ラグビーワールドカップ2023
今年野球のWBCがありましたが、今年もう一つ大きなスポーツの大会があります。それはラグビーワールドカップフランス大会です。日本は9月10日チリ戦から試合が始まります。WBCという大会からも様々なドラマが生まれ、大きな感動を呼んだのは記憶に新しいでしょう。今回の大会でも大きな感動が生まれるのではないでしょうか?
2019年に行われたラグビーワールドカップの話をしたいと思います。ワールドカップ日本開催の結果、にわかファンも含めてラグビーのファンが増えました。テレビなどで特集も組まれました。ある番組の質問コーナーで「ラグビーの選手は、どうみても逆転のチャンスはないのに、最後まで全力プレイを続けるのはなぜですか?」 2019年9月26日に神戸で行われたイングランド対USAの試合。試合終了5分前、スコアはイングランド45点、USA0点、最大のスコアはトライ&ゴールの7点なので、逆転の可能性はありません。絶対に勝利を得ることはできないのにも関わらずUSAの選手はベストを尽くしていました。「USAの選手は、勝利する可能性はないのに、なぜあきらめないのでしょうか?」 試合は終了時間を2分以上超えて続けられ、イングランドも試合を続けました。イングランドの選手がボールをタッチにけりだせば、試合が終了するのですが、イングランドの選手はボールをタッチにけりだすことはありませんでした。 最後にUSAはトライ&ゴールをとって45−7で試合は終了しました。 最後の10分は、イングランドサポーターも含めて全観客がUSAと叫び続けていました。 「なぜ両国の選手はプレイを続けたのでしょうか。」 これは優先順位の問題です。 優先順位1は、正々堂々と戦うこと、相手を尊敬すること、誇りあるプレイで試合を終わることです。 優先順位2は、国のために勝利をえること。もちろん両方とも大切です。しかしラグビーでは「ノーサイド」と言って試合が終われば敵味方関係なくお互いを称えあいます。最後まで勇敢に戦うことが大切なのです。 ![]() ![]() 心配される体力低下に対して
昨年の全国体力テストの結果を考察すると、
体力合計点では、 男子では大阪市比0.90、全国比0.87 女子では大阪市比0.95,全国比0.92 と市内でも平均以下になっています。 原因は様々な点があると考えられますが、子どもたちの生活様式が屋外から屋内中心になったことが大きいと思います。もともと運動やスポーツをすることは非常に好きな児童が多く、体育の授業にも積極的に取り組んでいます。 体力テストの1週間の総運動量60分以内の児童の割合は、 男子15.4%、女子16.7%で、 大阪市や全国と比べても高い割合になっています。 また、運動部や学校外のスポーツクラブなどに入っていない児童の割合も 男子50%、女子66.7%で、 大阪市や全国と比べると高い割合になっています。 運動やスポーツは身体の成長だけでなく、心の成長にも大きく影響してくるものです。本校では、研究教科を体育科として、運動やスポーツが嫌いや苦手な子でも取り組んで行ける取り組みを検討していきたいと思います。 ![]() ![]() 最初の一歩 スポーツテスト
初めてソフトボールを投げる子もいるかもしれません。
![]() ![]() スポーツテスト 6年生
ソフトボール投げです。なかなか遠くには難しいですね。
![]() ![]() 引き渡し訓練
本日最後に、保護者の皆様にお子さんを引き渡す訓練で終了です。ご協力ありがとうございました。この後オンライン接続テスト及び学習があります。合わせてよろしくお願いします。
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