中学校 いじめについて考える日今日はいじめについて考える日です。大阪市の小学校中学校では、次の月曜日、すべての学校でいじめについて考える日とし、こうして話を聞いたり、話し合ったりしています。皆さんも必ず教室に戻ってクラスでしっかり話し合ってくださいね。 小学生低学年の頃は何をするのも一対一なんですよ。自分と先生、自分と誰か、誰かと誰か。これが4年生くらいかな集団ということが理解できてくるのは。クラス、学年、チーム、グループという集団。 今日は認証式でした。学級委員などに認証状を渡して半年間の役係をお願いしました。これもまた集団というものが出来上がっているからこそ学級役員などの役係ができるんです。 いじめについても同じで、低学年の頃は、誰かに嫌なことを言われた、誰かに消しゴムを取られた、そんな一対一のいじめの様子が多いですね。それが高学年や中学生になると、何人かで一人をターゲットにする。SNSで一人だけを無視する。これも集団意識があるからです。この集団の中にいる皆さん、もしいじめを見たら、クラスの中でいじめをされている人がいたら、ほっとかないでくださいね。 この集団という意識をいい方向になるように、クラスという集団で、今日、必ず話し合ってください。 令和5年5月1日 中学校全校集会 いじめについて考える日 校長講話 小学校 いじめにつて考える日いじめは、人間として絶対に許されない、してはいけないことです。 みなさんは「いじめ」と聞いてどのようなことを思い浮かべますか。悪口、暴力、いやがらせなど思い浮かぶと思いますが、このようなことをされると、胸がくるしくなったり、心に矢が刺さったように心が痛んだりすると思います。 何人かでこそこそと聞こえないように悪口を言う。「きもい」「うざい」などと言う。机やノートに嫌なことや落書きをする。机の上の筆箱やノートをわざと落として知らん顔で通り過ぎる。筆箱などを隠したり、誰かの筆箱を机の中に入れたりする。遊んでいるふりをして、たたいたり蹴ったりする。 このようなことが続くと、心に矢がいっぱい刺さり痛みに耐えられなくなってきます。この矢は自分では抜くことができなくて、友達が声をかけてあげたり助けてあげたり、いじめをした人が謝って二度としないようにしないと抜けません。そして矢が刺さった傷は、小学校を卒業しても中学校を卒業しても大人になっても10年20年と消えることはありません。 嫌な気持ちでいると、好きなことも楽しんでできなくなり、何より笑顔がなくなり健康でなくなってしまいます。笑顔で楽しそう、嬉しそうにしている様子を先生はたくさん見たいです。 みんなと一緒にいると、嫌な気持ちではなく、楽しかったり、嬉しい気持ちになったり、笑顔になれるようにするにはどうすれば良いかみんなも考えて、たくさんの笑顔を見せてください。 令和5年5月1日 小学校全校朝会 いじめについて考える日 副校長講話 8年生 授業の様子4年 算数の学習自分の考えをノートに書き、考え方を整理していきます。 9年生 音楽の授業 |