分が取り組む際にも取り入れていきたいと思います。 ・研究協議では、自分の悩みや困りごとを伝えることができました。他の先生方に共感してもらったり、助言をいただいたりして様々な学びや気付きがありました。充実した時間を過ごすことができました。 ・造形遊びの基礎・基本について丁寧に分かりやすく教えていただきました。初めて知ったことがたくさんあり、貴重な学びの機会となりました。幼児が楽しく造形遊びをするには、教師自身が正しい知識を身に付けるべきであると改めて認識しました。 新任教員研修4【コンプライアンス・ハラスメント・子ども理解】・令和4年11月8日(火曜日)16時から17時 ・令和4年11月10日(木曜日)16時から17時 ・令和4年11月15日(火曜日)16時から17時 2 場所 大阪市教育センター 各研修室 3 ねらい ・公務員としての使命を自覚し、コンプライアンス意識を醸成する。 ・仲間同士が支え合い高め合う「学び」を実現するための、集団づくりの重要性について知識を習得する。 4 内容 ≪研究協議1≫「コンプラアンス、ハラスメントについて」 事前課題「『服務とコンプライアンス』について」「スクール・セクシャル・ハラスメント防止に向けて」「教職員服務ハンドブック」を通して学んだことについて小グループで協議を行いました。 ≪研究協議2≫「子ども理解〜特別支援教育のあり方〜について」 事前課題「子ども理解〜特別支援教育のあり方〜」(関西国際大学 中尾 繁樹 教授 講演動画)で学んだことを活かして、各校園種、職種ごとのケーススタディにより、児童生徒への支援のあり方について小グループで協議を行いました。 5 受講生からの声 ・改めて公務員としての自覚と高いプロ意識をもつことの大切さを学ぶことができました。 ・現在、担任をしている児童の姿を思い浮かべながら協議をしました。児童の特性に目を向け、一人一人にあった支援をしていきたいです。 ・子どもの支援方法について協議をする中で「そういう対応もできるのか」と新しい発見をたくさん得ることができました。生徒をいろいろな角度から見て、支援方法を柔軟に考えていく必要があることに気づきました。 |